バンダイ MG ガンダムMk-II ver.2.0 ティターンズ HDカラー レビュー


 

今回のガンプラは、巷では希少品と化した『MG ガンダムMK-Ⅱ HDカラー』をご紹介。

 

ガンプラで史上初めてVer2.0として売り出された名品ということで、行きますよーイクイク!

 

それでは早速レビューへと参りましょう。

 




 


パッケージ


 

 


付属品一覧


パーツ総数はMGとしては標準的。

 

組み立ては連続3~4時間程度。

 

シリンダーパーツはメッキコーティング仕様。

 

メッシュパイプ

 

このキットには今では珍しいメッシュ素材のパーツが同梱。

 

ガンダムHDデカール

 

このガンプラには、一般流通仕様には付属していない「HDカラー」専用の箔押しデカールが同梱。

 

最大の特徴は業界初のメッキ調デカールということ。

 

そういう意味では、リアリスティックデカールの先駆的存在とも言える画期的なもの。

 

MK-Ⅱ2.0自体、ガンプラで初めて2.0の名を冠しているだけでなく、デカールも今までにない試みが随所に盛り込まれているのが特色。

 

こいついつも先を見据えてんな。

 

ガンプラナンバーとか懐かしすぎて(涙が)で、出ますよ・・・

 

ホイルシール

 

ガンダムデカール

 

マーキングシール

 

 


RX-178 ガンダムMK-Ⅱ


 

『RX-178 ガンダムMK-Ⅱ』は、連邦軍によって『RX-78 ガンダム』の後継機として開発された試作型MSである。

 

開発はティターンズ主導で行われ、U.C.0085年にスタートされた。

 

総帥ジャミトフ・ハイマンの意向によって当時における最新鋭の技術が惜しみなく投入され、開発にあたってかつてのガンダムの開発にも携わった人材が破格の待遇で集められたが、ジオン系列の技術は完全に廃して作られた。

 

開発主査はフランクリン・ビダン大尉が務め、U.C.0087年1月20日に完成。

 

本機は対外的にはティターンズのフラグシップ機として開発され、その意義は戦術兵器としてのそれに留まらず、アースノイドのスペースノイドに対する示威としての側面もあった。

 

同時に宇宙世紀0083年のデラーズ紛争勃発後に、ジオン残党軍の脅威を背景に拡大を続けるティターンズが、連邦軍組織としての自らの正統性を知らしめる為の象徴として完成させたゆえに、その完成式典に際し本機は、ティターンズをして「我々の、我々による、我々のためのガンダム」と称されたのである。

 

開発当初はMS用新素材の研究が進まなかったため、ガンダリウム合金が普及しつつある最中、装甲やフレームに旧来の「チタン合金セラミック複合材」を用いるなど、技術的に旧式な部分も少なくない。

 

本機はコア・ブロック・システムを廃し、一年戦争末期に提案された球形コクピットを発展させた全天周囲モニター・リニアシートを採用している。コア・ブロック・システムは「機体制御」と「パイロットの保護」の2つの役割を兼ねていたが、イジェクション・ポッドの採用でこれらを分離することが可能となり、機体制御を四肢にまで委ねるという新技術「ムーバブル・フレーム」へと昇華。

 

同時期の機体に存在したエネルギーサプライシステムはエネルギーCAP実装と、構造の複雑化を避けるため廃止され、バックパックには4基のメインスラスターに加え、ビーム・サーベルホルダーを兼ねたフレキシブルバーニアスラスターを装備する。

 

この時、スラスター関連システムを開発するにあたっては、連邦軍製MSのジェネレーターユニットを納入している、タキム重工のトップエンジニアを技術士官として招聘するなど、異例とも呼べる開発陣で固められた。

 

フレームは『RGM-79Q ジム・クゥエル』の腕部や『ガンダムTR-1[ヘイズル2号機]』のポッド可動フレームなどの技術をより発展させたもので、このムーバブル・フレームを全身に採用した機体は本機が初となる。

 

本機に搭載されたムーバブル・フレームの構造は斬新かつ優秀で、同時期に開発された『RMS-099 リック・ディアス』や『プロトΖガンダム』に搭載されたフレームの設計を凌駕している。

 

そもそもジオン系MSはモノコック構造、連邦系MSはセミモノコック構造と設計概念が異なっており、この時代のMSは両者を必要に応じて使い分けていたいたが、純粋な連邦系技術のみで開発することにより、統一したフレームで機体を構成するムーバブル・フレームの発想に至ったとも言われている。

 

ムーバブル・フレームは装甲や武装を機体の基本構造(フレーム)と分離させることによってフレーム自身を可動優先の理想的な構造に設計することが可能であり、可動に応じて装甲がスライドすることによってフレームを保護するものである。

 

これによって機体の運動性能が大幅に向上し、メンテナンス性も向上することになり、このムーバブル・フレームにはフィールドモーター技術が使用と同時に、フレーム自体が伸縮するうえ、捻れることでストレスを軽減することが可能である。

 

脚部の可動部の露出が目立つのは、ビーム兵器を効果的に防御できる装甲が存在しない以上、重装甲化によって機体重量の増加を招くよりも、軽量化によって機動力を向上させ、被弾率を低下させるという当時主流となっていた設計思想にもとづいているためである。

 

また、フレーム各部に設けられたヒンジやシリンダーは自重や加速、衝撃時の応力を分散させる機能も兼ねている。

 

フレームには各種のセンサーが内包され、得られたデータの管制を頭部に設けられたコ・プロセッサーを介してメイン・プロセッサーに伝達するとともに、プロセッサーから各アクチュエーターに指令を出し、応力や衝撃の分散を最適化する機能を有している。

 

しかし、これらのデータはメイン・プロセッサーで統制しきれないほど膨大な量であったため、データに優先度を設けて処理が行われている。

 

本機はフレーム材質の問題から関節軸の摩耗が生じ、データ処理の優先度の関係からこの軸の偏摩耗の情報が機体制御へ十分に反映されていなかった。

 

また、ムーバブル・フレームの採用によって可動軸が増えたため、機体全体としてこの偏摩耗による影響を無視することができなくなり、パイロットはこれを補正しながらの操縦を強いられた。

 

このことから、機体の操縦性悪化に伴い、稼働中での不安定さがより顕著なものとなり、後述する墜落事故をはじめとする頻発する事故の要因となっていた。

 

そのため、本機のテストパイロットは劣悪な操縦性を嫌い、一部の者は『RMS-106 ハイザック』等の機体性能よりも操作性に優れた機体を選択する傾向も見られた。

 

また、開発当初は脚部のムーバブル・フレームは構造的に柔軟性を有してはいたが、構造材の強度に問題があったため、瞬発的な外力に対し剛性が不足していたとされ、ムーバブルフレームは合計6回に渡る設計変更が行われたものの、遂には問題点を解決するには至らなかった。

 

U.C.0087年3月2日には、サイド7グリーンノア1内での運用試験中にフランクリンの息子カミーユ・ビダンにより奪取され、そのままエゥーゴに捕獲され、紆余曲折あったものの、結局はティターンズ所属のエマ・シーンの離反により、稼働中の3機全てがエゥーゴの手に渡る。

 

さらに、4号機はMk-II強奪事件以前にグリーンノア1内で実施された高速機動試験中に墜落事故を起こし、パイロットも死亡したとされる。

 

加えて、本機は主にスペースコロニー内部での戦闘を想定した設計となっているため、宇宙空間や重力下ではカタログスペック以上の性能を発揮する事も出来ず、この経緯を知った開発者であるフランクリンをして「あんなもの、もういらんでしょう」とまで貶されていた。

 

この時期、本機のデータ収集機としての役割は十分に果たされ、それを基にした新型機が既に開発中だったのもあり、ティターンズも本機を世論に対して自身の行いを正当化する為のプロパガンダ用の機体として開発したと言っても過言ではなく、機体そのものは全く評価していなかった。

 

後にエゥーゴはこれらの欠陥を改良し、本機を主戦力として活用。

 

結果として、本機はエゥーゴに強奪されることによって本当の意味で完成したMSとなり、その性能を発揮することとなった。

 

その後は、機体解析の為にアーガマ内で2号機を解体をした結果、フレーム構造の複雑さや強度が量産に向かないという事が発覚。

 

最終装甲を交換する事で各種戦闘に対応可能な設計となっていたが、エゥーゴによる奪取後は生産ラインに乗せるに足る機体ではないと判断され、エゥーゴ側も量産を断念。

 

再調整を行い3機分のパーツから1機を運用し、解体した2号機はそのまま予備パーツ用として利用され、3号機は初代ガンダムを彷彿とさせるメイン画像の白を基調とした機体色に塗り替えられた上で、エゥーゴ側の機体として実戦配備される事となる。

 

残りの1号機はムーバブル・フレームの解析と開発参考用としてアナハイムエレクトロニクス(AE)社に送られ、その後はAE社で補充パーツの製造を行い、素材も強度に優れたガンダリウム合金に変更されている。

 

ムーバブル・フレームをはじめとする本機のデータは『MSZ-006 Ζガンダム』などの可変MSの開発や、グリプス戦役後の地球連邦軍(エゥーゴ、カラバ)の主力機『RGM-86R ジムIII』に本機の設計の一部を取り入れる等、後世のMSの技術革新に大きく貢献。

 

一年戦争におけるガンダムを連想させる白い機体となった本機は、皮肉にも開発したティターンズに対する戦闘で高い戦果を挙げると同時に、ガンダムの正当な後継機として「アースノイドのスペースノイドに対する示威の象徴」でもある本機を手に入れたことは、エゥーゴにとっても大きな意味を持った。

 

ということで、『ガンダムMK-Ⅱ』です。

 

今回はハイザック、デカマラサイに続いてティターンズ系を連続レビュー。

 

キットは2006年に発売されたもので、HDカラーVer.は成形色を若干変更した仕様となったキットで、グロスインジェクション成形で美しい光沢を再現。

 

まるでマキブのポリゴンみたいだぁ・・・(恍惚)

 

余談ながら、HDは『High Definition video(高精細度ビデオ)』の略称なので覚えて、どうぞ。

 

それ以外は特に変更点はなく、一般流通しているMK-Ⅱと全く同じものであり、エゥーゴ仕様から成形色を変更し、さらにHDカラーへと何度も成形色が変えられているのが特徴。

 

MG特有の使い回しは健在。

 

HDカラーの名を関するだけあり、当時のセル画に近い色合いに調整され、より劇中のイメージに近いカラーリングで再現。

 

成形色は往年のティターンズブルーとブラックで、黄変しやすい白に比べて無塗装でも長期間の保存が利くのも長所の一つ。

 

プロポーションは良くも悪くも無難で、各部ディテールや造形は優秀な部類。

 

リサイクルショップで、投げ売り2割引はありがたいけど、(品質管理が)ガバガバかなぁ・・・

 

 


頭部


頭部の造形は完璧で、どこから見てもMK-Ⅱそのもの。

 

濃紺のティターンズブルーに加え、バルカンポッドの装備で他のガンダムにはない個性的なイメージを演出。

 

色分けはPGよりも進化。

 

デュアルアイ・頭頂部センサーはクリヤーパーツを採用。

 

クリヤーパーツとは言え、電飾前提でなければデュアルアイは目立たないため、塗装してシールを貼り付けて再現。

 

頭頂部センサーはクリヤーブルーに塗装し、裏側にラピーテープを貼り付け。

 

バルカンポッドのアンテナは可動式。

 

造形は優秀ながら、パーツ構成は単純で合わせ目が出てしまうのが欠点。

 

後ハメも難しいので、思い切って合わせ目をモールド化するのも手。

 

首関節はダブルボールジョイント。

 

可動範囲は広く、首を横に振る事は難なく可能。

 

上方向にも大きく可動。

 

 


肩部


ショルダーアーマーは色分け・パーツ構成とも秀逸で、合わせ目が出ない方式を採用。

 

可動範囲も広く確保され、肩の自由度は非常に高いのが見所さん!?

 

バルカンポッドに干渉するものの、肩を上方向に上げる事も可能。

 

また、引き出し式関節で前後にもスイング可動も可能。

 

 


腕部


腕部は上腕部に一体成型パーツ、それ以外はパネルラインに沿ってパーツを分割する等、合わせ目が出ない方式を採用。

 

肘関節は2重関節により、180°可動。

 

また、肘関節の可動に連動して外装の一部がスライド可動。

 

手首関節は関節の自由度が異常に高く、まるで人間のように柔軟に可動。

 

ハンドパーツは指が可動式。

 

デフォルトでは五指独立可動ではないものの、薬指~小指はナイフで切断すれば簡単にフル可動化。

 

武器の保持は掌のピンで接続するため問題なし。

 

 


胴体


ガンダムの系統らしく、直線的なラインで構成された胴体。

 

色分けを始め、各部ディテール等も精密に再現され、エゥーゴ仕様とは成形色以外変化無し。

 

ただし、初期生産版(エゥーゴ仕様)には実装されなかった、腰部関節のスイング可動が新たに設けられている。

 

そのため、腰部関節が可動して、より可動域が拡大。

 

現在のエゥーゴ仕様は変更されてるのかって?

 

知らねーよ、そんなの。

 

コックピットハッチは開閉可能。

 

動力パイプにはメッシュ素材を採用。

 

また、スラスターを兼ねたサーベルグリップはボールジョイント可動。

 

 

サーベルグリップ自体も独立可動し、肩の自由度の高さと相まってサーベルを取り出すポージングも再現可能。

 

バックパックは取り外し可能。

 

裏側は精密なモールドで造形化。

 

スカートアーマーはリアアーマーを除き全て独立可動。

 

 


下半身


スマートになりつつも、MK-Ⅱらしい骨太なフォルムの脚部。

 

ムーバブル・フレームの広範な可動域を最も実感出来る部位で、足の可動に応じて連動するギミックも内蔵。

 

反面、連動ギミックの影響で足の構造が複雑化しており、組み立てが難解と化しているのが欠点。

 

股関節は前後にスライド可動。

 

これにより、ある程度立膝を着く事も可能。

 

股関節はボールジョイントながら、大腿部のロール可動が追加された分、従来のキットよりも可動域が拡大。

 

回し蹴り等のアクロバティックな動きも再現可能。

 

膝関節は2重関節により、180°可動

 

肘関節の動きに連動して、大腿部装甲及びニーアーマーは独立可動。

 

足首関節は多重関節構造。

 

アンクルアーマーの干渉により、左右にはあまり開かないのは残念な部分。

 

ただ、足裏の接地面積が広いので安定感は優秀。

 

前後には大きく可動し、ソールも独立可動。

 

足首のシリンダーは連動して可動する方式。

 

足裏は精緻なパネルラインの再現だけでなく、現行のRGに先駆けて2色で色分けする等、先進性を感じ取れる部分。

 




 


内部フレーム


PG程ではないにしろ、ムーバブル・フレームは精密に造形化。

 

設定通り、人間に近い動作を可能にしており、アクション性も10年以上前のガンプラとしては極めて良好。

 

上半身はPG版を簡略化した造形ながら、ディテールはそこまで劣化してはいないのが特徴。

 

コックピットは設定通りインジェクションポッドで再現。

 

コックピット内部はパイロットやリニアシート等も精密に造形化。

 

完成後は殆ど見えない部分ながらも、細部まで緻密に再現。

 

脚部は今回のキットのPRポイントの一つ。

 

 

脚部ムーバブル・フレームはメカニカルな造形で再現され、可動も申し分ない反面、前述したように組み立てはやや難あり。

 

 


比較


『MG ハイザック』、『MG マラサイ』と比較

 

初期のティターンズ主力機が揃い踏み。

 

マラサイ以降、ティターンズ陣営の新作が出ないのは、悲しいなぁ・・・

 

いい加減、ヘイズルばかり流用するのやめてくれよ・・・(絶望)

 

バンダイ MG ハイザック レビュー

バンダイ MG マラサイ レビュー

 




 


オプション


オプションは主にライフル、バズーカ、サーベル等スタンダードなものが中心。

 

エゥーゴ仕様(定価4,400円)より安価になっている分、カタパルト等は省かれてしまっている。

 

ビーム・ライフル

 

装備はこの時期のガンプラとしては珍しい多色成型仕様。

 

ターゲットスコープはクリヤーパーツ成形。

 

但し、合わせ目が出る構造。

 

ターゲットスコープ・フォアグリップは独立可動。

 

ライフルはサイドアーマーに懸架可能。

 

シールド

 

シールドは一体成型パーツの多用により、合わせ目が出ず、色分けもほぼ完遂。

 

但し、艶がある所為かいつもよりもヒケが目立ってしまっているのが弱点。

 

シールド裏にはライフル用のEパックを取り付け可能。

 

シールドはスライド可動により、伸縮機能を搭載。

 

ビーム・サーベル

 

サーベルはビーム刃はエゥーゴ仕様と同じものを流用。

 

ハイパーバズーカ

 

ハイパーバズーカは砲身がスライド金型により、予め円筒状で成形されているのが長所。

 

合わせ目処理の手間がかからないという点では、改修時にも大きな役割を果たしているのも強み。

 

カートリッジは取り外し可能で、サイドアーマーに装備可能。

 

また、ハイパーバズーカ自体も腰部のマウントラッチを介して懸架可能。

 

グリップは可動式で、肩越しに構える事は容易。

 

 


アクション


ということで、『MG ガンダムMK-Ⅱ Ver2.0』でした。

 

総評としては、ガンプラで史上初めてVer2.0と銘打っただけあり、MGとしては特別複雑なパーツ構成ではなく、組み立ても比較的楽な部類で、2022年時点でも十二分に通用する完成度を誇るのが魅力。

 

劇中のイメージや、ゲームで見せるダイナミックなアクションも容易に再現可能で、可動範囲はムーバブル・フレームによって極めて広く、先にリリースされたPG版と比べて軽量かつ小型化している分、各関節の保持力も安定。

 

それを支えるムーバブル・フレームはABS樹脂で構成され、強度面でも優れているのが長所ながら、塗装時は注意を払う必要があるのが看過出来ない部分。

 

しかしながら、合成ゴム等は使われていないだけ良い方。

 

成形色も黒を基調としたティターンズブルーに調整され、黄ばみやすい白に比べて成形色を活かしやすく、塗装する必要性が無いのは無塗装派にもウレシイ・・・ウレシイ・・・。

 

艶消しするだけでも大分見た目が改善されるので、艶消しコート吹いて、どうぞ。

 

艶消しコート吹いたら折角のグロスインジェクションが台無しなんですが、それは・・・

 

また、ティターンズカラーはGSIクレオスからガンダムカラーとして販売されており、充実したラインナップ故に塗装する際も調色の必要がないというのも利点。

 

白いのに比べ、黒と濃紺を基調としたティターンズ仕様独特の味のあるカラーリングも魅力の一つで、黒いのはセクシー・・・エロい!

 

本体の合わせ目は頭部以外現れず、パーツ構成も洗練され、ギミック面も当時は斬新だった装甲のスライド可動が導入され、遊び心に満ちている試みがなされているのもポイントの一つ。

 

それと同時に、設定上にあるムーバブル・フレームの持つ柔軟性・可動域拡大に説得力を持たせる事にも成功しており、従来のMGよりも頭一つ抜きん出たアクション性を併せ持つのも魅力。

 

欠点らしい欠点はあまりないものの、強いてあげればガンダムとしては地味な印象が強く、良くも悪くもリアルロボットとしてのガンダムとしての側面が強調されている印象。

 

また、パーツ精度もガンプラとしては若干悪く、組み立てし辛いのも欠点で、これがHDカラーへと仕様変更された影響なのかは現時点では不明。

 

とは言え、グロスインジェクション成形により、初心者でも簡単にグロス仕上げのガンプラが手に入るのは大きなメリット。

 

反面、肝心のグロスインジェクション成形も完璧ではなく、部分的に成型時の傷等が一層目立つ弱点も同時に抱えているのは一長一短。

 

埃を巻き込んだメッキコーティング同様、ある程度妥協するか、成形色を活かすなら研磨処理で地道に消すしか方法がないのが致し方ないところ。

 

しかしながら、10年以上前のガンプラとしては現行のものに遅れを取らない破格の出来栄えなので、手を加えれば最小限の作業でディテールアップ可能であり、ベテランからビギナーまで扱いやすいのが強み。

 

当然ながら、『MG スーパーガンダム』に付属するGディフェンサーとの合体も可能で、Gディフェンサーを塗替えれば、ティターンズカラーのスーパーガンダムも再現可能なプレイバリューの高さを持つのも見逃せないころ。

 

あぁ^~いいっすねぇ~

 

普通にアンチヒーローみたいでカッコイイと思う(小並感)

 

いやそりゃ黒いガンダムが揃うのは気持ちええっすよそりゃねえ。

 

まぁ、悪質転売屋が蔓延る通販サイトでガンプラ買うのは、詐欺師に金を渡すようなものなので、(今買う必要は)ないです。

 

そもそもAmazonでホビー商品を買うのは地雷って、それ一番言われてるから。

 

Amazonは日用品や輸入品メインのECサイトであって、素性の知れない転売屋からおもちゃを買ってはいけない(戒め)

 

そんな金の無駄遣いするくらいなら、株券でも買って投資に回した方が利口だと思うゾ。

 

あ、そうだ(唐突)

 

それはそうと、前回のガブスレイのコンセプトアートに続き、旧ザクも描いたゾ。

 

丁度、お蔵入りしたザク2.0F型が余っていたため、これをベースに未だリリースされていない旧ザクVer2.0を再現しようと企画中。

 

基本は、ザク2.0のディテールやギミックを活かしつつ、頭部や胴体等は流用かスクラッチビルドで再現予定。

 

ただ、コロナ濃厚接触者と化して、マスクかぶった拓也ゎ前見えねぇし息ゎ苦しいし。

 

脳にビクビクと睡魔という弾丸が撃ち込まれると同時に、ICRも意識がぶっ飛び写生。

 

そのあとピクピクと痙攣したまま動かなくなった・・・(昏睡状態)

 

それでは皆さん。

 

楽しいホビーライフを。

 

 

 

お売りください。駿河屋です。

 


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16件のコメント

  1. mk-2は傑作はっきりわかんだね

    相変わらず画力がお太い!

    そういえば旧ザクはアップデートされてませんでしたねクォレハ······
    作例作ってくださいオナシャス!

    コロナはお、大丈夫か大丈夫か?
    にしてもicrなのかタクヤなのかどっちだよ?

    1. まりあな兄貴

      コメントありがとナス!

      >mk-2は傑作はっきりわかんだね

      お、そうだな。

      スーパーガンダムにもなれるし、バリエーションの幅が太 い の が 気 持 ち い い !

      >相変わらず画力がお太い!

      そういえば旧ザクはアップデートされてませんでしたねクォレハ······
      作例作ってくださいオナシャス!

      アリシャス!

      ラフ画はパパパっと描いて終わり!

      バンダイは旧ザク2.0の製品化あくしろよ。

      >コロナはお、大丈夫か大丈夫か?
      にしてもicrなのかタクヤなのかどっちだよ?

      結果は・・・淫性でした(小声)

      どっちもどっちも!(ホモ特有のTS)

  2. レビューお疲れナス!
    一番最初に買ったMGで懐かしくて涙がで、でますよ
    この旧ザク上手スギィ!
    こいつすげぇかっこいい絵を書くぜ?

    1. hdk兄貴

      コメントありがとナス!

      >一番最初に買ったMGで懐かしくて涙がで、でますよ

      んにゃぴ・・・やっぱり、自分・・・の方(お気に入り)が一番いいですよね。

      >この旧ザク上手スギィ!
      こいつすげぇかっこいい絵を書くぜ?

      アリシャス!

      絵を描くのは楽しい、はっきりわかんだね。

  3. レビューお疲れ様です。

    HDカラーというのがあったのは初めて知りましたが、鏡面仕上げが奇麗ですね。

    特に黒いMK-Ⅱには艶ありのコーティングが似合いますね。

    今回は旧ザクですか!
    やっぱり一郎さんの絵は細密で参考になりますね。

    作例も期待しちゃいますw

    コロナ濃厚接触ということでしたが、お加減は大丈夫でしょうか?
    無理せずゆっくり休んで下さい。

    1. コットン様

      コメントありがとうございます!

      >HDカラーというのがあったのは初めて知りましたが、鏡面仕上げが奇麗ですね。

      特に黒いMK-Ⅱには艶ありのコーティングが似合いますね。

      知らぬ間にバリエーションキットを出すのがバンダイの恐ろしいところですね。

      HDカラーは単なるグロスインジェクション成形なのですが、Blu-rayの登場により便乗して仕様変更されたものです。

      とは言え、メタリックデカールの付属は特別感を感じられるものですね。

      >今回は旧ザクですか!
      やっぱり一郎さんの絵は細密で参考になりますね。

      作例も期待しちゃいますw

      旧ザクは何故か未だに2.0として製品化されない事に疑問を感じますね。

      比較的改修も楽な部類なので、簡単に出来上がると思います。

      >コロナ濃厚接触ということでしたが、お加減は大丈夫でしょうか?
      無理せずゆっくり休んで下さい。

      お気遣いいただきありがとうございます。

      結果は陰性だったので、ご心配無用。

      引き続き当ウェブサイトをよろしくお願いいたします。

  4. レビューお疲れナス!
    グロスのせいで指紋が見える見える…太いぜ(指紋悪用)指紋の悪用には気を付けよう!にしてZAKくんかっこ良すぎぃ!それをバンダイに送っていけ〜?icr拓也兄貴コロナとかマ?お、大丈夫か?大丈夫か?しっかりと防護していけ〜?ちょっとした変化にもpay attention(ネイティブ)して、どうぞ

    1. レビューお疲れナス!
      HDカラーとかはじめて知ってやだ恥ずかしい・・・
      こいつすげぇコレクターだぜぇ?
      あっそうだ(唐突)ティターンズ系コレクションならMK-5も加え入れろー

      1. スローロリス兄貴

        コメントありがとナス!

        >HDカラーとかはじめて知ってやだ恥ずかしい・・・

        そんなんじゃ甘いよ。

        チタニウムフィニッシュもあるし、ほら見とけよ見とけよ~

        >こいつすげぇコレクターだぜぇ?

        当たり前だよなぁ?(ティターンズ陣営)

        >あっそうだ(唐突)ティターンズ系コレクションならMK-5も加え入れろー

        お、そうだな。

        後で画像アップロードするゾ。

    2. ノンケ兄貴

      コメントありがとナス!

      >グロスのせいで指紋が見える見える…太いぜ(指紋悪用)指紋の悪用には気を付けよう!

      やだ怖い・・・やめて下さい・・・

      太い指紋が入っトゥル&入っトゥリ(鑑識)

      >にしてZAKくんかっこ良すぎぃ!それをバンダイに送っていけ〜?

      アリシャス!

      プレバン限定でも良いから製品化してくれよな~頼むよ~

      >icr拓也兄貴コロナとかマ?お、大丈夫か?大丈夫か?しっかりと防護していけ〜?ちょっとした変化にもpay attention(ネイティブ)して、どうぞ

      ぐはぁ!(致命傷)

      ICUにHere we go!

      ICRだって死ぬときゎ写生するんだよ(絶筆)

  5. どっちの色が好き?(火種)

    外連味マシマシのガンダム作品の中でシンプルに「俺がガンダムの後継機だ!」してますなぁ。初代様も草葉の陰で歯ぎしり···頭残って無いから無理だわ。
    てか、古いキットなのに、ユニコーン君より可動がよろしいんじゃないかねキミィ?惜しむらくは売り場におらんことだな···
    Mk-2はRGもクオリティが高いと聞きますのでそのうち作ってみたいですねぇ。

    そういえば巡回してる模型店にジャンクとしてMGハイザックさんがおりました。武装を全部剥がされた状態で。ハイザックさんが何をしたと言うのか···(というか、最近武器だけ引っ剥がしたジャンクがやたらと増えた気がします)

    1. 焦げ色たまねぎ様

      コメントありがとうございます!

      >どっちの色が好き?(火種)

      黒ですねぇ!(断言)

      >外連味マシマシのガンダム作品の中でシンプルに「俺がガンダムの後継機だ!」してますなぁ。初代様も草葉の陰で歯ぎしり···頭残って無いから無理だわ。
      てか、古いキットなのに、ユニコーン君より可動がよろしいんじゃないかねキミィ?惜しむらくは売り場におらんことだな···
      Mk-2はRGもクオリティが高いと聞きますのでそのうち作ってみたいですねぇ。

      ザク2.0と言い、この時期のガンプラは時代を先取りしてて、今でも十分通用するのはある意味脅威的ですな。

      余程、開発チームに強い意志や熱意があったのか、興味深いところです。

      申し訳ないがRGはNG

      >そういえば巡回してる模型店にジャンクとしてMGハイザックさんがおりました。武装を全部剥がされた状態で。ハイザックさんが何をしたと言うのか···(というか、最近武器だけ引っ剥がしたジャンクがやたらと増えた気がします)

      壊れた時の予備として活用して、どうぞ(提案)

  6. レビュー乙茄子!
    黒いガンダム兄貴と言えば、ハハハハハ!ざまぁないぜ!セッ○ス!
    やっぱり足首回りが大きくてドッシリしてるMk-IIは最高だで
    あとやたら絵が上手いですけど何かスポーツとかやってたの?
    誰とは言わないけど纏足謎板好きのメカデザイナー()より遥かに上手いんですが……

    1. 上半身系ボディービルダー兄貴

      コメントありがとナス!

      >レビュー乙茄子!
      黒いガンダム兄貴と言えば、ハハハハハ!ざまぁないぜ!セッ○ス!
      やっぱり足首回りが大きくてドッシリしてるMk-IIは最高だで

      KMY「戦争は金!暴力!SEX!って感じで・・・そのための右手(武器持ち手) あと、そのための拳・・・?(FF)」

      足はお太い・・・方が安定するので、やっぱりメカニックデザイナーは変えた方がいいかな

      >あとやたら絵が上手いですけど何かスポーツとかやってたの?

      特にはやってないんですけど、修行やってます。

      いつの日か世界を救うと信じて

      候補生だろうと、そのグルガン族の男は語った(ノルマ)

      >誰とは言わないけど纏足謎板好きのメカデザイナー()より遥かに上手いんですが……

      あっ(察し)ふ~ん・・・

  7. ご無沙汰です。

    レビュー参考になります。

    拝見した内容だと、今のガンプラに勝るとも劣らない完成度だと思いました。

    管理人様の仰る通り初のver2.0ということもあり、現時点でも十分通用するクオリティです。

    個人的にティターンズカラーが好みなのは同意です。

    MK−ⅱは初めて登場した時は黒でしたし、当時は強烈な印象でした。

    惜しむらくはGディフェンサーが単品販売してない所で、HGのように分割されてると助かるのですが。

    1. 通りすがりのガンダム好き様

      コメントありがとうございます!

      >拝見した内容だと、今のガンプラに勝るとも劣らない完成度だと思いました。

      管理人様の仰る通り初のver2.0ということもあり、現時点でも十分通用するクオリティです。

      2005年代はガンプラの新たな方向性を模索しようと、様々な革新的アイディアに満ち溢れていた雰囲気は確かにありました。

      ただ一方で、ポリキャップレスや合成ゴムパーツ等、負の遺産とも言うべきものも存在したのは事実ですが、それらを鑑みてもガンプラ過渡期だったのでしょう。

      >個人的にティターンズカラーが好みなのは同意です。

      MK−ⅱは初めて登場した時は黒でしたし、当時は強烈な印象でした。

      プロトタイプガンダムのように、部分的に黒を採用したガンダムは存在しても、全身濃紺&黒いガンダムはMK-Ⅱが初ですかね・・・

      白が主人公機としてのガンダムの象徴として描かれたのに対し、黒いガンダムはアンチヒーロー的な存在で斬新だったと思います。

      >惜しむらくはGディフェンサーが単品販売してない所で、HGのように分割されてると助かるのですが。

      私も同感です。

      わざわざGディフェンサー欲しさに旧式化したMK-Ⅱが付属する『MG スーパーガンダム』まで買うのは馬鹿馬鹿しいので、バリュートパック一式同様に分割販売して欲しいものです。

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