遂に完成したHGUC アッシマー。
可変機の宿命として、変形させると塗膜が擦れて剥がれるので、入念にクリアランスを確保し、塗装の最中もそれらの微調整を行っていたので、予想以上に完成までの期間が長期化。
加えて、ガンプラとしては若干時間の経過したキットなので、改修箇所もやや多めでした。
その甲斐あって、我ながら上手く完成したと感じます。
それでは、完成品をお披露目とさせて頂きます。
製品の詳細な内容に関しては下記リンクからどうぞ↓
NRX-044 アッシマー
今回は「HGUC アッシマー」を徹底改修。
現行水準のアイテム程ではありませんが、各部プロポーションやディテールは良好。
今回は細部のディテールアップをメインに改修。
カラーリングはオーソドックスなものをチョイスし、関節部にはガンメタル系のメタリックカラーを使用。
頭部は塗膜の剥がれを意識し、接触面の回避を優先して改修。
後頭部はメタリックカラーを使用し、内部メカの硬質感を意識。
モノアイはwaveの「H・アイズ」に換装し、内部をくり抜いてボールジョイントによる可動を採用。
視線を変えることで、改修前よりも多彩な表情付けが可能となり、同時に視線追従効果でポージングにおける首の可動域の狭さをカバー出来ます。
頭部が大きいため、スペースにも比較的余裕があるので、改修出来れば推し進めて頂きたいところ。
マーキングは主に、ガンダムデカールの地球連邦用を使用。
肩はこれといった改修はせず、クリアランス確保や塗り分けを重点的に
関節部等はパーツが接触しやすいため、塗膜が剥げないよう改修。
シリンダー部分は、モールドを掘ってより立体感を強調し、シルバーとガンメタルの二種類を使用してより細かく塗り分け。
腕部は可動との兼ね合いから、隙間を若干空けて塗膜の保護を優先。
ダクトはガンメタルで塗り分け。
マニピュレータはゲート痕や、合わせ目処理をメインに処理。
胴体はほぼ無改造ながら、プラ版の貼り付けやモールドの追加に加え、マーキングでディテールアップ。
バックパック部分は、特に接触が頻繁に発生する関係で、コーティングも強固に処理。
各部の塗り分けは、設定通りの彩色で再現。
胸部装甲は肉抜き穴の処理し、内部メカの接続ピンは切除して表面を整形。
内部メカはメタリックカラーにより、金属感を追及。
それ以外はこれといった改修はせず、細かく塗り分けて各部質感の差異を追及。
脚部は変形の要とも言える部分なため、クリアランス確保を特に意識して改修。
大腿部のダクトはガンメタルを塗り分け、プラ版の貼り付けでディテールアップ。
脚部は細部の塗り分けをメインに処理。
併せて、マーキングの貼り付け位置も細かく調整。
スラスター部分は意外に塗り分けが複雑で、ここはマスキングや筆塗りを駆使して塗装。
ビーム・ライフル装備。
ビーム・ライフルは大掛かりな改修はせず、オーソドックスな仕上げで処理。
主に整形や表面処理のみに留めています。
銃口部は赤で塗り分け。
付属のディスプレイスタンドは、ヒケの処理を重点的に行い、無難なマット彩色にて塗装。
MA形態
今回最も懸念したのは、変形時の全体像。
円盤状のリフティングボディが、全体に施したグラデーション塗装と馴染むように調整。
加えて、撮影時は変形による塗膜の剥がれを意識し、慎重に取り扱う場面も。
一応、中間形態も再現可能。
設定では、足を内側に折り曲げる逆関節のギミックも持ち合わせていますが、今回の作例では見送り。
素組みとの比較
改修は主に整形やスペースの調整が主で、他キットからの流用は全く無し。
但し、細部のディテールアップや塗装を徹底することで、外観の印象も変貌します。
【塗装レシピ】
下地… サーフェイサー1000(ホワイト)
赤色… MSサザビーレッド
黄色… キャラクターイエロー+ファントムグレー(微量)
緑色… 濃緑色
関節部… ガンメタル or シルバー
コーティング…艶消しコート(UVカット)
ティターンズMS集結。
基本的な技法は変えず、並べた時の統一感を重視。
アクション
ということで、「HGUC アッシマー」でした。
可変MSという特性からか、完全変形という仕様程、塗装派泣かせのキットはありません。
重要なのは塗膜の保護ですので、余計な部分や接触面は削ってしまうことが、完成度を高める秘訣と言えます。
塗装もコーティングをいつもより入念に施し、塗面の保護を最優先に処理。
これは可変機全般に言えることなので、塗装時は意識して改修して行きたいと考えます。
現在は同時製作の「HGUC ガンダムMK-Ⅱ」の完成も間近なため、もうしばらく完成までお待ちください。
それではみなさん。
楽しいホビーライフを。
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完成おめでとうございます!やっぱり一郎さんの作例凄いです。一瞬マスターグレードにも見えました。定期的に覗かせてもらっていますが、これからも作例楽しみにさせて頂きます。
コットン様
またまたコメントありがとうございます♪
そのようなお言葉を頂けて光栄です。
本当にアッシマーがMGで登場してくれれば嬉しいですが(笑)
私のZガンダムシリーズに対する熱意は、自分でも並々ならぬものを持っていると自負しております。
それだけに、作例も気合を入れて製作しており、今後もそのような気構えで邁進していく覚悟です!
今後も参考になるような作例を続けて行きたい思いますので、どうぞよろしくお願い致します。