バンダイ G.F.F METAL COMPOSITE サイコ・ガンダムMK-Ⅱ レビュー


 

今回はガンダムアクションフィギュアシリーズ『GUNDAM FIX FIGURATION(G.F.F) METAL COMPOSITE 』より『サイコ・ガンダムMK-Ⅱ』をご紹介。

 

前回ご紹介した『G.F.F サイコ・ガンダム』に続き、現状唯一存在しているサイコガンダムMK-Ⅱ唯一の1/144スケール立体物で、ガンプラ化されていない希少な存在。

 

それでは早速レビューへと参りましょう。

 




 


パッケージ


 

 


付属品一覧


 

 


MRX-010 サイコ・ガンダムMK-Ⅱ


『MRX-010 サイコ・ガンダムMK-Ⅱ』はムラサメ研究所がサイコガンダムの実験データをベースに、宇宙用に改修・再設計して開発された機体である。

 

基本的な設計はサイコガンダムから引き継ぎつつも、武装と駆動系には改良が加えられている。

 

コクピットは頭部に存在し、後頭部内側に分離脱出用のスラスターを3基有し、搭乗者不在であっても、半自律式プログラムで起動が可能。

 

ミノフスキー・クラフトをシールドへ移設することによって必要とされるサブ・ジェネレーターは本体から分離し、機体出力はサイコガンダムの2/3に軽減されている。

 

ジェネレーター出力は抑えられているが、火力は大幅に強化され、機動性に至っては比較にならない程向上し、継戦能力の延長が図られる等、より安定性を高めている。

 

メガ拡散ビーム砲胸部中央に3門装備の他、全身にメガ・ビーム砲機体各部に計20門装備し、比類なき攻撃性能を手に入れている。

 

前腕はジオングと同様に有線サイコミュにより射出・操作が可能となっており、また、サイコガンダム同様指先はビーム砲となっている。

 

さらに手首を折りたたみ、巨大なビーム刃を発生させる(出力1.7メガワット)他、大口径ビーム砲としての転用も可能であり、まさに全身が武器と化している。

 

その上、ビームを遮断するIフィールドジェネレーターも搭載しており、攻防共に隙が無いばかりか、レフレクター・ビットと呼ばれる新装備まで付与された。

 

これはIフィールドジェネレーターを有した無線誘導端末で、通常のビットやファンネルと異なり、それ自体に攻撃能力はないが、磁気フィールドを発生させることによってビームを反射させ、敵の攻撃を無効化した上で、死角からや障害物を迂回してのオールレンジ攻撃が可能なものであった。

 

この装備はビーム砲の位置が固定されてしまうモビル・フォートレス形態時において、射線を自由に変更する役割を持ち、大気圏内でも使用可能であった

 

一方で、ビームの偏向は複雑なコントロールを必要とするため、パイロットの精神に多大な負担を与える欠点があった。

 

完成時には、『MRX-009 サイコ・ガンダム』すら凌駕する機動性と火力を有する地球圏最強の機動兵器として誕生したが、制御は困難を極めていたことから、本機の性能を完全に発揮するのは容易いことではなかった。

 

パイロットは強化人間のロザミア・バダムで、彼女に刷り込み操作で兄と思わせてあるゲーツ・キャパがバウンド・ドックで随伴し指示を出すが、彼女の精神状態は度重なる洗脳によって既に不安定と化しており、徐々に指示を受け付けなくなり暴走。

 

カミーユ・ビダンの搭乗する「MSZ-006 Ζガンダム」によって、頭部コックピットをやむなく狙撃され沈黙し、グリプス戦役終盤での初の実戦参加ではさまざまな要因から十分な性能を発揮することは出来ずに終戦を迎える。

 

ティターンズ瓦解後、宇宙空間に中破状態で放棄されていた本機だが、これをネオ・ジオンがこれを見逃す筈がなく、秘密裏に回収・修復され、ネオ・ジオン軍の強化人間プルツーが搭乗して再度戦線に復帰。

 

修復時は地球降下作戦の際に占領した元ティターンズのキリマンジャロ基地に運び込まれてオーバーホールと同時に、同基地でティターンズの強化人間のデータも調査され、この時にサイコミュの連動における問題点のチェックなどが急ピッチで進められることとなった

 

プルツーはロザミアと異なり、強化人間として肉体的・精神的にも安定してたこともあり、彼女の操縦の元に本機はその絶大な戦闘能力を存分に発揮。

 

既に第1次ネオ・ジオン抗争時は旧式と化していながら、当時エゥーゴ最新鋭にして最強のMSであった「MSZ-010 ZZガンダム」ですら本機の前には歯が立たなかった。

 

サイコ・ガンダム同様、パイロットに戦闘を強制させるシステムは健在であったものの、プルツーの好戦的な性格幸いしてか、最後まで搭乗者に悪影響を及ぼすことは無く、カタログスペック以上の性能を発揮し、まさに恐竜的進化を体現した機動兵器であった。

 

後に地球連邦軍のNT研究員ローレン・ナカモト博士がアクシズに亡命した際に持ち込んだ試作MS『ORX-013 ガンダムMk-Ⅴ』と共にその戦闘データは、『AMX-014 ドーベン・ウルフ』、『NZ-000 クィン・マンサ』などの機体設計の参考とされた。

 

ということで、『サイコ・ガンダムMK-Ⅱ』です。

 

サイコガンダム発売から約1年後にリリースされた製品で、前作からパーツ数は約3割増しとなっており、流用部分は皆無の完全新規造形でほぼ別物。

 

この『G.F.F サイコガンダムMK-Ⅱ』は、マーキング違いの2種が存在しており、『ティターンズ仕様』と『ネオ・ジオン仕様』の内、今回はネオ・ジオン仕様をご紹介。

 

マーキングの主張が強すぎたティターンズ仕様と比べ、ネオ・ジオン仕様は比較的抑えめで丁度良い適度な情報量。

 

劇中でもZZでの活躍が目覚ましかった影響もあって、こっちの方がむしろお似合い。

 

コンセプトデザインは前作からカトキ兄貴が続投・・・

 

というよりは、ガンプラ・G.F.F全般は既にカトキ兄貴の独壇場であったため、他のデザイナーが担当する機会が無かったんだよなぁ・・・

 

 


頭部


フェイスデザインはどのガンダムタイプにも属さない、ガンダムMK-Ⅴと同じく異色の顔つき。

 

個性的なフェイスながら、よく特徴を捉えたシャープな造形で再現され、合わせ目等も出ず、パーツ分割も良好。

 

前作のサイコガンダムには、デュアルアイ等にクリヤーパーツが使用されていましたが、サイコMK-Ⅱは塗装で再現。

 

後頭部センサー部分クリヤーパーツながら、裏側にシルバーを塗っているわけではないので、あまり目立たないのが難点。

 

ブレードアンテナは開閉可能で、MF形態時には干渉しない仕様。

 

首はマグネットで接続され、容易に着脱可能。

 

頭部のバーニアも小サイズながら精密に再現。

 

他にも、劇中ではたった1度しか使われていない首元のスラスターユニットまで再現。

 

巨大モデルの利点を活かしたきめ細かな配慮は流石といったところ。

 

首はボールジョイント接続。

 

首回りはスタビライザーの影響で、可動範囲は狭く、真横を向く事は不可能。

 

上下にもほぼ動かず、自由度の低さは否めない部分。

 

 


肩部


サイコ・ガンダムよりもさらに形状が複雑化したショルダーアーマーは当然完全新規造形。

 

マーキングは左右非対称。

 

鋭角的な形状のスタビライザーは独立可動。

 

肩関節基部はダイキャスト素材により、関節強度や保持力は抜群。

 

反面、可動範囲はサイコ・ガンダムより低下しており、腕を水平まで上げることすら不可能。

 

 


腕部


腕部はマッシブなフォルムで立体化。

 

上腕の動力パイプは別パーツ化され、グレーで塗装済み。

 

パーティングラインが目立っているのが気になるものの、そこまで神経質になるような部分でもありません。

 

肘関節は若干複雑な構造は採用しており、可動範囲は90°程度。

 

手首は可変ギミックを備え、メガ・ビーム砲の発射状態を再現。

 

 


胴体


非常に複雑なデザインのサイコMK-Ⅱの中でも、一際目を引く胴体。

 

直線主体のシャープな造形で立体化され、塗装やマーキングも高い精度で施されているのが特徴。

 

胴体は変形機構の影響で一切可動しません。

 

拡散メガ粒子砲はメタリックカラーで塗装済み。

 

バックパックはバーニアノズル内部まで塗装され、タンポ印刷のズレもないので高い精度で処理されている印象。

 

バックパックは可動式で、内部には収納状態のリフレクター・ビットを収納可能。

 

スカートアーマーは全て独立可動。

 

リアアーマーも可動式で、サイコ・ガンダムと違って美しいカトキ立ちが決まるのがウレシイ・・・ウレシイ・・・

 

実は腹部拡散メガ粒子砲等の一部を除き、大半のメガ・ビーム砲にはクリヤーパーツが使用されている積層構造。

 

よく確認しないと識別出来ない部分なのですが、恐らく砲口部分はフラットブラックで塗装し、周りにクリヤーパーツを覆い被せて組み込んだものと推測。

 

図解にするとこんなイメージ。

 

成型色はクリヤーイエロー成型で、裏にクロームシルバーを塗装して輝き度合いを増しているのも

 

元来、バンダイのフィギュアは他社と比べ、塗装が雑でクッソ汚いと不評を買っていたのは今でも有名な話だが、あの複雑なメガ・ビーム砲の色分けをこのような手法で上手い事パーツ分割で再現したのは英断。

 

この部分に至っては、パーツを細分化したおかげで、細かい部分ながらもほぼ塗装のはみ出しが無いのは大きなメリット。

 

しかしながら、何故フロントアーマーのセンサー(クリヤーパーツ)も同じく裏側をシルバーで塗装しないのか、その疑問が私の心を捉えて離そうとしないのだ。

 

股下のバーニアはボールジョイント可動。

 

 


下半身


スマートな脚部は、その大半が硬質なABS素材で成形され、非常にシャープな造形で再現。

 

フレーム部分はダイキャストが組み込まれ、非常に堅牢な構造。

 

股関節基部はサイコ・ガンダムと同様にダイキャスト素材を採用。

 

高い強度により、変形時のリスクを大幅に低減しており、破損の可能性はほぼ皆無。

 

色数に関しては、設定配色がサイコ・ガンダムとは比較にならない程に増加しながら、それでも塗装のはみ出し等もなく、丁寧に彩色処理されているのが見所。

 

マーキングは前述したように全てタンポ印刷で、左右対称ともコンマ単位のズレすら無いのは驚異的。

 

脚部はダイキャスト素材をその中核とし、可変機でありがちな関節部の摩耗を解消、強度や保持力の面でも大きな恩恵を受けている部分。

 

ニーアーマーは裏打ちされ、メカニカルな造形で表現。

 

膝はダイキャスト製に加えて、クリック関節を採用しており、重量のある本体を支えるには十分な保持力があります。

 

反面、膝関節の可動範囲は90°も曲がらず、限界も精々45°程度とサイコ・ガンダム以下。

 

足首関節は単純なボールジョイント関節。

 

脚部の構造上、接地性や可動域は今一つながら、ボールジョイントはダイキャストで安定感はあります。

 

足裏は比較的情報量が抑えられ、バーニアの配置等はサイコ・ガンダムと同じ。

 




 


モビル・フォートレス(MF)形態


MF形態への変形は、サイコ・ガンダムと比べて非常に複雑化した機構へ変化。

 

変形シークエンスは設定通り完全再現しつつも、MS・MFの両形態に変形させても破綻しないフォルムが最も評価の高い部分。

 

MF形態においても例外ではなく、フォルムやディテール・情報量等、どの角度から見ても楽しめるのが魅力。

 

 

変形プロセスは頭部⇒肩⇒胴体⇒脚部の順に可変させていきます。

 

まずは上半身を変形。

 

次に脚部をスライド可動させて引き伸ばし。

 

ふくらはぎの外装を開く。

 

脚部を折りたたむ。

 

左右に分離したシールドは、ジョイントを介してサイドアーマーに接続して変形完了。

 

MF形態では安定翼の役割も持つシールドは、サイドアーマーと前腕の2ヶ所で固定するのでグラつく事もありません。

 

MF形態の独特のフォルムを有するサイコMK-Ⅱながら、変形させてもサイズ感は変わらず、その存在感とボリュームは他にはない魅力的な部分。

 

一応気になる部分として、背部ユニットはゲート痕が抉れたような状態。

 

雑な処理ながら、MS・MF形態のどちらに変形させても隠れてしまうので気になりません。

 

 


比較


『サイコガンダム』との比較

 

二大巨頭

 

兄弟機とは言え、あまりにも外観が違い過ぎる両機。

 

これではパーツの流用が利かないのも納得。

 

関節部等もフレームの形状が両機とも全く違うので、完全に別個体ですねクォレハ・・・

 

バンダイ G.F.F METAL COMPOSITE サイコガンダム レビュー

 

『HGUC デンドロビウム』との比較

 

連邦軍の所有するMA集結。

 

1/144スケールで巨大モデルが並び立つ姿は圧巻。

 

撮影スペースもほぼギリギリなんだよなぁ・・・

 

バンダイ HGUC ガンダム試作3号機 デンドロビウム レビュー

 




 


オプション


前作「サイコ・ガンダム」以上に、豊富なオプションパーツが同梱。

 

ハンドパーツ

 

平手は五指が独立可動。

 

しかしながら、サイコ・ガンダム同様、パーティングラインが目立つ仕様。

 

交換用アンテナ

 

ブレードアンテナは軟質素材、ABS素材の2種が付属し、どちらも可動式で変形に対応。

 

個人的にはABS製のブレードアンテナの方が使い勝手が良く、逆にPVC製はブリスターに押し付けられてグニャりと曲がっていたり、動かすと勝手に分解するので使い辛い印象。

 

シールド

 

専用のシールドはアタッチメントを介して腕部に接続可能。

 

左右どちらでもセッティング可能ながら、思いのほか肩関節に負荷が掛かって、ヘタレがちなので気になるようならパーマネントマットバーニッシュで保持力強化を推奨。

 

MF形態時は左右に分離して装備。

 

リフレクタービット(展開時)

 

サイコ・ガンダムの立体物では初の製品化となるリフレクタービット。

 

展開状態のものは合計6基付属。

 

小サイズながら、造形・彩色共に優秀。

 

リフレクタービット(収納時)

 

バックパックに収納可能なものは4つ付属。

 

腕接続パーツ

 

有線サイコミュを再現するためのリード線パーツ。

 

扱いはガンプラに付属するものと大差ありません。

 

腕部は着脱可能で、リード線で繋げることでオールレンジ攻撃を再現可能。

 

しかしながら、台座が一式しか付属しないので、左右射出状態は再現不可能。

 

専用台座

 

台座は、支柱A、支柱B、支柱パーツ、ジョイントから成る構成。

 

MF形態時には、浮遊状態でディスプレイも可能。

 

 


アクション


ということで、『G.F.F サイコガンダムMK-Ⅱ』でした。

 

現状では唯一の1/144スケールのサイコMK-Ⅱということで、その迫力のビッグサイズで製品化されたことが最大の魅力であると言ってもいい一品。

 

そのキャパシティーの大きさ故に、可変機構の完全再現は元より、前作には無かった様々なギミック・オプションパーツでさらにプレイバリューを高めているのも特徴。

 

造形面では、カトキ兄貴によって手掛けられた開発用画稿を忠実に再現し、極めて複雑化したデザイン・ディテールをABS主体でシャープかつ精密に造形化。

 

塗装も設定配色に則して丁寧に施されており、特に全身に配置されたメガ・ビーム砲は極めて高精度で塗り分けられているのが驚異的。

 

クリヤーパーツを効果的に使用することで、色分けと質感表現の両立に成功しているのも魅力の一つ。

 

特に目を見張るのが、全身に散りばめられたマーキング。

 

コンマ単位のズレもなくタンポ印刷が施されている精度が驚でき、ヘビーユーザーでもコーションマークを寸分狂いなく均等に再現するのは至難の業。

 

可動はクソザコなものの、棒立ちでアリクイの威嚇ポーズのように少し両手を広げてれば十分迫力があります。

 

パッケージによく明記されている『塗装・装飾工程は手加工での彩色の為、商品個々で多少のバラツキがあります。』という注意書きを微塵も感じさせず、大量生産品ながらデコマスからの劣化が全く見られないのだから驚きである。

 

また、ガンプラにおける可変機は差し替え無しの完全変形の場合、プラスチックが主材料であるため、各部関節の急激な摩耗や、経年劣化により非常に脆弱になっていることが多々あり、簡単に言えば直ぐに壊れる弱点があります。

 

反面、メタルコンポジットでは最も強度を要する関節部を金属素材で代用しており、破損の心配はほぼ無し。

 

巨大かつデリケートな構造を併せ持つ抱サイコガンダムズと、メタルコンポジットの相性はまさに抜群であり、安心して変形をガシガシ動かして楽しめるのが最大のメリット。

 

その完成度の高さは、当時ホビージャパンに記載された「高く評価された前作を超えるという意気込みが全身にみなぎるサイコ・ガンダムMK-Ⅱをとくとご覧あれ!」という文言通り、最早開発部の尋常ではない気力と執念で製品化させたような代物。

 

サイコガンダムはHGUC版で開発ノウハウがあったため、比較的スムーズに製品化されたのに対し、サイコMK-Ⅱは大型モデルで製品化された経緯はこれまで無かったため、そう言った意味では実に冒険精神に満ち溢れた意欲的な商品と言えます。

 

定価もサイコ・ガンダムから部品数130%増量という意味合いなのか、値上がりしてもたったの3,000円(オープン価格13,650円)

 

一般的な「METAL ROBOT魂」同等かそれ以上より安く、付属品がオミットされがちな巨大モデルの割にはギミック・オプション共に充実しており、コストパフォーマンス・顧客満足度は圧倒的に高い。

 

ガンダム好きのジュニア層から見れば、手が出せない程の高級品ながら、小さなお友達がサイコMK-Ⅱの存在を認知していること自体がほぼありえないので、リアルタイム世代向けのコレクターズアイテムとしては『PG ガンダム』と同程度と十分入手可能な価格。

 

再販時は流石に採算が取れなかったのか、16,000円にまで値上がりしたものの、それでも十分妥当な金額に思えるレベル。

 

今だったら確実に2万円を超える商品、いやそもそも2万円でも普通だな!と感じさせる程、この製品仕様は破格であり、当時のG.F.F隆盛期を象徴するかのような存在。

 

只でさえ、その存在を忘れられがちなマイナー中のマイナー機でありながら、鬱展開のトラウマ要素等から何かと不人気になりがちなサイコMK-Ⅱ。

 

それでもって、サイコ・ガンダム同様に巨大であることを求められ、しかも前作を超える複雑極まりないデザインなのだから、製品化されたこと自体が至上の奇跡。

 

恐らく、開発のGOサインが出た時はコンセプトデザインを手掛けたカトキ兄貴を始め、開発部もこれが一世一代の大勝負と覚悟して臨んだ事が伺えます。

 

一歩間違えば二度と製品化されることが無かった上、開発部にも何かしらのお咎めがあったのだから。

 

本当、あの時のバンダイは異常だったんだよなぁ・・・

 

アーサイコサイコ・・・(賞賛)

 

現在でもアクションフィギュアがこのクオリティが維持出来ていれば、飛ぶ鳥を落とす勢いの新規参入中国メーカー相手でも対等に渡り合えたことでしょう。

 

今や悪い意味で異常なんですが、それは・・・

 

すっかりコスパ重視のガンプラに力を入れ過ぎて、現在のバンダイは保守的・・・というよりは守りに徹し過ぎて徐々に魅力を失いつつあるように感じます。

 

汚名返上を目指して、今からでも良いから『G.F.F METAL COMPOSITE クィン・マンサ』も作ってくれよな~頼むよ~

 

中国では「METAL BUILD」の非正規品ながらSteel Legend 1/100 NZ-666 クシャトリヤが発売され、正確な販売価格は不明ながらも情報では2~3万円なのだから、1/144スケールでクィン・マンサの製品化も出来ないことは無い筈。

 

とりわけ、注目すべきは1/144スケールではなく、1/100スケールで製品化している点。

 

参考までに路边de大叔兄貴のレビュー動画▼

 

トランスフォーマー、美少女アクションフィギュア、遂にはガンダム関連の商品までも『正規品を凌駕する非正規品』とまで言われるようになってるのだから悲しいなぁ・・・

 

転売屋対策も中国メーカーにすら劣っているのだから、もっと購買層に配慮した対応しないと日本の顧客層を根こそぎ奪われかねません。

 

バンダイやタカラトミーは、大手だから安心と高を括っていたら死ゾ。

 

それはfig速等の掲示板のコメント欄を見れば、誰でもそう思うことでしょうが、長引くデフレや悪質な高額転売の影響でさらに消費者の購入意欲減退が加速してしまっているのも要因の一つでしょう。

 

しかも、追い打ちをかけるように、このコロナ渦で世界恐慌並みの経済低迷が悪影響を及ぼしているのも背景にあると思いましたが・・・

 

ここ数年、ガンプラもROBOT魂も明らかに質が落ちてきたと感じているのは、単なる思い過ごしではなく、大半がそうカスタマーレビューに書き込んでいるので、どうやら本当に品質の劣化が始まっているようです。

 

法人税下げて優遇されておきながら、デフレを理由に手抜きをするのはお門違いなんだよなぁ・・・

 

予約段階ではCGモデルの見栄えの良さや、凝った作りのプロモーションビデオを見せられて、ついついファンはエモって発売前から過大評価してしまいがちですが、実物は粗い作りや仕上げで残念だったというのが現実です。

 

何だかんだ言って、発売されたばかりのMETAL ROBOT魂 Zガンダム(Ka signatureの評判も酷評だらけで、転売屋だけでなくメーカー自体が叩かれる異常事態に発展。

 

顧客への配慮を忘れた企業に明日はありません。

 

才能に溺れ努力をすることを怠った企業(ノムリッシュ関西クレーマー)

 

ただ一つ言える事は、『G.F.F サイコ・ガンダム』『G.F.F サイコ・ガンダムMK-Ⅱ』は揺るぎない事実で、ファンなら必ず押さえておくべき最高傑作であること(転売屋から買っていいとは言っていない)

 

それではみなさん。

 

楽しいホビーライフを。

 

 

 

お売りください。駿河屋です。

 


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10件のコメント

  1. MK-Ⅱ初見時はビーム砲の数はヤケクソなんじゃないかと思っておりました。いやまぁ今も若干思ってますけども。
    塗装やコーションマークの精度が高いのはいいですねぇ。figma···四谷ゆみ···うっ頭が···
    ガンプラで綺麗に貼れるようになりてーけどなー俺もなー
    バンダイは正直手を広げ過ぎなんで、クオリティの低下はもう止まらんのでしょう。HGアルトアイゼンのディテールのあの手抜きっぷりは国内最大手のロボットプラモメーカーの作品とはとても···

    1. 焦げ色たまねぎ兄貴

      コメントありがとナス!

      >塗装やコーションマークの精度が高いのはいいですねぇ。

      10年前のバンダイは職人が息づいてたって、はっきりわかんだね。

      >figma···四谷ゆみ···うっ頭が···

      あれを出荷したメーカーの検品ガバガバじゃねぇかよ。

      グッスマは調子こいてんじゃねーぞこの野郎。

      最近のfigmaは高いくせによー(難癖)

      >ガンプラで綺麗に貼れるようになりてーけどなー俺もなー

      数積んで練習するんだよ、おうあくしろよ(咤激励)

      >バンダイは正直手を広げ過ぎなんで、クオリティの低下はもう止まらんのでしょう。HGアルトアイゼンのディテールのあの手抜きっぷりは国内最大手のロボットプラモメーカーの作品とはとても···

      バンダイに限らずグッスマの凋落が目に見えて悲しいなぁ・・・

      バンダイのアルトは微妙なので、コトブキヤの1/100スケールアルトを買った方がいいゾ~コレ!

  2. やっぱりサイコMK-2くんの凶悪な顔を・・・最高やな!
    これでビームソードエフェクトもあればなお良かったけどママエアロ
    最近の品質低下はやっぱり中国の電力不足に起因してるんですかね、それでなくとも中国の人件費が高騰してるのもあって以前よりも生産体制に余裕がないのは間違いないと思います。
    ユーザーとしては安くない金出してる以上見本に近い品質のものを届けてほしいですねぇ・・・

    1. オムあんこ壊れる兄貴

      コメントありがとナス!

      >やっぱりサイコMK-2くんの凶悪な顔を・・・最高やな!

      悪のガンダムいいゾ~コレ!

      >これでビームソードエフェクトもあればなお良かったけどママエアロ

      お、そうだな。

      エフェクト取り付け出来るよう改造したいけどな~俺もな~

      業者に頼みたい、頼みたくない?

      >最近の品質低下はやっぱり中国の電力不足に起因してるんですかね、それでなくとも中国の人件費が高騰してるのもあって以前よりも生産体制に余裕がないのは間違いないと思います。
      ユーザーとしては安くない金出してる以上見本に近い品質のものを届けてほしいですねぇ・・・

      やっぱりメイドインジャパンが最高ぉぉぉぉぉぉぉぉぉん(国粋主義)

      これで日本人はラブ&ピース!

      愛だよ愛!(職人魂)

      メイドインチャイナなんかやめようよ!

  3. レビュー乙ナス
    うーん、サイコガン!(ダムMk-2)
    小学生の頃からこいつとα・アジール始め、でっかいモノ♂好きホモガキだったから
    メタコンとガンコレ1/400のアジールはそれぞれ宝物ですねぇ

    そういや中華トイの魔動劾シリーズ、ダウンサイジング版がなんと合金フレーム+プラ装甲で3600円てマ?
    ライフルからオプティマスっぽいロボに変形する、ほぼ実銃大のオモチャも7700円とか
    値段がキモチクテ…タマラナイ…

    1. 上半身系ボディビルダー兄貴

      コメントありがとナス!

      >小学生の頃からこいつとα・アジール始め、でっかいモノ♂好きホモガキだったから
      メタコンとガンコレ1/400のアジールはそれぞれ宝物ですねぇ

      αもそうでしたが、ホワイトベースやムサイ等、ガンダムコレクションはやたらデカブツが多かったゾ。

      なんだあのデッカイもの・・・大きすぎて部屋に入らないッピ!

      >そういや中華トイの魔動劾シリーズ、ダウンサイジング版がなんと合金フレーム+プラ装甲で3600円てマ?
      ライフルからオプティマスっぽいロボに変形する、ほぼ実銃大のオモチャも7700円とか
      値段がキモチクテ…タマラナイ…

      日本が作るメイドインチャイナ製品は品質がガバガバながら、本気の中国職人が作るトイはもうとっくに日本超えてる気がするんだよなぁ・・・

      嗚呼!

      もっと大和魂を見せてくれオルルァ!

  4. 連日レビューお疲れ様です。

    マーク2のレビュー待ってました!

    今まで存在自体知らなかったので、非常に参考になりました。

    全身のマーキングの精度だけでなく塗り分けも丁寧でいい感じですね。

    正直これで当時13000円は安すぎでは?

    逆に今のメタルビルドやメタルロボット魂が高すぎるのかな?

    何にしてもいい時代でしたねぇ

    前回のサイコガンダムのレビューを見て駿河屋で買いましたが、予想以上にいいモノでした♪

    今回のマーク2も手に入れたいところですが……予算が厳しい(泣

    1. コットン様

      コメントありがとうございます!

      >今まで存在自体知らなかったので、非常に参考になりました。
      全身のマーキングの精度だけでなく塗り分けも丁寧でいい感じですね。

      ガンプラばっか作ってると、他のシリーズが見えなくなることがありますからね。

      サイコMK-Ⅱはようやく知名度が上がってきたばかりなので、存在が認知されていないのも無理ありません。

      >正直これで当時13000円は安すぎでは?
      逆に今のメタルビルドやメタルロボット魂が高すぎるのかな?
      何にしてもいい時代でしたねぇ

      正直言って、これでこの価格は破格です。

      特に2000~2010年代のガンプラもメタコンは相当気合が入った仕様でした。

      今は見る影もない程にクオリティの劣化が始まっている気がしますが。

      >前回のサイコガンダムのレビューを見て駿河屋で買いましたが、予想以上にいいモノでした♪
      今回のマーク2も手に入れたいところですが……予算が厳しい(泣

      駿河屋なら、Amazonで買うよりも賢明です。

      Amazonマケプレは悪質業者も入り混じっているので危険ですから。

      サイコMK-Ⅱはプレミア品なので、相当な出費を覚悟した方がいいです。

  5. ご無沙汰しています、コチラは当時懐に余裕が無くて購入出来ず、最近まんだらけでユニバーサルユニットサイコガンダムMk-Ⅱを購入したところです。
    ちなみにサイコMk-Ⅱに関するネタですが、行き付けにしていたお店(現在閉店)に来ていたバンダイの営業さんから聞いた話で、HGUCサイコ発売後Mk-Ⅱも予定があり金型設計迄行っていましたがお蔵入りしました、理由は劇場版に出ていなかったからです。実際サイコを含めたZシリーズで発売したキットは全て劇場版で登場した機体ばかりです。
    今ならそのしがらみもないから発売してほしいものですディジェみたいに。

    1. ヒマ人2号様

      コメントありがとうございます!

      >ご無沙汰しています、コチラは当時懐に余裕が無くて購入出来ず、最近まんだらけでユニバーサルユニットサイコガンダムMk-Ⅱを購入したところです。

      コストパフォーマンスは良いとは言え、13,000円は高価ですからね。

      しかしながら、ユニバーサルユニットも同価格帯だった気がすると、やはりメタルコンポジットの完成度は破格と言わざるを得ません。

      >ちなみにサイコMk-Ⅱに関するネタですが、行き付けにしていたお店(現在閉店)に来ていたバンダイの営業さんから聞いた話で、HGUCサイコ発売後Mk-Ⅱも予定があり金型設計迄行っていましたがお蔵入りしました、理由は劇場版に出ていなかったからです。実際サイコを含めたZシリーズで発売したキットは全て劇場版で登場した機体ばかりです。

      それは残念。

      当時はエゥーゴvsティターンズと劇場版の相乗効果で怒涛のキット化がなされていましたが、キット化の是非が劇場版に出たか出ないかだった訳ですねぇ。

      そういう意味では、サイコMK-Ⅱがメタコンでリリースされたのは、まさに奇跡としか言いようがないです。

      その割には、ボリノーク・サマーンは未だにHGUC化してないのは解せませんな。

      >今ならそのしがらみもないから発売してほしいものですディジェみたいに。

      最近、バウンド・ドックがHGUC化したので、忘れた頃にキット化しそうです。

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