バンダイ HGUC ガブスレイ レビュー


 

当ブログとしては、現在力を入れているガンプラ「HGUC Zガンダム」シリーズですが、今回は「HGUC ガブスレイ」をご紹介。

 

劇中でも印象的なMSだっただけに、キットも中々の製品として完成しています。

 

それでは、早速レビューへと参りましょう。

 




 


パッケージ


 

 


付属品一覧


 

2005年発売のHGUCにしては、パーツ数量はかなり多め。

 

組み立てだけなら、約一時間一時間半程度で完成。

 

 

 


RX-110 ガブスレイ


「RX-110 ガブスレイ」は、ティターンズがルナツー基地にて開発した試作型可変MSであり、第3世代MSの代表的な存在とも言える。

 

基礎設計にはパプテマス・シロッコ大尉が携わり、ムーバブルフレームを本格的に導入した機体として、第三世代MSの草分け的存在となるが、スタッフはかつて同軍で開発された「RX-178 ガンダムMK-Ⅱ」を完成させたメンバーが中心になっていると言われている。

 

それまで開発された、「NRX-044 アッシマー」や「ORX-005 ギャプラン」はムーバブルフレームを採用していなかった関係で機体が大型化し、運用上MA形態をメインとしていたが、ガブスレイはムーバブルフレームを採用することで、機体の小型化を実現し、可変機としてはMS形態での運用を前提としている。

 

機体性能、戦闘能力は申し分なく、当時エゥーゴの戦力の一角を担っていた「ガンダムMK-Ⅱ」を大きく凌駕し、総合的なスペックは「Zガンダム」に匹敵すると言われている。

 

MA形態では昆虫のような姿に変形し、機体後方にスラスター推力が集中することで、Zガンダムを超える推力と加速力を獲得し、それらを用いた一撃離脱戦法は非常に強力であった。

 

兵装は主力兵器の「フェダーイン・ライフル」、両肩に搭載された「メガ粒子砲」、「ビーム・サーベル」や「拡散ビーム砲」といったビーム兵器を中心に装備されている。

 

また、MS形態では下半身のクローを展開した中間形態に移行することが可能で、豊富な攻撃手段を持つ等、砲撃戦・格闘戦共に高い水準で両立しており、攻撃型MSとしての特性を遺憾なく発揮している。

 

反面、機体構造の複雑化により、メンテナンスに大きな支障をきたしただけでなく、製造コストの高騰等を理由に生産は僅か3機で打ち切られ、エゥーゴとの戦闘で機体は全て損失したが、大きな戦果も残していた。

 

その優れた機体性能と戦闘能力が評価され、生産コストの高さを考慮しつつも、本機の量産化計画がある程度検討されていたと言われている。

 

ということで、「ガブスレイ」です。

 

劇中でも印象的な活躍を残した機体であり、「Zガンダム」を代表する可変機の一機です。

 

その複雑極まりない可変機構はプラキットでも再現されており、HGUCにしては組み立てが若干難しめ。

 

可変機構は一部差し替えながらも、8割は完全変形を実現しており、両形態でのプロポーションも秀逸。

 

細部のディテールも良好で、各種バーニア等も精密に造形。

 

武装も本機を象徴する「フェダーインライフル」や、「ビーム・サーベル」といった基本的なものに加え、肩部にはメガ粒子砲を装備。

 

 


頭部


険しい眼つきのフェイス。

 

パッケージと比べ、若干口元が間延びしたようなデザイン。

首はボールジョイント関節で、可動範囲はそれなり。

 

しかしながら、関節がやや硬め。

 

 


肩部


構造だけでなく、外装の形状も複雑な肩部のデザイン。

 

肩の可動範囲は、デフォルトでは恐ろしいまでの狭さ。

 

しかし、変形機構の恩恵により、肩関節を引き出してやれば可動域は大幅に拡大可能。

 

肩のメガ粒子砲は、ボールジョイントで可動。

 

しかし、可動域は極めて狭め。

 

 


腕部


七分丈のようなデザインの腕部。

 

内部にはスラスターとビーム・サーベルを内蔵。

 

肘関節は変形機構の副次的効果により、90°程以上は曲がるので可動域は広め。

 

 


胴体


ボリューム感溢れる胴体。

 

独創的なデザインも、的確に造形化されています。

 

背部のパーツは可動式で、変形時には頭部を覆う構造。

 

スカートアーマーが干渉するので、左右への旋回は若干厳しいです。

 

近年のトレンドである多重関節ではないので、柔軟な可動は望めません。

 

 


下半身


巨大なスカートアーマーが特徴的な腰部。

 

スカートは多重関節により、フレキシブルな可動を実現。

 

テールユニットは可動式。

 

裏側にはスラスターパーツが別パーツで再現。

 

股関節はボールジョイント接続で、可動域は並程度。

 

膝関節は90°程可動。

 

膝関節は回転可能なため、アニメ的なハッタリの利いたポーズも可能。

 

足首はボールジョイントと軸関節を組み合わせた多重関節。

 

可動範囲は非常に広く、接地性も高め。

 

つま先は独立可動。

 

足首裏にはスラスターが精密に立体化。

 




 


オプション


携帯火器はフェダーイン・ライフルのみで、ディスプレイスタンド「HGUC アッシマー」と同様のものが付属しますが、細部の形状が異なります。

 

フェダーイン・ライフル。

 

自身の全高に匹敵する大型ライフルで、迫力も兼ね備えた大物。

 

しかしながら、付属のハンドパーツの保持力が壊滅的で、持たせるだけでも困難な程。

 

今回のプラキットでは、明らかなに改善が必要な箇所。

 

ライフルは銃剣としても使用可能で、こちらの状態の方が安定して保持出来ます。

 

ビーム・サーベルは袖裏に四本格納。

 

ビーム刃はクリヤーイエロー成型が二本付属。

 

 


中間形態


中間形態へは、脚部アーマーを差し替え、内部フレームを露出させます。

 

大腿部内部の関節を引き出します。

 

フレームをスライド移動させます。

 

フレームを回転させ、クローを展開。

 

膝関節を180°回転。

 

外装を差し替えて完成。

 

 

両脚のクローの存在感により、人型時よりもさらに攻撃的なフォルムに。

 

クローは開閉可能。

 

この状態でも足の自由度は健在。

 

フレーム部分がフレキシブルに可動を見せるので、思いの外多彩なポージングが可能。

 

 


MA形態


それではMS史上、最も複雑な可変機構を備えたMA形態へ。

 

中間形態から、さらにMA形態へ移行。

 

背部のパーツをお越し、頭部に被せます。

腕を内側に折りたたみます。

 

肩関節を引き出し、上方向へ可動。

 

スカートアーマーをピッタリと閉じます。

 

大腿部の外装パーツを開きます。

 

足を折り曲げるように可動させます。

 

ディスプレイスタンドに、専用アタッチメントを装着して完成。

 

可変ギミックは非常に難解で、本機はこの変形のために、HGUCながら簡易的な内部フレームを内蔵する程。

 

外観は昆虫を彷彿とさせる斬新なデザイン。

 

後部はスラスターが集中しており、その推力や機動力の高さを伺わせる機体構成。

 

スラスターが全て別パーツで再現されており、パーツ構成もかなり力を入れていることが分かります。

 

機体下部に移動したクローにより、猛禽類のイメージも併せ持つ独特の威圧感。

 

 


アクション


ということで、「HGUC ガブスレイ」でした。

 

キットは「HGUC アッシマー」同様にZガンダムブームにあやかって製品化されたものですが、キット自体の出来自体は良好。

 

プロポーションバランスも良く、ほぼ差し替え無しで完全変形可能なのも高評価。

 

また、三形態への変形を可能としているのも、このキットの大きなアピールポイント。

 

反面、可動箇所が多い分、塗装時の塗膜の剥がれやパーツ干渉には注意したいところ。

 

特に脚部フレームはパーツ同士が擦れる可能性が大いに高いので、細かな調整によるクリアランス確保も重要に。

 

加えて、一部関節の可動域の狭さや、手首パーツの保持力の脆弱さ等、改修すべき部分も多め。

 

総合的に見ると、長所と短所がハッキリと出たキットながら、完成度に関しては問題なし。

 

ちなみに、今回はこのように完成させました。

 

 

今後は今までと同じく、細部のディテールアップをメインに改修予定↓

HGUC ガブスレイ改修1(モノアイ可動化・スジ彫り追加)

HGUC ガブスレイ改修2(ディテールアップ)

HGUC ガブスレイ完成(塗装改修済み)

 

それではみなさん。

 

楽しいホビーライフを。

 

 

 


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