■87式自走高射機関砲 完成
特撮やミリタリージャンルのモデルが増えてきましたので、ここでかつて販売されていた「ワールドタンクミュージアム」の車両をリペイントしていきます。
1/144スケールなので、様々なモデルと組み合わせることが可能です。
・87式自走高射機関砲
「87式自走高射機関砲」は、陸上自衛隊が運用する自走式対空砲である。
40mm自走高射機関砲M42や、M15A1対空自走砲の後継機として開発され、1987年に正式採用されることとなった。
74式戦車の車体をベースに、新たに砲塔両側面には武装として35mm機関砲(エリコンKDA)を2門搭載した他、起倒式の索敵・追随レーダー、射撃統制装置を併設。
デジタルコンピューターと連動した砲塔とレーダーは、目標の発見、捕捉、射撃、補正までをリアルタイムで行うことが可能で、2門合計毎分1,100発の発射速度を誇る。
敵機補足時に電子妨害が行われてたとしても、光学照準により射撃を可能とし、高精度の射撃とその凄まじい火力によって、日本本土の防空システムの要となっている。
今回はタカラトミーから発売していた「ワールドタンクミュージアム」より、”ガンタンク”や”スカイシューター”の異名を持つ「87式自走高射機関砲」をリペイント。
1/144スケールなので、ピットロード製の10式戦車と並べても問題ありません。
造形に関しては、全長60mm程度という小サイズながらも、人間業とは思えない作り込みが見事で、流石は海洋堂が誇る天才造形師「谷明」氏の原型です。
ディテールも圧倒的な密度で、今回は冬季迷彩だったものを通常の迷彩に変更。
以前に製作した「ピットロード 10式戦車」と同様の彩色、ウェザリング、デカールを追加。
砲塔の旋回ギミックは健在。
可動部周辺もしっかり塗装し、塗り忘れ等が無いように配慮。
砲身も行俯角の可動するので、意外に表情付けは多彩。
ウェザリングは10式戦車と同様に処理。
履帯はサンドイエローによるドライブラシで、土や泥汚れを再現。
車体側面にも、サンドイエローをぼかすように彩色し、車体の汚れとして表現。
全体はマット彩色で武骨さを強調。
製品は元々冬季迷彩仕様でした。
今回は通常の迷彩にリペイントし、パーティングラインやゲート痕を除去。
ベースを濃緑色に塗装後、ピットロード 10式戦車と同じ方法で塗装。
ウェザリング等も同様に処理。
10式戦車との比較。
陸自車両も少しづつ増加していますが、やはり戦闘ヘリも並べたいところ。
同じ1/144スケールでも、ここまでサイズの差があるのも面白いです。
ということで、ワールドタンクミュージアム 87式自走高射機関砲でした。
造形に関してはシリーズでも随一を誇り、ミニチュアスケールモデルとしては押さえておきたい一両。
総火演等でもお馴染みの87式ですが、個人的にはお気に入りな車両。
その他にも16式機動戦闘車等も揃え、着実に増やしていく計画です。
それではみなさん。
楽しいホビーライフを。
1/144 ワールドタンクミュージアム Series 04-68 【陸上自衛隊】 87式自走高射機関砲 冬季迷彩 単品
1/144 ワールドタンクミュージアム Series 04-67 【陸上自衛隊】 87式自走高射機関砲 単色迷彩 単品
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