バンダイ MG パーフェクトジオング レビュー


 

今回のガンプラはMGシリーズから、シリーズ最大クラスの巨躯を誇る『MG パーフェクトジオング』をご紹介。

 

パーフェクトジオング自体はHGUC以外では、数多くの立体物が存在するものの、その中でも決定版とも呼べる傑作キットとなっているのが特徴。

 

それでは早速レビューへと参りましょう。

 




 


パッケージ


 

 


付属品一覧


総パーツ数は『MG ジオング』のものに加え、新規に追加された脚部パーツが追加されたことでさらに増加。

 

しかしながら、EX-Sガンダムと違って一体成型パーツが多数なので、激増しているわけではありません。

 

組み立て時間は連続4~5時間程度。

 

リード線

 

オールレンジ攻撃再現用のリード線は2本付属。

 

スカートアーマーはHGUC版と同じく、一体成型で立体化。

 

あまりにも巨大なためか、個包装すらされていない状態で封入。

 

刻印はスカートアーマーに施されています。

 

ビス

 

各部関節に用いられるビスは、3種類を使い分ける仕様。

 

ポリキャップはPGにも採用されている、大型ポリキャップが新規に追加。

 

マーキングシール

 

専用のマーキングシールは一枚付属。

 

デカールは付属していません。

 

 


MSN-02 パーフェクトジオング


『MSN-02 パーフェクトジオング』は、ジオン公国軍が開発したニュータイプ専用試作型MSであり、本来予定されていた『MSN-02 ジオング』の完成形である。

 

本来、宇宙空間において『MSN-02』に脚部は被弾率低下・誘爆の危険性が指摘され、宇宙用の「可変式メイン・ロケット・モーター」でも十分代用可能という理由から当初からプランには組み込まれていなかった。

 

しかしながら、合計3機製作されたうち1号機を除き、地上での運用を考慮して他の兄弟機には専用の脚部ユニットが同時に開発されるに至った。

 

脚部の装着により、重量の増加を補って余りあるプロペラントと、通常のMSの全高に匹敵するリーチをもつAMBACユニット兼スラスター・ユニットが搭載されることとなった。

 

その機動性は通常のMSはおろか、MAを含む全てのジオン軍の機動兵器をも上回るとされる。

 

そのカタログスペックの数値は『ビグ・ザム』と同等かそれ以上とも言われ、このデータに関しては本機の開発に関わったチームでさえ、あまりにも想像以上の結果から「この数値は本物なのか?」と極めて懐疑的であったという。

 

そして、『RX-78-2 ガンダム』との戦闘データを元に作成したシミュレーションでも、あらゆる面で『RX-78-2』を軽く凌駕、交戦するやいなや瞬く間に圧倒し、撃破するという信じがたい光景が映し出された。

 

しかしながら、シミュレーション内容があくまで推定データの上限であったこと、スペックを完全に引き出すにはサイコミュを扱える優れたニュータイプ能力を要したことが前提であった。

 

また、当時それに耐えうる装甲材やアクチュエーター、さらにはパイロットが存在するかは疑わしいとされ、結局のところ本機のポテンシャルは敗戦へと突き進むジオン公国内で誰も知る由も無かった。

 

足裏のスラスターは、宇宙用の可変式メイン・ロケット・モーターの同等品であり、無重力下での総推力などはほとんど変わらないとされるが、自重が増した分、重力下ではどれほどの影響を与えるかは不明であった。

 

その後、脚部ユニットは製作中の状態でア・バオア・クーの工廠にあったが、シャアが搭乗・出撃した1号機を除き、建造中であった2号機、3号機とともに消失したとされていた。

 

しかし、この事実が確たる証拠となり得る記録も存在しなかった・・・

 

宇宙世紀0083年3月7日。

 

アクシズからサイド3視察に出発したシャアら一行が立ち寄った、ゼブラゾーンに位置するジオン残党の拠点アムブロシアに消失されたと思われていた3号機が秘匿されていたのだ。

 

脱出に成功した本機の開発チームは、一年戦争時のア・バオア・クー陥落直後の混乱に乗じて同機の部品の約8割を回収し、アムブロシアで不足部分をおぎない完成にこぎつける事に成功。

 

この時、メカニック担当はア・バオア・クーでシャアがジオングに搭乗する際に会話した技官とされ、彼の主導の元に建造が進めれていたとされている。

 

そして、完成した国名を冠せしジオン公国軍最強最後のMSは、遂にその実力を発揮することとなった。

 

その後、ゼブラゾーンのジオン残党の基地ヴァルーシカ防衛のためにシャアが搭乗し、カタログスペックに違わぬ高性能機として、連邦軍のMS部隊を圧倒した。

 

以前は本機に対してネガティブな印象を抱いていたシャアは「確かに機動性は向上している」と評価していたが、これを最後に彼は父の名を持つMSに乗ることは無かった。

 

その後、アムブロシアの資材不足を理由により解体命令が出され、再び幻のMSとしてその姿を消すこととなった。

 

ということで、『パーフェクトジオング』です。

 

中々再販に恵まれない『MG ジオング』ですが、この度またヤマダ電機で発見したので保護。

 

コンセプトデザインは、HGUC版と同じくカトキ兄貴が手掛け、原作の持ち味を活かしつつも、MGらしくより現代的な姿でリファイン。

 

2000~2010年以前はカトキ兄貴の黄金期だったこともあり、持ち前の理系知識を活かしたコンセプトアートとこだわりはまさに革新的。

 

バトルシリーズ、EXVSシリーズのCGモデリングも、この『MG パーフェクトジオング』がモデルになっており、近年のジオングと言えばこのカトキ兄貴デザインが一般的になりつつあるのが現状。

 

こんな天才的な感性持ってて、誇らしくないの?

 

カトキアレンジは秀逸って、はっきりわかんだね。

 

良アレンジはこういうのを指し示すって、それ一番言われてるから。

 

話は逸れましたが、この『MG パーフェクトジオング』は、2003年に発売された『MG ジオング』に脚部・腕部外装が追加オプションされたもの。

 

その全高は36cmと、PGすら凌ぐ程の巨躯を誇り、MGの中でも屈指の巨体を誇る巨大ガンプラの一つと化しているのが最大の特徴。

 

精密に造形化された内部フレームは勿論のこと、サイコミュハンドを始めとする数々のギミック、組み立てただけで色分けが完遂するパーツ等、まさしく完璧と呼ぶに相応しい出来。

 

致命的な欠点は、著しくアクション性に欠け、各関節の可動域が軒並み低く、脚部に至っては自重を支えきれない程。

 

これに関しては後述。

 

 


頭部


頭部の形状や造形は、基本的にはHGUC版をベースにブラッシュアップ。

 

モールドやパネルラインの追加は必要最小限レベル。

 

頭部は内部メカを一部再現。

 

モノアイ及び、モノアイシールドはクリヤーパーツにて再現。

 

今回もモノアイをwaveのH・アイズに換装。

 

HGUCでは固定式だったモノアイは、前後左右のあらゆる方向へ可動。

MGらしく、自由度は非常に優秀で、様々な表情付けが出来るようになりました。

 

HGUC版ではシールだった箇所だけに、この仕様は嬉しいところ。

 

口部メガ粒子砲は別パーツ化され、より立体表現にこだわったパーツ構成。

 

左右のブレードアンテナは、HGUC版とは異なりシャープに再現。

 

頭部は着脱可能で、劇中同様に脱出ポッドとして分離。

 

頭部左右のスラスターも前後に独立可動。

 

後頭部のハッチは開閉可能。

 

分離後のメカディテールもリアルに再現。

 

首関節は複合関節構造により、HGUC版以上にフレキシブルに可動。

 

首関節側面は、トラスフレーム状のモールドが配されたメカニカルなディテール。

首を左右に振る事は難なく可能。

 

上下にも大きく可動。

 

左右に首を傾げる事も可能。

 

 


肩部


ショルダーアーマーは複数のパーツで構成。

 

HGUCでは一体成型だった肩は、2パーツ構成となり、合わせ目も出ない仕様。

 

ショルダーアーマー内部のディテールも精密に再現され、シンプルな外装と複雑な内部メカの対比が魅力の一つ。

 

肩関節は多重関節により可動域はHGUC版より優秀。

腕は水平まで上げる事が可能。

 

肩関節は引き出し機構により、前後にもある程度可動。

 

また、胸部装甲の一部が可動し、上下にもある程度動く仕組み。

 

これにより、腕周りの可動域はこれまでのジオング立体物としては飛躍的に向上。

 

 


腕部


腕部は上腕部装甲が追加された以外は『MG ジオング』と全く同じ構成。

 

上腕は装甲が追加された影響で、フレームが一部変更。

 

これは上腕部装甲のダボピンに干渉する影響で、新規造形されたシリンダー部分が小型化。

 

前腕部はスライド可動し、これにより可動域を拡大可能。

 

肘関節はビス止めにより、関節の保持力は良好。

 

肘関節は上腕部装甲が追加された影響で、最大でも90°も曲がりません。

 

内部フレーム剥き出しの状態で、ようやく通常のHGと同程度のといったところ。

 

腕は設定通り着脱可能。

接続はポリキャップで、スムーズに着脱出来ます。

 

今回はワンポイントアドバイスとして、サイコミュハンドのスラスターユニットは塗り分けでディテールアップします。

 

指はPG同様に全関節フル可動式。

 

外装を取り付けなければ、様々な表情付けが可能。

 

この状態だと、手を握る事も可能。

 

指の装甲はザク・グフ系の動力パイプに類似した構成で、取扱説明書を注視しながら組み立てましょう。

 

出鱈目に組み込もうとしても、当然ながら組み上がりません。

 

 


胴体


胴体部分のフォルムはHGUC版がベースながら、パーツは細分化され、モールドも追加され情報量が若干増加。

 

かと言って、オリジナルの魅力を損なわず、より現代的な姿へとリファインされた万人向けのデザイン。

 

目立つ合わせ目も現れず、色分けやパーツ構成等も優秀。

 

コックピットハッチは開閉可能。

 

胸部及び背部のスラスターは独立可動。

 

ディテールはHGからさらにブラッシュアップ。

 

脇腹の合わせ目はモールドとして処理され、MGらしく分解しやすいパーツ構成。

 

一体成型のスカートアーマーは、造形・ディテール共にHGUC版と大差なし。

 

色分けはかなり細かく再現され、全てのダクトは色分け済み。

 

前述のように、スカートアーマーは一体成型なので、『MG ゲルググver2.0』のように分割されておらず、一切可動せず脚部の可動域を狭める原因に。

 

胴体関節はボールジョイント可動。

 

可動範囲はHGUC版とさほど変化無し。

 

腰を捻ることは若干ながら可能ながら、微々たるものです。

 

仰け反るような動きはHGUC版より可動範囲が拡大され、より大きく動く事が可能に。

 

腰部パーツは、黒からブルーへと成型色が変更。

 

メガ粒子砲は砲身まで別パーツ化。

 

 


下半身


今回のキット化に際し、新たに追加された脚部。

 

ドムから拝借したものではなく、正真正銘の専用脚部ユニットとして新規に描き下ろされたもの。

 

バトルシリーズ、VSシリーズでは回し蹴りやカカト落とし等の華麗な足技を披露していたものの、無論キットではそんな芸当は不可能。

 

スカートがゲルググのように分割されていたら、それら激しいアクションポーズも可能だったかもしれませんが、そもそも無茶なポーズを取らせても自立出来るわけないんだよなぁ・・・

 

パオング名物『ドロップキック』なら、機体を横に向ければ出来る・・・わけないだろ!

 

いい加減にしろ!

 

股関節は巨大な脚部を支えるため、新規造形にて軸関節方式を採用。

 

また、ビス止めにより、強固な保持力を誇るのも特徴の一つ。

 

足はロック機構により、ガッチリ固定出来るのが強み。

 

また、ロックを外して脚部を分離可能なため、置き場を確保したい時は分離して収納出来ます。

 

スカートは一切可動しませんので、股関節の可動範囲は制限されがち。

 

足を上げても、自重に負けて直ぐに垂れ下がるので、自由度はあまり期待出来ません。

 

膝関節は2重関節で、可動も90°より少し曲がる程度。

 

膝関節は、合わせ目が出るので処理する時はご注意を。

 

足首関節は多重関節仕様により、本来なら可動範囲の広いものの、裾部分に干渉するので可動域は難あり。

 

接地性に関してもイマイチで、可動もこれが限界。

 

せめて引き出し式関節だったら、多少はマシになっていたかもしれません。

 

ここまで来ると、最早時の流れには勝てないようで、うま味どころか大味と化している辺りダメみたいですね・・・(諦観)

 

自作で引き出し機構を再現しても面白いですが、果たしてこの自重を支えられるものが自力で作成可能かどうかが大きな課題。

 

どっちにしろ、ガンプラでは本当に足が飾り扱いなので、素直に直立不動で立たせておくのが正解か・・・?

 

ただのカカシですな。

 

しかしながら、それと引き換えに脚部フレームは極めて精巧に造形化されており、かつてのメカニックモデルのように、内と外を楽しめる仕様が秀逸。

 

この辺りはPGシリーズのノウハウが活かされ、ただのカカシにはなっていないのは魅力。

 

足裏のバーニア、パネルライン等は精巧に再現され、肉抜き穴等は全く無し。

 

 


内部フレーム


前述のように、このパオングはほぼ全身に内部フレームが網羅され、超大型モデルのメリットを最大限に活かしているのが長所。

 

外装のディテールが比較的シンプルに抑えられたデザインだからこそ、内部メカのディテールと情報量がより一層際立つのが強み。

 

反面、主材料が忌々しいABS製なため、塗装しない限りエナメル塗料によるスミ入れは出来ません。

 

またABSか壊れるなぁ・・・(物理的な意味で)

 

上半身は胸部、腕部を中心に内部フレームを再現。

 

腕部フレームは合わせ目が出ず、余計な手間が掛からないのがメリット。

 

巨大な脚部ユニットは、内部フレームをほぼ完全に再現。

 

外装は全て着脱可能。

 

大腿部はフレームの一部がスライド可動し、装甲の着脱ギミックを再現。

 

内部メカが露出した状態の見た目に配慮している+364364点

 

 

しかしながら、脚部フレームはほぼ全てに合わせ目が出ます。

 

その上、パーツ自体が大きく、尚且つディテールが精密なため、単に消すだけでは細かなモールドを消してしまうので注意。

 

脚部スラスターユニットは、成型色が統一されていないので、そのままだと違和感があります。

 

ただ、造形は精密に再現されているため、カラーリングを統一すれば問題なし。

 

スラスターノズルの造形も手抜かり無し。

 

脚部ロケットエンジンは大胆に合わせ目が出ますが、今回は一部だけ消してディテールアップも兼ねてモールド化。

 

特にタービンは合わせ目を消した後、モールドを新たに彫り直して修正。

 

色は『フィールドグリーンFS34097』をメインに彩度を落としたものを試しに着色。

 

今後、フレーム(濃緑色)系は全てこの色で統一予定。

 




 


オプション


オプションは『MG ジオング』から一部引き継ぎつつも、新規造形パーツであるサーベルが追加。

 

ケーブルパーツ

 

有線サイコミュハンド用ケーブルは、リード線で自由自在に可動。

 

HGUC版と異なり、サイコミュハンドにも専用ディスプレイスタンドが付属するので、分離しても勝手に垂れ下がる事はありません。

 

ディスプレイスタンド

 

サイコミュハンド用のディスプレイスタンド。

 

パーフェクトジオングと化したことで、ディスプレイスタンドの高さも2倍に増強。

 

これにより、オールレンジ攻撃シーンを安定した状態で再現可能。

台座そのものも可動し、上下に大きく可動。

 

オールレンジ攻撃再現。

 

ディスプレイスタンドのおかげで、安定性は向上したものの、かなり場所をとるのが欠点。

サーベル

 

刃渡り20cmにも及ぶ巨大サーベル。

 

刀身はメッキコーティングが施され、並みのMGを凌ぐ長大さ。

 

但し、アンダーゲートではないので、側面にゲート痕が残ります。

幸い側面だけ現れるので、丁寧に研磨してメッキシルバーNEXTでリカバリー可能。

 

ジオング本体に持たせる場合、手のひらのピンにハメ込んで保持。

 

サーベル装備状態

 

ジオングのハンドパーツは、握りしめるような動きが不可能なため、手のひらを交換しないと、しっかりとサーベルを持つ事が出来ません。

 

手のひらパーツは差し替え式で、サーベルを持たせる場合は保持用ピンを持ったものに変更します。

 

また、サーベルは腰部アタッチメントを介して、脇差として携帯可能。

 

ただ、角度調整等は不可能で、後方へ出っ張った形になるのでスペースに注意。

 

 

また、ジオング以外の機体も一応は保持可能。

 

補足として、基本的に手が大きめのじジオン系で尚且つ指がフル可動式でないと持てません。

 

サーベルは劇中には登場しないプラモ狂四郎オリジナル装備ながら、実際に劇中で登場しても違和感ないのがジオンクオリティ。

 

実用性はともかく、選民思想主義者が政権を掌握してる時点で、ジオング完成の暁に式典用装備として用意しててもおかしくないんだよなぁ・・・

 

アタッチメント

 

サーベルを懸架させる専用アタッチメント。

 

腰部パーツを交換して再現しますが、これが非常に面倒。

 

まずはスカート内部を外し、さらにカバーパーツまで外さなければなりません。

 

そして、上半身を固定するビスを外します。

ここまでやると手間が掛かってしょうがないので、思い切って改造しようと思案中。

 




 


比較


『HGUC ジオング』との比較

 

基本的なデザインはHGUCをベースとしつつも、MG化によるサイズアップ効果でモールドの追加により情報量が増加。

 

しかしながら、RG程に雑多になっておらず、原作ファンにも配慮されたアレンジが良好。

 

マーキング等を施すことも考慮しても、全体的に丁度良い塩梅。

 

世間が言う「神アレンジ」というのは、こういうのを言うんだよなぁ・・・

 

バンダイ HGUC ジオング レビュー

 

『MG ザクⅡ ver2.0』との比較

 

通常のMGの2倍という触れ込み通り、そのサイズはまさに圧倒的。

 

足だけで通常機を超える大きさを誇り、ディープストライカーを除けば、MG随一の巨体と言えます。

 

バンダイ MG MS-06J ザクⅡ Ver2.0 レビュー

 

『PG ガンダム』と比較

 

MGを大きく上回るPGと比較しても大きく、「PG ガンダム」と比べてもガンダムの頭一つ分程巨大。

 

バンダイ PG 1/60 RX-78-2 ガンダム レビュー

 

 

『HMM ゴジュラス』との比較

 

コトブキヤの雄『HMM ゴジュラス』と比べると、全高こそパオングに譲るものの、パーツの密度や情報量に関しては、ゴジュラスに分があります。

 

元々、ゾイドはかなりディテールが細かいデザインなので、HMM特有のアレンジを施しても違和感無いのが大きな強み。

 

RGは元々シンプルなファーストガンダム系を、無理矢理現代風にリメイクしているところが、賛否両論の所以と言ったところか。

 

また、ガノタ兄貴には残念お知らせながら、アクション性でもゴジュラスに完敗。

 

悲しいなぁ・・・

 

 


アクション


ということで、『MG パーフェクトジオング』でした。

 

1/250スケール以外では、パーフェクトジオング唯一の大型キットということもあり、G.F.F等も含めてあらゆるパオングの決定版と呼んでも過言ではない完成度の傑作。

 

個人的には、可動を除いてサイズ、色分け、造形、ディテール、ギミックと全ての面において、ジオング立体物の最高峰と呼んでも過言ではないでしょう。

 

定価も10,000円と、この手の巨大ガンプラにしてはPGより安く、コストパフォーマンスは良好な部類。

 

パーツの細分化も、最低限な割にはこれといった合わせ目も出ず、成型色の色合いも悪くなく、ヒケの処理だけして艶消しコートしただけでも十分見栄えは改善されます。

 

アクション性に関しては全く期待出来ず、脚部の保持力に至っては自重すら支えきれないので過度な期待は禁物。

 

1981年発売された旧キットの時点で、ジオングはシリーズ最高傑作と呼ばれる等、劇中ではクッソ情けないMS扱いされる反面、何かとガンプラに限らずあらゆる立体物が粒揃いの優秀なものばかりであるのも特徴。

 

クソザコ扱いされるのはシャアの根性が足りなかったんだよなぁ・・・

 

キシリア姉貴に「赤い彗星も地に堕ちろ、堕ちたな(確信)」と言われてたし多少はね?

 

妹のセイラ姉貴にすら嫌われ「兄は鬼子(直球)」、「いっそ死んでくれれば(辛辣)」とまでこき下ろされてて、恥ずかしくないのかよ?

 

アレンジもRG版のような過激さは見せず、オリジナルの持ち味を活かしつつも、カトキ兄貴特有のマイルドながら近代的なリファインがなされているのが大きな魅力。

 

加えて、プラモ狂四郎で登場したメッキコーティングされたサーベルまで付属する等、完全な上位互換的な存在。

 

これもう買う理由しかねぇなぁ?

 

欲を言えば、ジオングとのコンパチ仕様であれば尚更満足でした。

 

とは言え、脚部バーニアと専用ディスプレイスタンドさえ用意出来れば、コンパチ仕様として活かせるので、イエサブのパーツパラダイスで部品か取扱説明書が入手出来ればジオングを余計に買わなくて済みます。

 

手に入れるならこちらをオススメしますが、何しろサイズと価格が尋常ではないので、置き場や財布との相談になるでしょう。

 

救済措置として、ブロック構造の脚部の分解機能があるので、置き場の高さが足りなければジオング状態で縮小させて収納できるのが救い。

 

また、昨今のガンプラと異なり、アクション性よりも細部のディテールを重視した設計と同時に、PGすら上回る大重量故にアクション性も軒並み低め。

 

さらにパーフェクトジオング状態では、それに対応するアクションベースも存在しないのも地味にデメリット。

 

また、脚部外装は一体成型が大半で、組み立ては簡略化されている反面、表面のヒケが大いに目立つ上に、塗装面積が広いので塗装派にとってはかなり難易度高め。

 

表面処理だけでも骨が折れるので、大人しく成型色仕上げにしても大丈夫ですが、ヘビーユーザーはただひたすら表面処理をするしか手がありません。

 

また、サンドペーパーによる研磨で、普段は見えないヒケが見え、これを消すことで最終的な仕上がりを左右します。

 

塗装を施さなくても、丁寧に研磨処理すればヒケもウェルドラインも消えて格段に見栄えはよくなります。

 

簡単に言えば『ただ図体がデカイだけが獲り得』と言われても仕方ないものの、この唯一無二のキャパシティーの大きさを活かして、全身にLED発光ギミックを施す事も十分可能。

 

また、『PG ガンダム試作1号機』のハンガーを活用すれば、整備シーンを彷彿とさせるジオラマを再現可能なので、あえて巨大さを活かした作例に挑戦しても良いでしょう。

 

勿論、そこまでの工作技術があればの話。

 

去年は『RG ジオング』に本当に脚部が付属しないことに憤慨したので、もう買うなら『MG パーフェクトジオング』と心に固く決めていました。

 

また、RG特有のアレンジにも難色を示したこともあり、やはり2010年以前のガンプラの方が筆者としてはしっくり来ます。

 

本来飾って鑑賞することを目的としたプラモデルが、今や子供が遊ぶブンドド用玩具と化した現代において、今一度その立ち位置を見直してもらいたいところ。

 

今は品薄と騒がれてますが、プレバンでも定期的に再生産されており、ガンダムベース東京でも在庫に余裕があるとのことなので、焦らずゆとりを持って行きましょう。

 

むしろパオング自体は、そのクソデカパッケージが倉庫や商品棚を圧迫し、加えて生産回数の低さから、店舗に在庫が置かれていることの方が珍しい部類。

 

中には買って後悔したというガンプラもあるので、後にご紹介したいと思います。

 

近頃は、他のレビュアーが提灯レビューに走っている所為で、それを真に受けた転売屋やメーカーの驕りが顕著になっているので、けしからん・・・私が喝を入れてやる。

 

このウェブサイトじゃ、必ず粗を探すので世間が持て囃す「神キット」なんてワードは存在しないって、それ一番言われてるから。

 

とは言え、このような事態に陥らせた原因は、我々レビュアーにも責任があり、悪質転売を助長させたことに対して、大変申し訳なく思います。

 

なので、今後のレビューはより長所と短所を明確にして、より公正な視点からレビューしていきたいと考えています。

 

また、新製品レビューもしばらくは見送ります。

 

最近は中国製トイの方が出来がよくなりつつあり、国産品の満足度が若干下がってきたというのも要因の一つですが。

 

また、もっと自分らしいホビーライフを送るのが最善だと感じました。

 

それに、そろそろプロフィールも変え時なんだよなぁ・・・

 

井尻兄貴を参考に、もっとインパクトある文言を並べたいと思うんだけどな~俺もな~

 

 

さて、遂に今年もアツゥイ!7月となりました。

 

梅雨明けが遅い所為で実感沸きませんが、やっと・・・夏が始まったんやな・・・

 

特に、我が家のように山の一軒家は、夏の暑さを感じなくても夏を実感出来ます。

 

家の照明に群がってくるKBTMSくんオッスオッス!

 

梅雨明けからの夏の暑さは馬鹿に出来ないので、細目に水分補給して熱中症には気を付けましょう。

 

それではみなさん。

 

楽しいホビーライフを。

 

 

 

お売りください。駿河屋です。

 

 


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14件のコメント

  1. bousou兄貴オッスオッス
    クソでかパオングがそもそもガンプラで出てたの知らなかった民だから知れて良かったぞ(置く場所も懐も時間も何もかも足りないから買わんだろうけど)

    レビューサイトで提灯レビューあげてるの自分は見たことないけど公平なレビューってのはいいですな。その姿勢は自分は好印象だゾ

    どんな傑作キットでも粗はあるんだよな、、、

    家に普通にkbtmsくん来るとか最高かよぉ!?

    1. Ryu兄貴

      コメントありがとナス!

      >bousou兄貴オッスオッス

      イニシャルは正確にはBOSOなんだよなぁ・・・(ホモは細かい)

      >クソでかパオングがそもそもガンプラで出てたの知らなかった民だから知れて良かったぞ(置く場所も懐も時間も何もかも足りないから買わんだろうけど)

      あ、そっかぁ・・・

      何だかんだ言って、『MG ジオング』は製品化から20年近い骨董品みたいなもんやし。

      知ってる方が只者じゃないんだよなぁ・・・

      余程ジオング好きなガノタ兄貴(こいつすげぇ変態だぜぇ?)じゃない限り、手を出すような代物じゃないから大丈夫だって安心しろよ~

      >レビューサイトで提灯レビューあげてるの自分は見たことないけど公平なレビューってのはいいですな。その姿勢は自分は好印象だゾ

      どんな傑作キットでも粗はあるんだよな、、、

      提灯レビュアーは沢山居るんだよなぁ・・・

      特にAmazonカスタマーレビューと照らし合わせれば、現実との乖離激しすぎて、購入者は判断材料がこれもうわかんねぇな。

      高額転売蔓延してる中でも、「定価より高いけど良い出来」みたいな感想を平然と書き込んでる奴見ると頭きますよー!

      こんなんじゃレビューになんねぇんだよ、もっと消費者の事情も考えてよ(憤怒)

      特に総括まとめが10行程度の連中は、徹底的にキットの素性分析してどうぞ。

      レビュー記事も最低でも文字数5000字、意識しなくても10000字は書き加えいれろ~、俺もやったんだからさ。

      >家に普通にkbtmsくん来るとか最高かよぉ!?

      いやそりゃ雄が集まるのは気持ちええっすよそりゃねえ(ホモ)

      (雌は嬉しく)ないです。

      あ、そうだ(唐突)

      餌用意してたら、クワガタじゃくてGが来たことあったゾ(半ギレ)

  2. レビューお疲れナス!

    やっぱジオォングはカトキニキのデザインが最高やな。
    rgはアレンジがいやーキツイっす。

    >井尻兄貴を参考に、もっとインパクトある文言を並べたいと思うんだけどな~俺もな~

    井尻を止めろ
    そんなことしなくていいから。

    自分から集まってくるのか······(困惑)
    kbtms君が来てくれるとか都会からしたらユートピアなんだよなあ······(都民並感)

    1. まりあな兄貴

      コメントありがとナス!

      >やっぱジオォングはカトキニキのデザインが最高やな。
      rgはアレンジがいやーキツイっす。

      当たり前だよなぁ?

      カトキデザインは至高って、はっきりわかんだね。

      >井尻を止めろ
      そんなことしなくていいから。

      お、そうだな(手のひら返し)

      最近は井尻兄貴の新作見られなくて悲しい・・・悲しくない?

      >自分から集まってくるのか······(困惑)
      kbtms君が来てくれるとか都会からしたらユートピアなんだよなあ······(都民並感)

      個人的にはレアなMYMKWGTくんの方がウレシイ・・・ウレシイ・・・

      せっかくの田舎暮らしなんだから、もっと希少性の高い昆虫集まって、どうぞ。

  3. レビューお疲れ様です。

    僕としてもMGジオングは傑作だと思います。

    スタイルもディテールもちょうど良いくらいですし、この時のガンプラが好きというのも分かります。

    1. コットン様

      コメントありがとうございます!

      >僕としてもMGジオングは傑作だと思います。

      スタイルもディテールもちょうど良いくらいですし、この時のガンプラが好きというのも分かります。

      独断と偏見と思われても仕方ない所もありますが、個人的にはこの時期のガンプラが無難な出来に思えます。

      無論、ABSや合成ゴムの使用等、問題のある部分もあるものの、それを差し引いても完成度は高いです。

      ただ、2010年以前のバンダイの方がユーザーに配慮した製品作りに尽力していたのは確かだと感じます。

      1. レビューお疲れナス!
        アツゥイ!夏来てもう気が狂う(バイト先フードコート並感)
        このパーフェクトジオングの略称がパオングなの草ゾウみてぇなモビルスーツだな
        MG売り場は普段見ないから分からないゾ…Ex-sは作ってみたいです(修行僧並感)
        RGはシャアザクとシナンジュ作って思ったのがパーツや可動部位が増えて関節特に脚の関節が弱い…弱くない?
        あとディテールがちょっと…ちょっと多いかなディテールは適度にしたやつを出せ
        井 尻 を 止 め ろ 井尻兄貴は参考にしてはいけない(戒め)
        KBTMS君あぁ^〜いいっすねぇ^〜俺都会だからさ…見たことないんだわ(北海道民)

        1. ノンケ兄貴

          コメントありがとナス!

          >アツゥイ!夏来てもう気が狂う(バイト先フードコート並感)

          はえ^~フードコートってアツゥイ!んすねぇ~

          >このパーフェクトジオングの略称がパオングなの草ゾウみてぇなモビルスーツだな

          象だよ(ジュアッグ)

          >MG売り場は普段見ないから分からないゾ…Ex-sは作ってみたいです(修行僧並感)

          たまにはMGスペース見てくれよな~頼むよ~

          ちなみにMGで最も高価で大きいのは『MG ディープストライカー』で、メガ粒子砲が太い・・・太すぎ!

          >RGはシャアザクとシナンジュ作って思ったのがパーツや可動部位が増えて関節特に脚の関節が弱い…弱くない?
          あとディテールがちょっと…ちょっと多いかなディテールは適度にしたやつを出せ

          RG組んだ時の感想は、「これマジ? 内部フレーム内蔵の癖に保持力貧弱すぎだろ・・・」という感じで、パーツが細かすぎてMGより組み立てが苦行でした。

          ディテール云々は人それぞれだと思いますが、やりすぎるとオリジナルの持ち味も死んでしまうため、中間辺りが丁度良いと思いますねぇ!

          >井 尻 を 止 め ろ 井尻兄貴は参考にしてはいけない(戒め)

          お、そうだな。

          相変わらず井尻兄貴の編集内容おかしいよ・・・(今更)

          >KBTMS君あぁ^〜いいっすねぇ^〜俺都会だからさ…見たことないんだわ(北海道民)

          あ、おい待てい。

          北海道でKBTMSは国内外来種だから本来は生息してないんだゾ。

          発見したら環境保護の面で逆に問題なんだよなぁ・・・

          1. 返信ありがとナス!RGは少し方針転換しろ(過激派)まじかKBTMS兄貴国内外来種なのか…(困惑)ホモガキの夏休み再現はダメみたいですね…

          2. 返信アリシャス!

            >RGは少し方針転換しろ(過激派)まじか

            RGはウイング辺りから少しマシになったゾ。

            >KBTMS兄貴国内外来種なのか…(困惑)ホモガキの夏休み再現はダメみたいですね…

            北海道の霧多布岬には名物ラッコがいるダルルォ!?

            野生のKBTMSより野生のラッコの方が貴重なんだよなぁ・・・

  4. レビューお疲れナス!はえ^~すっごい大きい…
    mgでパーフェクトジオング出てたんすねぇ~(買うとは言っていない)
    確かに最近はクッソ適当なレビューが増えてますね…良いところしかアピールしないとか見てて嫌気さしてくるゾ
    ICR兄貴くらい熱弁ふるってくれよな~頼むよ~
    後申し訳ないが激寒絵文字を使うのはNG

    1. hdk兄貴

      コメントありがとナス!

      >はえ^~すっごい大きい…
      mgでパーフェクトジオング出てたんすねぇ~(買うとは言っていない)

      本体がデカすぎる。

      意外にもパオングのMG知られてなくて、涙がで、出ますよ。

      >確かに最近はクッソ適当なレビューが増えてますね…良いところしかアピールしないとか見てて嫌気さしてくるゾ
      ICR兄貴くらい熱弁ふるってくれよな~頼むよ~

      お、そうだな。

      個人の感想鵜呑みにするより、Amazonカスタマーレビューを読んだ方がまだマシなんだよなぁ・・・

      アンチは一読しただけでわかりますし。

      >後申し訳ないが激寒絵文字を使うのはNG

      当たり前だよなぁ?

      草を生やすのもNGゾ

  5. オッスオッス!
    先輩がいない夏を見ながら待ってましたよ~

    しかしICR兄貴の家は山小屋とは…
    なら近くの崖で足でも滑らせた日には暑い夏になりそうだ

    あ、そうだ(唐突)
    家にもちょうどサーバインが届いたんですけどICR兄貴のは野獣みたいな汚い色してるんすね~

    1. MIR兄貴

      コメントありがとナス!

      >しかしICR兄貴の家は山小屋とは…
      なら近くの崖で足でも滑らせた日には暑い夏になりそうだ

      お、そうだな。

      既にアツゥイ!んだよなぁ・・・

      >あ、そうだ(唐突)
      家にもちょうどサーバインが届いたんですけどICR兄貴のは野獣みたいな汚い色してるんすね~

      そうだよ(肯定)

      ん?

      野獣はカブトムシだった・・・?(新説)

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