以前にレビューさせて頂いたノーベルガンダムですが、今回から改修を施したいと思います。
さて、この「HGFC ノーベルガンダム」ですが、プロポーションは女性的なスタイルが強調されてはいますが、それはあくまで他のMFと比べた場合。
ガンプラは、あまり女性的な一面を強調するという面においては、やや不得手は印象を受けます。
今回はその辺りに着目して改修を行っていきます。
エポパテによる形状修正
キットでは設定画を元に立体化されており、腕がやや太く、もっとメリハリのついたボディにしたい所。
近年のゲーム作品やイラストでは、より女性らしい華奢な肢体で、
その最たるものが、VSシリーズのノーベルガンダム。
画像は「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブーストON(通称”マキブ”)」でのノーベルガンダム。
キットのノーベルガンダムと比較して、よりグラマラスなプロポーションのCGモデルとして製作され、女性らしい魅力を秘めています。
今回はこれを参考にHGFC ノーベルガンダムを改修していきます。
かなりの部分でプロポーション変更を行うため、製作に関してはエポキシパテが必須となります。
基本的には、エポパテで肉付けして削っていくという、ポピュラーな方法で整形していきます。
肘から下は、新規に作り起こします。
腰はキットでは細すぎるため、幅増ししてより自然な体型へ。
太腿部分は関節を覆うように肉付けし、丸みを持たせます。
CGモデルのように、角度を付けてもよろしいでしょう。
爪先はCGモデル同様に、シャープに尖らせます。
右足は完成のイメージを掴みたいため、サーフェイサーを吹き付けておりますが、こういった感じで自然なプロポーションとなるよう、全体を整形します。
肘から下に関しては、四角錐のように形状を変更します。
ABSフレームも肘から先を切断し、真鍮線を通して簡素な支えを作ります。
手首関節に関しては、あまり良い代替えパーツが無かったので、真鍮線で接続。
ボリュームアップした太腿に合わせ、腰も左右にボリュームアップ。
これにより、より女性らしいプロポーションへ。
太腿部分は、キットの滑らかな曲線に沿っていきつつも、より人間的な形状へ。
股関節が目立たなくなるだけで、大分印象も変わります。
加えて、膝関節はデフォルトでは90°しか可動しないため、別キットから関節を移植して可動範囲の拡大も視野に入れています。
爪先を削る前に、足裏の肉抜き穴は埋めておきましょう。
パーツ強度を高める観点から見ても、肉抜き穴の処理を推奨します。
形状はCGモデルを参考に削って行きましょう。
後は脛周りを削って置くと、より見栄えがよくなります。
ということで、こんな形で完成を目指したいと思います。
個人的には色々と試したいこともあるため、詳細な製作方法を記事で取り上げる予定はありません。
ですので、次回からいきなり完成編です↓
それではみなさん。
楽しいホビーライフを。
HGFC 1/144 GF13-050NSW ノーベルガンダム (機動武闘伝Gガンダム)
画像引用元https://game.watch.impress.co.jp/img/gmw/docs/668/393/html/e04.jpg.html
https://www.famitsu.com/news/201506/03079639.html
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