■コトブキヤ スーパーX2改修
さて、前回レビューさせて頂いた「コトブキヤ スーパーX2&92式 メーサービーム戦車」ですが、今回からは塗装を意識した改修を施して行きます。
特撮作品のメカニックということで、映画のプロップのような質感を追及していく予定です。
製品仕様に関しては、下記リンクからよろしくお願いいたします↓
今回はスーパーX2から取り掛かりたいと思います。
比較的シンプルな形状で、パーツ数も少な目です
ですので、正直それほどやることも無く、ただひたすらにゲート痕を消し、合わせ目処理を同時並行。
ゲート痕は始めから目立たない設計で、露出した箇所も精々10箇所あるか無いか程度なので、ガンプラよりも作業量はずっと楽です。
合わせ目に関しては、胴体にかなり目立つ部分があり、これが主な処理対象。
ここは合わせ目をモールド化する方法で改修。
分割線に沿って、デザインナイフを当てて、カンナがけして面取りをします。
その後、モールドが均一な細線で表現出来れば問題はありませんが、よれたりした場合はもう一手間必要です。
モールド化した合わせ目に沿って、ラインチゼルを引いていき、スジ彫りを均一にします。
これにより、新たに追加したモールドがより綺麗に見えます。
加えて、単純ながらもディテールアップへと繋がります。
次にその他の合わせ目も処理していきます。
メインカメラ頭頂部も、先程と同じように合わせ目をモールド化します。
この部分に関しては、もう少しパーツの追加で情報量の密度を上げて行きたいです。
艦首の合わせ目にもスジ彫りを施し、ディテールアップ。
エンジン外装の合わせ目も、同様にモールド化。
この工程も慣れると時間短縮&ディテールアップに繋がり、模型製作においては非常に便利な技法ですが、それも時と場合によります。
フレームアームズ・ガールや、メガミデバイスのようなキャラクターキットなら、肌の合わせ目は消した方が遥かに見栄えは良くなりますが、メカ系には積極的に取り入れたい技法です。
ということで、今回はここまで。
次回は塗装作業へ移行します。
それではみなさん。
楽しいホビーライフを。
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