今回のガンプラは、当ウェブサイトでは史上初の艦船系キットで、「ガンダムコレクションネオ 1/400 ムサイ級軽巡洋艦」をご紹介。
全長585mmというガンプラ(?)最大級の巨体が圧巻のキットで、店頭用ディスプレイモデル並みの迫力を秘めた圧倒的存在感が特徴の珍品となります。
それでは、早速レビューへと参りましょう。
パッケージ
付属品一覧
PG並みのパッケージサイズに違わぬパーツ数を誇る、今回のキット。
本体を構成するパーツは、一つ一つが「HGUC デンドロビウム」並みに大型で、一部ビスを使用。
ランナー枚数は多めながら、一体成型のものが多数を占めるので、パーツ数そのものはそれ程多くありません。
その他には、同スケールの量産型ザクが3体、シャア専用ザクが1体付属。
シールは、ジオン公国章とナンバリングが可能なテトロンシールが一枚付属。
ムサイ級宇宙軽巡洋艦
ムサイ級軽巡洋艦は、ジオン公国軍が運用する宇宙軽巡洋艦の一つで、同軍の主力を担った艦艇である。
宇宙世紀において初めてMSの戦術運用を前提とした艦艇で、最も量産された標準型はMSを最大6機まで搭載することが可能で、整備から冷却まで常にMSを万全な状態で運用することが出来る。
艦首には「コムサイ」と呼ばれる宇宙往還機を搭載しており、これにより大気圏内突入・離脱を行う事が出来、MSを宇宙空間のみならず、地上まで効果的に運用させることを実現。
MSの運用を前提としていながらも、本艦は対艦戦は勿論のこと、衛星軌道上での哨戒任務も想定されており、宇宙世紀における次世代艦としての必要条件を備えた優秀な戦闘艦として、幅広い運用を可能にしていた。
それは当時、連邦軍が運用していた「マゼラン級宇宙戦艦」、「サラミス級宇宙巡洋艦」と比較してみることからも分かる通り、その高機能ぶりは目を見張るものがあっただけでなく、小型艦に分類される軽巡洋艦ながら、性能面ではバランス良くコンパクトに纏まっている。
装備は「2連装メガ粒子砲塔」を3基、「145型大型ミサイルランチャー」、「Cクラス小型ミサイルランチャー」を装備し、火力を正面に集中出来るように配置しており、砲撃戦においては連邦軍のサラミス級を上回る戦闘能力を持つ。
加えて、MS搭載能力を保持していたことから、物量作戦では甚だ不利な立場であったジオン公国軍を最前線で支え続け、その先進的な設計思想はその後の次世代艦にも大きな影響を与えた。
次期主力艦艇に必要とされるポテンシャルを必要十分に備えているものの、対空砲を持たない上に、構造上の死角も多く、防空戦闘能力をMSに依存している等、敵機の接近を許すとほぼ無力であった。
ムサイ級は高度に規格化された艦艇であり、ドズル中将の座乗艦として建造され、後にシャア・アズナブル少佐に譲渡された「ファルメル」と呼ばれる専用艦の他、数多くの同型艦が改修や強化を繰り返して延命措置が施される等、ジオンの象徴とも呼べる「MS-06 ザクⅡ」同様に高い拡張性を誇る。
一年戦争終結後も、「アクシズ」や「デラーズ・フリート」といったジオン軍残党が重用していただけでなく、後継艦として建造された「エンドラ級」、「ムサカ級」に大きな影響を与える等、本艦の信頼性や先進性の高さを物語っている。
ということで、「ムサイ」です。
前に見た淫夢実況動画でクサイ級軽巡洋艦のタグ付いてて草。
元々は、「ガンダムコレクション」と呼ばれた彩色済みフィギュアシリーズと連動して展開されたものですが、現在では考えられない巨大モデルとして製品化。
製品化とは言え、本来はキャンペーンの景品として用意されていた特注品で、思いの外ユーザーからの評価が高かったこともあり、後に正式に製品化され、一般にもある程度普及した経緯を持つ異色のガンプラ。
キットは「ホワイトベース」や「プトレマイオス」同様に1/400スケールで製品化されたものですが、全長585mmと約60cmにも及ぶ巨大キットとして立体化。
その巨大さは、先月発売したばかりの「HGUC ペーネロペー」すら小さく見える程で、「HGUC デンドロビウム」に次ぐサイズ。
ナラティブ(A装備)やペーネロペーで超巨大とか本気で思ってたの?
そんなんじゃ甘いよ。
上には上がある(至言)
金があれば等身大モデルも買えるって、はっきりわかんだね。
アニメーションのデザインを反映した「ホワイトベース」と異なり、キットはEXモデルと同じく「MS イグルー」版のディテールで再現され、表面のパネルラインが精緻に施されているのが特徴で、その巨体と相まって迫力満点。
しかしながら、これが万人に受け入れられるかどうかは別の問題であり、過剰なまでのディテールが賛否両論を巻き起こすことが考えられます。
また、パーツは全てABS樹脂で成型されているので、塗装時には大きな注意が必要。
正式にはガンプラではありませんが、一応はガンダムのプラモデルということで、ガンプラ扱いしてもヘーキヘーキ、ヘーキだから(適当)
艦橋
二段式の形状が特徴的な艦橋。
窓は無色透明のクリヤーパーツ成型で、電飾ギミック等の改造にも対応。
艦橋周辺だけでも情報量は膨大で、イグルー版ならではのハイディテールな造形。
細部まで精密に立体化されており、本体の巨大感を演出するのに一役買っています。
ブリッジの円形シャッターは別パーツ。
但し、一度はめ込むと分解しにくいため、予め注意が必要。
艦橋は標準型と、シャアが座乗した「ファルメル」を再現したものが付属。
量産型とはコンパチ仕様で、両方再現したい場合はもう一隻購入する必要があります。
予算的にはかなり厳しいとは思いますが。
現代的なアレンジにより、悪趣味としか言えなかったデザインのオリジナル版と比較して、よりリアリティ溢れる近未来的なデザインへ変化。
ブリッジ
ずんぐりとした艦首とは反対に、スマートな形状のブリッジ。
MS収納ギミックを再現しており、付属のガンダムコレクションを出し入れ可能。
艦橋下のハッチは左右に開閉可能。
内壁のディテールや、ハッチの裏側等も緻密に再現。
格納庫には、付属のザクⅡを収容可能。
ザクと同サイズで、尚且つ比較的スマートなMSなら、ザク以外でも格納出来ます。
但し、素立ちであることが前提。
後部格納庫は、ハッチのパネルライン等も、劇中同様リアルに再現。
ハッチは開閉可能。
後部格納庫は、ハンガーを兼ねたMSデッキがせり出すギミックを内蔵。
EXモデル版には無いユニークなギミックで、恐らく現状でもMS搭載ギミックを備えた、ムサイの立体物としては唯一。
ハンガーは上下二カ所あり、下部ハンガーにはMSを二機、上部には一機取り付け可能。
設定上では最大6機まで搭載可能ですが、キットは最大4機までしか格納出来ません。
あ、もしかしてコムサイに入れる分も含んでるのかな?
Wiki兄貴は紛らわしい表現やめてくれよな~(半ギレ)
ハンガーや格納庫等の内部も、緻密なディテールで再現。
艦底部のディテールも抜かり無しで、巨大感を演出する膨大な情報量が魅力。
ちなみに、劇中ではブリッジ下に球形タンクを装備していた艦も存在しましたが、キットにはタンク類は付属せず、それらしいディテールは確認出来ます。
艦首
ガミラス艦を彷彿とさせるグリーン色の船体で、楕円型の優美な曲線が魅力的な艦首。
巧みなパーツ分割により、合わせ目がほぼ現れず、ゲート痕も殆ど目に付かない等、大味にならないような配慮がなされています。
艦首表面のパネルラインやモールドは微細かつ、高精度に再現。
当時のバンダイが新たに導入した、最新のレーザー加工システムやスライド金型技術が、遺憾なく発揮された造形美を堪能出来ます。
ダクトは別パーツ化。
砲塔
階段状に配置された砲塔がユニークなデザイン。
砲塔も、イグルー版ならではのハイディテール仕様にアレンジ。
左右の合わせ目が目立つので、合わせ目処理は複雑に入り組んだ形状故、かなり難易度高め。
砲台は左右に旋回可能。
しかしながら、砲身は上下には動きませんので、ベテランは砲身を切断して、球体ジョイント等を仕込んで可動化させるのも一つの手。
エンジン
個性的なデザインのムサイを象徴する、足のように突き出したエンジン。
本体とエンジンを繋ぐ支柱部分は、トラス構造の形状等細部まで造形化。
パーツを二重で重ね合わせる等、密度感も抜群。
エンジンはダクトやノズル部分を精緻に再現。
キットはエンジン部の外装が取り外し可能。
内部メカも精密に再現されており、大スケールならではのギミック。
パイプ等、シャープかつメカニカルな造形はキットの隠れた魅力。
外装の裏側もパネルラインが施され、目に見えない部分まで精密に作られています。
コムサイ
艦首に接続されたコムサイは分離可能。
コムサイ自体のサイズも相当なもので、HG一体分並みかそれ以上のボリューム。
コムサイ
本体のオマケ程度ながら、完成度は想像以上に高く、全体のフォルムも秀逸。
細部のディテールに関しても、隙の無い仕上がり。
キャノピーはクリヤーパーツ仕様。
窓枠の形状にもピッタリとフィットし、この時期からバンダイのパーツ精度の優秀さを感じます。
尾翼も小さいながら、航空機的なデザインを忠実に表現。
エンジン部は別パーツ化。
メカニカルな造形で立体化されており、完成度の高さを感じる部分。
底部のデティールも良好。
底部のランディングギアは、差し替えで再現。
小サイズながらも精密な造形で、タイヤは全て別パーツで再現。
ダンパー等も精巧に作られています。
カバーである外装は取り外し可能。
内部のディテールも精密に再現され、素組みでも色分けは優秀。
カバーの裏側も、パネルラインを緻密に再現。
コムサイ内部には、標準サイズのMS二機を固定して格納可能。
ちなみに、この状態でタンク形態のヒルドルブも同時に搭載出来ます。
比較
巨大ガンプラの筆頭格の一つである、「HGUC デンドロビウム」と比較。
このムサイも、全長1mにも達するデンドロには敵わないものの、体積容量は殆ど互角という怪物級プラキット(重量はダイキャストを使用している関係で、デンドロの方が上)
しかしながら、同シリーズのホワイトベースは、ムサイよりさらに巨大。
ちなみに、ムサイの全長234mと、宇宙世紀では軽巡洋艦扱いされているものの、ビッグ7と呼ばれた旧日本軍の戦艦長門(全長224.94m)より大型なので、個人的には戦艦扱いでも十分な威容。
見える見える、太いぜ。(細いんだよなぁ・・・)
同シリーズのホワイトベースと比較
ディテールが旧キットベースのホワイトベースに対し、ムサイはMSイグルー準拠なので、情報量の違いが顕著に現れてしまっているのが気になるところ。
ムサイが585mmに対し、ホワイトベースは630mmとさらに巨大。
上から見ると、そこまで大差ないものの・・・
正面から見た時の威圧感は別次元レベル。
本当に同スケールなのか疑う体積容量。
流石に空母クラスと、軽巡洋艦の違いを見せつけられる光景。
オプション
前述したように、キットには同スケールのPVC製フィギュアの他、本体用のディスプレイスタンドが付属。
ポーズは全て立ち状態で、小サイズながらも造形や彩色は良好。
ディスプレイスタンド
ムサイ本体を支えるディスプレイスタンドは、「HGUC デンドロビウム」のディスプレイスタンド並みに巨大。
表面はマット処理されているのが特徴。
標準クラスの1/144スケールと比べても、そのサイズの差は歴然。
支柱は艦底部の外装を取り外して接続。
取り外したカバーパーツは、ディスプレイスタンドの裏側に取り付け可能。
付属のザクは、全て立ちポーズで立体化。
専用のスタンドも用意されており、こちらもシャープなモールドが施されています。
シャア専用ザク
量産型ザク
付属のザクは旧MG版のディテールがベースとなっており、全高5cm程度とは言え、製品段階でも造形・彩色共にハイレベル。
可動は頭部、右腕が回転可動。
また、キットにはクリアスタンドが付属。
足裏に接続し、浮遊状態を再現可能。
アクション
ということで、「ガンダムコレクション ムサイ」でした。
現状におけるムサイの立体物としては最大でありながら、ギミック面や造形、ディテール共に決定版とも呼べる傑作。
EXモデル版と比べて、サイズだけでなく、MSの収納ギミックやエンジン部分の造形化等、サイズの大型化に伴って様々な趣向を凝らしているのが大きな魅力。
このキットを見れば、ひと昔前のバンダイの冒険精神溢れる熱意を、これでもかとヒシヒシと感じることでしょう。
ただ、素組みでは如何せん重厚感が不足しており、最低でもスミ入れくらいは施してあげたいところ。
加えて、大型パーツが多数を占める関係でダボピンが太く(通常の十数倍の直径)、はめ込みや分解に相当な力を必要とする他、説明書がイマイチ分かり辛いので、組み立ても意外に難易度が高め。
うっかりパーツの組み込み忘れがあると、解体するのに一苦労。
また、ゲート痕が可能な限り表に出ない構成にはなっているものの、目に付く部分にある場合は、微細なモールドをやすり掛けで消してしまわないようしなければなりません。
パッケージ見本通りに塗装を行うとなると、改修のハードルが高く、初心者は素組みにスミ入れと艶消しコートで十分かもしれません。
但し、素組みだと通常のエナメルのスミ入れ塗料(流し込みタイプ)を使用すれば、ABS製の本体に対して破損の可能性も捨てきれないため、地道にペンタイプでスミ入れした方が無難でしょう。
逆に塗装するなら、サーフェイサーで下地とコーティングを施し、塗料も十分な量を確保して臨むことが肝心で、缶スプレーで効率よく塗装してしまうのも一つの手。
色にこだわりが無ければ、特にオススメなのがタミヤ製のカラースプレーの「TS-91 濃緑色(陸上自衛隊)」で、同社のエアーモデルスプレーはスケールモデル向けに調整された製品故に使い勝手良好。
そして、このキットの最大の欠点は二つ。
一つ目は60cm近い巨体故、置き場に困るということ。
二つ目の欠点は、絶版ということもあり、元々価格の高い状態から、さらに希少価値が上がっており、市場の平均価格では2万円を超えている状態。
悪徳出品者であれば、市場価格の数倍という値で売りつける等、大半が阿漕な商売に手を染めているので、とにかく適正価格のモノを見つけたら確保した方が良いでしょう。
また、イグルー版のディテールで立体化されているので、アニメ版のシンプルなデザインが好みのユーザー諸氏には賛否が分かれる所。
この度は地元のブックオフで定価以下で入手出来たこともあり、これから購入を考えたいというユーザー諸氏は、焦らず適正価格に近い状態の製品を購入することを推奨します。
万に一つの可能性に掛けて、オークションで出来るだけ安く落札したいところですが、無理をしないことが大事です。
手にさえ入れば、PGすら超える巨大感を味わえ、何より貴重なムサイの大型モデルということもあり、艦船系にも精通しているガンプラマニアには至極の逸品。
また、パースを活かした撮影においても、本体が大型なおかげで手前にHGを置いて撮影しても、十分巨大感を演出可能。
特に、同じイグルー系ガンプラである「HGUC ヅダ」や、その他のジオン系MSと並べても絵になります。
当ウェブサイトは、通常のガンプラ専門のブログとは異なり、マイナーで希少性の高いキットを狙う傾向が強いので、一般販売されているガンプラの詳細に関しては、他のウェブサイトをご覧下さい。
それではみなさん。
楽しいホビーライフを。
関連記事
関連商品
レビューお疲れ様です。
こんなガンプラあったんですね。初めて見ました!
ムサイは旧キットとEXモデルは知ってましたが、60mは大きすぎですねw
アマやヤフーだと3万円~5万円はするんですね…さすがに買えません
コットン様
コメントありがとうございます♪
昔はよく店頭で見かけましたが、今ではオークションでしか見かけませんね。
迫力は抜群なのですが、置き場と価格が厄介なキットです。
オッツオッツ!
前に実物大のランナー付きプラモ企画あったな~と思ったら、やっぱりコトブキヤじゃないか
無いことは無いけど(意味深)美少女プラモの人間サイズが出たらもう気が狂う
ガンプラはサラちゃん以降は買ってないですけど、RGニューをICR兄貴がレビューしてくれれば墜ちろ!堕ちたな・・・って即買いしちゃうんすよね
ん!?もしかして解体匠・・・あっ(察し)
しかし何故か美少女プラモに群がるホモも増えたし、風評被害の方の淫夢くんまで召喚しちゃうとか広告収入で買えちゃうんじゃないの?(期待)
MIR兄貴
コメントありがとナス!
>前に実物大のランナー付きプラモ企画あったな~と思ったら、やっぱりコトブキヤじゃないか
またブキヤか(常識が)壊れるなぁ・・・やっぱり壊れてるじゃないか!(喚起)
等身大モデルの美少女プラキットとか、どんだけパッケージデカイんですかねぇ・・・「HGUC デンドロ」のランナー整理するだけでぬわああああん疲れたもおおおおん!
基本、RGは嫌いじゃないけど好きじゃないので、(RG νガンダムのレビューの予定は)ないです。
申し訳ないが、解体匠機という一発屋で終わりそうなブランドの名前を出すのはNG
バンダイは余計な回り道しないで、大人しく皆が望む「PG νガンダム」を製品化しよう(提案)
自称ホモガキも急激な勢いで増加傾向ですねぇ・・・美少女プラキットとかホモのくせによー(棒読み)
淫夢くん召喚はどうすっかなー俺もなー(コラボ企画)
はじめまして。コメントさせて頂きます。
私はガンダムコレクションのプトレマイオスを持っていますが、いまだに傑作だと思っています。他にもデンドロビウムやノイエジール、αアジールもあり、自分としてはもっと続いて欲しかったシリーズでした。
このムサイも完成度は非常に高いですね。
yonekura様
コメントありがとうございます♪
スケール的に、マイナーな大型MAが続々と立体化されてましたね。
艦船系も出来が良かったですし、何より型破りなサイズが魅力です。
プトレマイオスはシリーズ屈指のサイズで、造形・ギミック共に至高のアイテムですね!
Amazonだと¥59,800という法外な値段付けられてますが、今思えば当時買っておけば良かったと思います。
今回のムサイは何故か、同シリーズのホワイトベースと違ってディテールの密度が濃く、並べた時の違和感の差が悪い意味で際立ってしまいます。
金で幸せが買えるってそれ一番言われてるから
まりあな兄貴
コメントアリシャス!
そうだよ(現代社会の闇)