先日レビューさせて頂いた「Figure-rise Standard BUILD DIVERS ダイバーアヤメ」ですが、今回からは塗装を見越した改修を行っていきます。
製品の詳細な内容に関しては、下記リンクよりお願い致します↓
今回は、合わせ目処理をメインに改修を行っていきます。
キットは全身に渡って合わせ目が存在するため、最初はこれらを的確に処理していくことを目指します。
大腿部の合わせ目処理
まずは合わせ目を消していきましょう。
合わせ目こんなに消すとか、やめてくれよ……(絶望)
消す箇所は、胴体、肩、腕、大腿部を消していきます。
まずは大腿部から処理。
タミヤセメント(流し込みタイプ)を使い、隙間に流し込みます。
流し込んだら、パーツをハメ合わせて、表面にはみ出た接着剤が乾燥するのを待ちます。
一時間以上経過したら、モーターツール等で粗削り。
次にデザインナイフ、サンドペーパーと変え、表面を研磨処理。
肌色部分は成型色で仕上げたいので、サンドペーパーは400~1000番まで使用。
整形後。
肌は成型色を活かしたいので、それらを意識するならば合わせ目消しは必須技法。
ゲート痕が多少目立っても、エアブラシでリタッチすれば、ほぼ判別不可能な程に隠せます。
他にも、艶消しコートの上から、肌色のパステルをこすり付けて、簡単に隠す方法もあります。
次に脛の合わせ目を消します。
意外と消すのが難しいので、金やすりやモーターツールで大胆に削り、サンドペーパーで丁寧に処理。
多少、跡が残る場合もありますが、塗装前提ならサーフェイサーで消えるので問題ありません。
肩~腕の合わせ目処理
同じように腕、肩等も処理。
但し、肩は関節と隣接している部分なため、流し込み過ぎると、関節ごと固着してしまうので要注意。
肩は少ない量を塗り付けると失敗せず、削る面積も少ないので早く仕上がります。
腕の合わせ目は、消す際にシワ等を削って彫を浅くしないよう注意。
胴体の合わせ目処理
胴体はバストの側面を走る合わせ目を処理。
丸みのある形状を極力崩さないよう処理します。
次にサラシの合わせ目を消します。
ここも、形状を変えないように丁寧に処理。
ちなみに、サラシを最初に消し、次に腰部インナーを改修するという方法を推奨。
同時に合わせ目処理すると、研磨が難しくなります。
胴体の合わせ目処理はこれで完了。
合わせ目を消したことで、ボディラインの柔らかさがより強調されるように。
髪の毛も大胆なモナカ割なため、この辺りも丁寧に処理。
髪の毛は、合わせ目だけでなく、毛先のシャープ化等も行っていくので、最初から丁寧に研磨しなくても大丈夫です。
今日の作業はここまで。
次回はパーツのシャープ化、形状修正を行っていきます↓
それではみなさん。
楽しいホビーライフを。
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