スーパーミニプラ キングブラキオン レビュー

■スーパーミニプラ キングブラキオンレビュ-(素組み)

 




 

遂にスーパーミニプラ ジュウレンジャーシリーズに最大最後の守護獣が登場となりました。

 

 

さて、まずはパッケージから見て行きましょう。

 

 

 


パッケージ


 

あのさぁ…

 

段ボールにまで商品名まで印字はどうにかなりませんかねぇ(切実)

 

受け取りが気まずくなります。

 

では、気を取り直して。

 

 

 

 

側面

 

これまでと同じく旧DX版をイメージしたデザインです。

 

サイズも大きいので、本当にDX版を買った感覚に陥ります。

 

申し分ない再現度です。

 

 

 


付属品一覧


キングジェイダーと同じく、食玩の概念から大きく逸脱した物量。

 

ただ、パーツ数はキングジェイダーより少ないので、割とサクサク組みあがります。

 

これだけの大物ながらパーツが大きいため、意外にも時間にして1時間少しで組み上がる手軽さです。

 

 

そのうえ、胴体は既に組み立て済みなため、より手間が減ります。

 

電池BOXは裏側に備えてあります。

 

電池は単四電池2本。

 

プラスドライバーを必要とします。

 

ゾイドかな?

 

分解はもちろん可能で、塗装も楽に行えますね。

 

ちゃんと裏側までメカディテールが施されており、流石はプレミアムバンダイは一味違います。

 

唯一のネックは首のパーツの数と構成くらいですね。

 

それではいよいよ本体のレビューです。

 

 

現れよ、獣騎神キングブラキオン!

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ!

 

 

なんだあのでっかいモノ…

 

 

 

塗装を前提としているので、シールは貼り付けていません。

 

色分けもそれなりに頑張っており、彩色済みパーツと相まって良い感じです。

 

第一印象としては、ミニプラながらとても巨大です。

 

巨大な前脚やどっしりとしたボディとは対照的に、長大な首がアンバランスに見える独特のシルエットを形成しております。

 

まさしく発見当時最大級の恐竜と呼ばれた、ブラキオサウルスの名を冠した姿に相応しい威容と言えます。

 

 

大獣神、ドラゴンシーザーと並べてみると、その巨体がさらに強調されます。

 

 

 

流石に全高ではキングジェイダーにこそ敵いませんが、全く引けを取らない重量感は圧巻です。

 

全長はジェイアークとほぼ互角です。

 

しかし首を倒せば、ジェイアーク以上の全長となります。

 

質量的にはキングジェイダーと並んでトップクラスの大物と見て間違いありません。

 

”キング”の名を冠するだけに値段的にも大物ですが、損をさせない情報量とボリューム感です。

 

造形は勿論のこと、全身に配されたディテールがこれまた圧巻の細かさで見応えがあります。

 

特に首回りや足回りの紋様は目を見張る繊細さで、塗装を施せば美術品のような高級感を表現することも可能かと…中々難しいとは思いますが。

 

また、いつもは目に付く肉抜き穴も見受けられず、見栄えも過去のものに比べて格段に良いです。

 

 

 


頭部


 

頭部の造形は劇中そのものといっても、過言ではない精密な造形で、特徴的トサカが目を引きます。

 

製品の状態でも綺麗に彩色されています。

 

 

口は開閉可能。

 

首は上下可動。

 

左右へ首を傾けることも出来ます。

 

見た目以上に柔軟です。

 

 

 

真横は向けませんが、横方向への旋回も出来ます。

 

 

 

・脚部

 

いかにも力強さを感じさせる巨大な前脚。

 

爪はゴールドで塗装済みです。

 

後ろ脚は可動しませんが、シルバー塗装が一部施されています。

 

 

 


胴体


胴体は一際細かい文様、レリーフが目を引きます。

 

モーター内蔵で、気分的にはやはりゾイドを組み立てている感覚です。

 

 

ギミックは背部のハッチ開閉。

 

胸部の装甲は開きます。

 

 

 


テイルキャノン


 

尻尾は砲台を兼ねている関係で、とてもボリュームがあります。

 

ディテールも細かく、肉抜き穴も無いので安心です。

 

 

 


アクション


 

今回のスーパーミニプラ キングブラキオンの可動箇所はほとんどありません。

 

しかしながら、それと引き換えにシリーズ初の電動走行ギミックを獲得致しました。

 

 

 

劇中のように巨大な前脚を振りながら、大地を闊歩する姿は当時の記憶を呼び覚ましますね。

 

何となく、タカラトミーから発売されていたゾイド(ウルトラザウルス)に似たコンセプトからか、それを完成させて遊んでいた少年時代が懐かしく感じます。

 




 


超獣戦車キングタンカー形態


前脚を取り外し、胸部を変形させてドラゴンシーザーの胸部を設置。

 

尻尾のテイルキャノンを両肩に取り付け、代わりにドラゴンシーザーの尻尾を取り付け。

 

最後に背部のパーツを起こします。

 

写真では背中のハッチを開き忘れています。

 

これは究極大獣神への合体の前座となる形態ですが、あまり出番のない姿でした。

 

それではいよいよ合体。

 

 

 

究極合体!

 

 

 

ドゴオォォォォォォン!(申し訳程度の爆発要素)

 

爆発は見るものではない、心で感じるもの。

 

 

誕生! 究極大獣神

 

7体の守護獣が合体した最強の巨大神。

 

劇中でも全話通して無敗であり、ジュウレンジャーの切り札でした。

 

スーパーミニプラシリーズ最多の7体合体ですが、驚くほどまとまりが良いです。

 

元々そういうデザインといえば、それで納得してしまうのですが。

 

この時代に究極大獣神が最新技術で甦るということを誰もが予測出来なかったことと思われます。

 

昔遊んだDX版以上の感動です。

 

 

それではアクション。

 

…といっても、この状態ではこれといったアクションポーズを付けられません。

 

 

ただのカカシですな

 

 

とはいえ、全身から溢れる圧倒的な存在感のため、突っ立てるだけでも威圧感はありますから。

 

我が家の御神体としてお祀りしても良いかと。

 

そして唯一のアクションポーズがこちら。

 

 

 

 

グランバニッシャー!

 

 

 

 

前進しながら全身の火器を一斉射する豪快な必殺技。

 

電動走行だからこそ可能な迫力の進撃シーン。

 

と言いたいところですが、撮影スペースも機材も無いので、動画はありません。

 

誠に申し訳ありませんが、走行シーンは公式アカウントからご覧いただけると助かります。

https://twitter.com/i/web/status/915743422354296832

 

 

 

ということで、スーパーミニプラ キングブラキオンでした。

 

ドラゴンシーザーが登場した時点で、「ああ、これは全部出す気だな」と薄々感づいていましたが、まさかの製品化で驚きました。

 

それに、もうここまで出揃ったら、何が何でもコンプリートしなきゃファンとは言えんでしょう。

 

 

製品も他を寄せ付けない重量感とサイズ、電動走行ギミックで一線を画す存在となっています。

 

この電動走行ギミックが、今後のシリーズに活かされるかは定かではありませんが、今後も楽しみの一つとしたいですね。

 

こういう戦隊シリーズの大型メカを持つと、個人的にはターボビルダーやキングピラミッダー、ギガバイタス等の他の大型モデルが欲しくなります。

 

 


スーパーミニプラ 獣騎神キングブラキオン

恐竜戦隊ジュウレンジャー」より最大の守護獣キングブラキオンが登場。「スーパーミニプラ キングジェイダー」に匹敵する巨体に、シリーズ初の電動走行ギミックが追加。獣帝大獣神と合体して究極大獣神へ合体可能。

 

 


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