モデラー兄貴オッスオッス!
今回は、前回好評を頂いた『ガンプラ HGUC モノアイ改修方法』から発展し、さらに幅広い用途で活用出来る方法をご紹介。
それでは行きますよーイクイク!
モノアイのクリヤーパーツ化
前回は『HGUC シャア専用ゲルググ』を例にモノアイのクリヤーパーツ化を行ったゾ。
頭部が比較的大きい一年戦争時代のMSは、モノアイのクリヤーパーツ化がしやすい部類。
しかしながら、グリプス戦役以降のMSは頭部が小型化していくのでスペースに余裕がない場合があります。
また、昨今のスタイリッシュなアレンジもこれが災いしてか、モノアイのクリヤーパーツ化と可動化の両立が弊害となる事も。
このガブスレイの場合も、HGUC化に際して頭部がかなり小型化された部類。
反面、首関節の自由度は高いので、Hアイズを埋め込むだけでも十分ディテールアップ出来ます。
小さすぎて埋め込みが難しい場合は、貼り付け(接着)だけでもOK
また、H・アイズはモノアイへの置換のみならず、使い方次第で様々なディテールアップが可能。
ガブスレイのフロントアーマーには、拡散メガ粒子砲という設定なので大型レンズを使用してディテールアップ。
加えて、MA形態時の機首部分のセンサー類も同様にレンズに置換。
中央部は自作クリヤーパーツを使用し、塗装でそれらしく再現しています。
塗装で再現するよりも、遥かに情報量が高まり、一見しただけではHGUCとは思えないレベルに完成度を引き上げる事も可能。
H・アイズ (大型)使用例
今まではHGサイズのモノアイ(直径約2.8mm)を使用した工作を行ってきましたが、今回は大型レンズ(直径約4.0~5.0mm)を使用します。
しかしながら、大型レンズを使用したH・アイズは、今までの工作方法とは異なります。
まずはピンバイスで形状に沿って穴を空けます。
穴が空いたら、ニッパーやデザインナイフで中央部をくり抜きます。
お、空いてんじゃーん!
綺麗に円形状に穴が空いたら、軽く微調整して形状修正していきます。
穴が空いたら、プラ版で裏打ちして、レンズをハメ込んでいきます。
無論、レンズ裏側にラピーテープを貼っておき、光の反射率を上げておきます。
これでパラス・アテネの拡散メガ粒子砲が再現。
このように、H・アイズによる改修は、モノアイだけでなく応用次第で様々なディテールアップに転用可能。
カラーバリエーション
H・アイズは無色透明の他、現在はピンク / グリーン / ブルー / レッド / イエローの全6種が発売中。
汎用性の高さで言えば、無色透明のものが最も使用率が高い反面、塗膜の擦れが気になる神経質なユーザー諸氏には、成型色で
『HGUC アッシマー』ではグリーンを使用。
アッシマー他、サザビー等一部の機体はモノアイがピンクではなく、グリーンのものも存在するため、改修時には設定配色を要チェック。
補足ながら、アッシマーは頭部が大きいため、モノアイの可動化改造するためのキャパシティーも十分。
腕に覚えのある兄貴達は、モノアイ可動化工作にもチャレンジしてくれよな~頼むよ~
前回の改修の詳細に関しては、下記リンクよりどうぞ↓
ということで、『H・アイズを用いた各部クリヤーパーツ化』でした。
H・アイズは極めて使い勝手に優れたアイテムなので、使い方次第で様々なディテールアップが可能。
ひと昔前まではクリヤー、ピンクの2色しか無かったものが、今では6色にまで増えてカラーバリエーションも豊富。
なので、もっとガンプラのみならず、フィギュアの装飾品へ流用等もお手の物。
まさに無限大の可能性を持ったH・アイズを使って、ガンプラとフィギュアの改造、しよう(提案)
それでは皆さん。
楽しいホビーライフを。
オススメ記事
拡散メガ粒子砲をHアイズに置き換えるの、見栄えはいいですが…
レーザーならまだしも粒子砲(光ではなく粒子を物理的に放出・発射する機構)なのでレンズではおかしいのでは…設定厨ですみません…
気になったので失礼ですが様
コメントありがとうございます!
>拡散メガ粒子砲をHアイズに置き換えるの、見栄えはいいですが…
レーザーならまだしも粒子砲(光ではなく粒子を物理的に放出・発射する機構)なのでレンズではおかしいのでは…設定厨ですみません…
この手法は模型誌でもプロモデラーの常套手段として使われているので、珍しい工作ではありません。
それに、所詮はおもちゃなので設定がガバっても多少はね?
ガンプラは設定無視しても自分の好き勝手に改造して、どうぞ。
コメント返しありがとうございます。
大事な文言を抜かしてしまいました。
「再現」と表現しているのだけが気になってしまいまして…
この方が格好良い!という理由でならばワタシももう大賛成では有ります。
なにせ「ガンプラは自由だ!」なので。
返信が遅くなり申し訳ありません。
再現というより表現と表記したした方が良かったかもしれませんね。
ガンプラは好き勝手に作っても誰も文句は言わないので、設定の枠にとどまらず自分の思うが儘に作り上げましょう。