Figure-rise LABO  ホシノ・フミナ改修6(仕上げ処理)

 




 

停滞気味だった改修作業ですが、ここに来て光明が見えた!

 

ということで、レビューさせて頂いた「Figure-rise LABO ホシノ・フミナ」ですが、成型色を活かした仕上げ法をご紹介しています。

 

今回はいよいよ仕上げ作業に入ります。

 

詳細な製品仕様については下記リンクからどうぞ↓

バンダイ Figure-riseLABO (フィギュアライズラボ) ホシノ・フミナ レビュー

これまでは、基本的なパーツの整形をメインに作業してきました。

 

ということで、肌のゲート痕を消す方法は結局は塗装で消すという方向で結論が出ました。

 

あくまで成型色を活かした製法なので、エアブラシによる部分的な塗装に留め、ゲート痕を消しましょう。

 

そもそも取扱説明書のカラーガイドには、「ゲート処理のリタッチ用にご参考ください」と明記されているので、最初からゲート痕はリタッチの前提で設計されているとしか思えません。

 

今回は調色も考えましたが、より簡単な方法で実践したいと思います。

 

今回は肌色のリタッチには、ガイアノーツから発売されている、フレームアームズ・ガール カラー「プラスチック フレッシュ」を用います。

 

これは、コトブキヤのフレームアームズガール(以下FAG)の肌の成型色に合わせた塗料なのですが、他の美少女プラキットに用いても問題無い程、肌色の絶妙な色合いが魅力です。

 



ガイアノーツ(Gaianotes) フレームアームズ・ガール カラー FG-01 プラスチックフレッシュ ガイアカラー


ガイアノーツ T-01h ガイアカラー薄め液 (特大) 1000ml


 

これを希釈してエアブラシで吹き、肌のゲート痕をリタッチします。

 

勢いは抑えめで、出来るだけ全体が馴染むように塗装します。

 

この時、なるべく近距離でピンポイントに狙い、その後全体と馴染むように徐々に距離を離します。

 

文章に書くと簡単に思えますが、エアブラシは繊細ですので、指の力加減が難しいのです。

 

私の場合、絵画等でも使った経験があるので、細いものを描くような感覚で塗装しました。

 

どちらかと言えばこれはフィギュアの塗装方法なため、普段からメカ系のプラモデルしか塗装しない方には、若干慣れが必要になる場合もあります。

 

そして、リタッチ後がこちら。

 

ご覧の通り、見事にゲート痕を消すことが出来ました。

 

筆によるリタッチと違い、修正の痕跡がほぼ判別出来ないようにリタッチ出来るのが、エアブラシのメリットですね。

 

無論、この方法は他のプラモデルでも同様で、よりグレードの高い作品作りには、エアブラシは欠かせません。

 

他の箇所も、修正前と合わせて見て行きましょう。

これで悩みの種であったゲート痕は消え、煩わしさも解消されました。

ちょっとボヤけていますが、朱色のゲート痕も見事に消えています。

 

これはエアブラシという技法だけでなく、ガイアノーツのフレームアームズ・ガール カラーによる効果も大きいです。

 

最初からエアブラシ使えば良かったんや……(憤怒)

 

今回は比較的ポピュラーな「プラスチックフレッシュ」を用いましたが、もう少し赤味が欲しい時は、同じくフレームアームズ・ガール カラーの「ベースフレッシュ」を使用しても良いでしょう。

こちらはデコマス(彩色見本)用に調合された肌色塗料で、グラデーション塗装も同時に行える優れものなのですが、エアブラシやフィギュアの塗装に慣れない方には扱いが難しい、上級者向けの塗料とも言えます。

 



フレームアームズ・ガール カラーシリーズ FG-02 ベースフレッシュ BOX


 

現在、このベースフレッシュはamazonでは在庫切れやBOX販売のみなので、出来ればお近くの模型用品店でお買い求め下さい。

 

 

これで成型色での仕上げもほぼ完了し、残りは仕上げです。

 




 

それでは、仕上げに肌の陰影を処理します。

 

レイヤードインジェクションで成型された顔、腹部、足のパーツに対し、腕は通常のインジェクション成型なので、細かな陰影は施されていません。

 

これはエアブラシで表現も可能ですが、もっと簡単で手軽に出来る方法で実践しましょう。

 

腕の陰影に使うのは、「タミヤ ウェザリングマスター H」です。

 

これはフィギュアの陰影に用いる便利ツールで、パステルをスポンジでこすり付けるだけで、手軽に陰影やグラデーションも施す事が可能です。

 

使うパステルは「ピーチ」で、付属のスポンジでも良いですが、私は綿棒で行います。

 

まずは粉末をこすり付けますが、レイヤードインジェクション同様に、凹んだ部分にパステルを乗せます。

 

特に、肘の関節の凹凸や、肩の筋等にパステルを乗せます。

 

水着と肌の境目は、ちょっと濃いめに色を乗せると自然な陰影となります。

 

案外忘れやすい、首周りも赤味を帯びると自然です。

 

手の甲等も、パステルを乗せるとより生命力溢れる表現となります。

 

前述のリタッチ作業で、元々の肌の赤味が薄くなってしまったら、ここでパステルを使って修正すると良いでしょう。

 

もし失敗したり、修正したいと思ったら、濡れた布で拭き取ってください。

 

エアブラシだと修正が難しいため、この辺りの難易度の低さも魅力です。

 

さて、これで基本的な改修作業は終了致しました。

 

後は基本的にユ-ザー諸氏の皆さんの手によって、理想の姿へ完成させて上げて下さい。

 

次回はいよいよ完成品のお披露目となります↓

Figure-rise LABO  ホシノ・フミナ完成(塗装完成済み)

 

といっても、ほぼ成型色で仕上げたので、デフォルトとそれ程変わり映えはしないのですが。

 

それではみなさん。

 

楽しいホビーライフを。

 



フィギュアライズラボ ガンダムビルドファイターズトライ ホシノ・フミナ 色分け済みプラモデル


 

 


関連商品



フィギュアライズバスト ガンダムビルドファイターズトライ ホシノ・フミナ 色分け済みプラモデル


フィギュアライズバスト ガンダムビルドファイターズトライ ホシノ・フミナ エンディングVer. 色分け済みプラモデル


フィギュアライズバスト 初音ミク 色分け済みプラモデル


フィギュアライズバスト 機動戦士ガンダムSEED ラクス・クライン 色分け済みプラモデル


フィギュアライズバスト アクティヴレイド Liko 色分け済みプラモデル

 





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です