Figure-rise LABO  ホシノ・フミナ改修3(頭部の改修)

 




 

レビューから二日経ちましたが、その間に関連記事を執筆して水増しするなんて、ハリキリスギィ!

 

ということで、先日レビューさせて頂いた、「Figure-rise LABO ホシノ・フミナ」ですが、前々回から成型色を活かした仕上げ法をご紹介。

 

詳細な製品仕様については下記リンクからどうぞ↓

バンダイ Figure-riseLABO (フィギュアライズラボ) ホシノ・フミナ レビュー

これまでは、基本的なパーツの整形をメインに作業してきました。

 

第一回は肌のゲート痕及び、パーティングラインの除去↓

Figure-rise LABO  ホシノ・フミナ改修1(ゲート痕・パーティングライン除去)

 

第二回は水着部分の合わせ目の処理と後ハメ加工↓

Figure-rise LABO  ホシノ・フミナ改修2(後ハメ加工・合わせ目処理)

 

今回は髪の合わせ目処理、及び頭部の改修です。

前髪は3パーツで構成されており、これがかなり目立ちます。

 

まずは頭部を分解し、髪の毛の構成を再確認。

 

問題の前髪がこちら。

普通に合わせ目処理すればと考えましたが、接着してしまうと顔から離れなくなるため、これを改善する必要があります。

 

まずは、顔パーツを以下のように加工します。

前髪の両サイドを固定する溝を切除します。

 

赤くマーカーした部分が、切除した不要部分。

 

この状態で前髪パーツのみを接着して、合わせ目を消します。

 

その後、じっくりと完全乾燥させます。

 

この改修により、figma等のように前髪パーツを取り外すことが可能となりました。

 

これにより、万が一塗装を施すような場合においても、顔と前髪を別々で塗装出来ます。

 

切り出した部分は、サンドペーパー等で表面を整えると取り外しもスムーズになります。

 

先輩の大事な顔を切り崩すのは、ユーザーには心苦しいものではありますが、美を追求する整形手術と思い、断腸の思いで作業して頂きたいと思います(おっ、大丈夫か大丈夫か?)

 

といっても、パーツを組み合わせると全く見えなくなるため、思い切ってチャレンジしてみてください。

 




 

次にポニーテールの合わせ目処理。

 

この部分は、パーツごとに自然な造形になるように配置されておりますが、合わせ目が一部目立つ部分も確かに存在。

 

特にこの部分。

ここはこれまでと同じく接着剤を流し込み、しっかりとはめ合わせます。

 

他にも目立つような箇所は全て接着します。

 

乾燥後、これをサンドペーパーで研磨します。

 



サンドペーパー 紙やすり 【 細目セット 】 プラスチックや金属の下地仕上げに最適です。


 

今までと同じく、400→600→800→1000と研磨。

 

ちなみにですが、最後の研磨作業で1500番で仕上げると、表面が滑らかになり、成型色も薄くならずに済みます。

 

研磨後は、ヤスリスティックで表面処理。

 



ウェーブ ヤスリスティック フィニッシュ 細型 10枚入 プラモデル用工具 HT-602


 

仕上げに使用するのは緑の面です。

 

この要領で髪の毛のゲート痕とパーティングラインを処理しましょう。

 

こちらは比較的加工は容易で、これで頭部の改修は完了です。

 

では今日の作業経過をお見せしましょう。

 

今回の作業によって、見栄えの悪い合わせ目は消え、前髪パーツの着脱によって塗装にも柔軟に対応可能となりました。

 

 

ポニーテール等は、合わせ目処理の範囲が広く、完全に合わせ目が消えない場合もあります。

 

その時は、ガイアノーツのカラーパテを調色して隙間を埋めたり、隙間を埋めて部分的に塗装を施して消す方法がありますので、じっくりと取り掛かりましょう。

 

頭頂部の合わせ目は、人によっては消してしまっても構いませんし、フィギュア特有の合わせ目に萌える「合わせ目フェチ」の方はそのまま残しても構いません。

 

そもそも市販の彩色済みフィギュアのほとんどは、表情を交換するために前髪は着脱可能であり、もはや造形の一部と化しています。

 

今回のFigure-rise LABOでも、表情パーツを複製して交換を可能とするならば、尚更前髪は取り外せるようにする必要があります。

 

合わせ目をモールド化して処理すれば、あたかも自然な造形になる場合もありますので、似たような構造のフィギュアを参考に改修してもよろしいでしょう。

 

さて、これまでの整形作業によって、製品の外観は大分改善されたと思います。

 

塗装のしやすいパーツ構成にも改修したため、後はユーザー諸氏の皆さん好みに塗装されても宜しいでしょう。

 

次回からは部分的な塗装と、肌のゲート痕を消す方法を模索していきたいと思います。↓

Figure-rise LABO  ホシノ・フミナ改修4(ゲート痕完全消去&部分塗装)

 

一番の悩みの種でもある、肌のゲート痕を消す方法ですが、それこそ手段はいくらでもあるので、皆さんで色々と模索してみても面白いと思います。

 

それではみなさん。

 

楽しいホビーライフを。

 



フィギュアライズラボ ガンダムビルドファイターズトライ ホシノ・フミナ 色分け済みプラモデル


 

 


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