今日も更新したから、見とけよ見とけよ~。
ということで、以前にレビューさせて頂いた、Figure-rise LABO ホシノ・フミナですが、前々回から成型色を活かした仕上げ法をご紹介。
詳細な製品仕様については下記リンクからどうぞ↓
これまでは、基本的なパーツの整形をメインに作業してきました。
前回は頭部の改修を行いました↓
全体の整形作業も大方完了したため、ここからは部分塗装とゲート痕を完全に消し去る方法をご紹介。
今回、このレイヤードインジェクションは全くの未知の領域なため、成型色を活かした仕上げでどれだけ仕上げられるかが肝心となります。
全塗装ともなると下準備やらテクニックやらと、ライトユーザーには厳しいものとなります。
それに、場合によっては塗装面が早く退色して、げんなりしてしまうことも多々あります。
成型色ならば多少の差はあれど、退色のリスクは塗装よりも当然低くなります。
しかし成型色仕上げとはいえ、その後の保存状態が悪く、素材が劣化してしまえば、元も子もありませんが。
まずは部分塗装。
今回は特に塗装するところはほとんどありませんが、強いて上げればジッパーはメタリックで仕上げたいところ。
ジッパーは細長いパーツで、雑に扱うと直ぐに折れてしまいます。
その上、一度はめ込むとかなりキツめなので、高確率で折ってしまうことが予想されます。
なので、今回はマスキングして塗装。
今回はマイカシルバーで塗装しますが、メタルシルバーのように金属色の強いものもオススメです。
塗装後はマスキングした状態でクリヤーコートを吹いておきます。
クリヤーコートのタイミングはお好みで構いません。
エナメル調の水着に、ジッパーのメタリック塗装でメリハリが付き、質感の差異を表現することが出来ました。
後はジッパーの溝にフラットブラックで墨入れを施すと、地味ながらディテールアップにも繋がります。
そして、次はいよいよゲート痕を消す方法です。
肌色パーツはゲート痕を少し抉り、窪んだ所にガイアノーツから販売されている瞬間カラーパテ(フレッシュ)を盛ります。
ガイアノーツ マテリアルシリーズ M-07f 瞬間カラーパテ フレッシュ 20g ホビー用塗装ツール 81018
その時に、肌の表面を研磨した時に出る粉末を、パテと一緒に混ぜ合わせてランナーパテの性質もプラスしています。
通常はこれで消えるのですが、今回のレイヤードインジェクションの場合、硬化してどうなるかは正直わかりません。
二層構造という未知の領域だけに、下手をすると朱色部分が浮き出る可能性があり、冒頭にて完全に消すと豪語しておきながら、先の見通しは全く立っていません。
加えて、通常のゲート痕ならカラーパテで消せますが、問題は朱色パーツのゲート痕。
カラーパテを盛っただけでもスケスケ状態で、整形時の研磨で削れば全く隠せないのは明白。
そのため、試行錯誤の末にこんな事に。
クッソ汚いゲート痕……。
上記と同じ方法で、窪みにただパテを盛っても朱色が浮き出る等、かなり作業は難航。
まずい、出来る気がしなくなってきた……いかん、危ない危ない危ない!
もっとポジティブで、執念深くならなければ。
悩みに悩んだ末に、ここは窪みをさらに大きく広げ、研磨時の粉末もカラーパテに大量に混ぜて盛りました。
とりあえずはこんな感じで、盛った状態で朱色が透けることは無くなりました。
しかし、肝心なのは硬化後です。
硬化後に研磨して、形状を整えた時に朱色が浮き出ず、パテが周囲に同化していれば成功です。
硬化促進剤を切らしているため、完全硬化まで時間が掛かるので、今日はここまで。
誠に申し訳ありませんが、ゲート痕を消す方法は、次回に持ち込しとさせて頂きます↓
本当は今回と次回くらいで終了予定でしたが、ここに来て雲行きが怪しくなりました。
ですが、ここまで加工してしまった以上、意地でも消してやります。
失敗しても、パーツ請求を視野に入れ、失敗を恐れずに行いたいと思います。
仮にここで失敗しても、この記事を閲覧して頂いているユーザーの方々への失敗事例として伝われば幸いです。
前回で消す方法はいくらでもあると言っておきながら、こんなんじゃ参考になんないよ~(棒読み)
それではみなさん。
楽しいホビーライフを。
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