バンダイ スーパーミニプラ 超獣機神ダンクーガ レビュー

 

今回はスーパーミニプラより、超獣機神「ダンクーガ」が登場。

 

一部差し替え式ながら、ビークル、アグレッシブ、ヒューマノイドの3形態を再現可能とし、尚且つダンクーガへの合体も果たした逸品。

 

それでは早速レビューへと参りましょう。

 




 

 


パッケージ


 

 


付属品一覧


 

付属品は全3種で、それぞれ付属内容も異なります。

1. イーグルファイター、ランドクーガー、ビームランチャー

 

2. ランドライガー、飛行ブースター

 

3. ビッグモス

 

という感じに、今まで以上に癖の強い変化球ラインナップ。

 

連続で組み立てるなら、3~4時間程度は掛かります。

 

相変わらず説明書が理解し辛いので、場合によってはそれ以上時間がかかることも。

 

塗装済みパーツの数も、今まで以上に多め。

 

スーパーミニプラでは恒例だったホイルシールは、今回はガンプラでもお馴染みのマットな質感のマーキングシールへ変更。

 

 


イーグルファイター


四機のメカの中で最小のイーグルファイター。

 

変形させるにはサイズが小さすぎるため、ファイター、ヒューマノイド、ダンクーガヘッドがそれぞれ付属。

 

流石に細部の彩色は、メーカーも諦めたのか単色成型。

 

反面、機首の目は塗装済み。

 

ヒューマノイド形態。

 

こちらも関節は固定式ですが、細部まで精緻なモールドが施されています。

 

頭部はシルバーで塗装済み。

 

 


ランドクーガー


ダンクーガの足の赤い方。

 

キャノピーはクリヤーレッド成型で、フレームは黒で塗装済み。

 

小サイズながらも3段変形が可能。

 

砲塔は旋回可能な他、上下にも可動。

アグレッシブモード

 

ちなみに、こちらは豹を模した形態。

 

 

ヒューマノイド形態

 

サイズは「スーパーミニプラ 炎竜・氷竜」によりもさらに縮小。

 

可動に関しては、変形機構の副次的効果により、各関節の自由度は優秀。

 

但し、全機共通で関節がかなり硬めで、受け側をデザインナイフ等で広げておかないと、あっさり軸がねじ切れます。

 

股関節はボールジョイント。

 

膝は90°程度可動。

 

足首は前後にのみ可動。

 

 


ランドライガー


ダンクーガの足の黄色い方。

 

カラーリングや武器以外はクーガーと共通。

 

クーガーと同じく、砲塔は旋回可能な他、上下にも可動。

 

アグレッシブモード

 

ライガーの名の通り、ライオンをモチーフとした形態。

 

ヒューマノイド形態

 

クーガーとは同型機扱いで、細部やカラーリングを除けば構造はほぼ同じ。

 

逆に言えば、それ以外に見分けが付きません。

 

 

クーガーとの違いは、カラーリングの他に頭部のパーツ構成が若干異なります。

 

ライガーの鬣はビークル・アグレッシブ共に差し替えで再現。

 


ビッグモス


4機中最大サイズを誇るビッグモス。

 

ダンクーガのボディの70%を構成し、攻略本でも「ダンクーガの元」と呼ばれる最重要区画。

 

一応補足として、説明書に不備があるため、組み立て前に要確認。

 

左腕及び左足の番号が逆になっています。

 

キャノピーはクリヤーレッド成型で、フレームはシルバーで塗装済み。

 

砲台は可動式。

 

アグレッシブモード

 

アグレッシブモードでは巨大な象さんマンモスに変形。

 

他には無い、重量感溢れるスタイリングが魅力的。

 

鼻は二軸関節。

 

ヒューマノイド形態では丸ごと差し替え。

 

ヒューマノイド形態

 

ほぼダンクーガそのものと言ってもいい状態。

 

合体状態に関しても、ほぼこの形態に準じた仕様。

 

バストアップだと、頭部以外ダンクーガと共通フォーマット。

 

肩は腕を真上まで上げることが可能な他、引き出して可動域を広げる事も可能。

 

肘は二重関節により、180°近く曲げられます。

 

胴体は腰を左右に捻る事が出来ます。

 

スカートアーマーは可動式。

 

やけに細かく分割されており、可能ならば一部は接着推奨。

 

股関節は軸関節なので、大胆なアクション性を保持。

 

膝は90°程可動。

 

足首はボールジョイント接続。

 

接地性は中々に良好。

 

前後にも良く動きますが、あまり安定性はありません。

 

一通りご紹介したところで、いよいよ合体へと参りましょう。

 

我、空となりて煩悩を断つ

 

DANCOUGA

 

 




 


ダンクーガ


4機の獣戦機が合体した神の戦士。

 

TVでは大抵の敵はワンパンでケリがつくという、今見ると恐ろしい強さを誇る隠れチートロボで、パイロット4人が「野獣の本能(野生化)」に目覚めることで合体可能。

 

ん?

 

野獣の本能?(後輩レ〇プ)

 

プロポーションに関しては、力強いマッシブなスタイリングにまとめられ、可動に関しても優秀。

 

割と劇中に近いフォルムで立体化されており、リアルタイム世代も納得の完成度。

 

色分けも赤色はシールですが、それ以外は概ね良好。

 

頭部はダンクーガの特徴的な造形を、さらにメカニカルにアレンジ。

 

フェイスパーツ及びキャノピーは塗装済み。

 

首はボールジョイントで可動し、左右への可動は特に問題無し。

 

上下にも可動しますが、可動範囲は普通レベル。

 

胴体はほぼビッグモスのまま。

 

断空砲は固定式可動式の二種類が付属。

 

ロケットランチャーは可動式。

 

 

脚部は足首から先が、ランドクーガーランドライガーを接続した状態。

 

ビッグモスの時と比べ、より均整の取れたプロポーションバランスへ変化。

 

足首は単なるボールジョイント接続で、可動範囲は決して広くないのが欠点。

 

前後にも殆ど動かず、接地性に関しては、ほぼ必要最小限といったレベル。

 

ちなみに、ダンクーガ自体のサイズは、標準サイズ(14~5cm)を少し上回る程度。

 

変形・合体を完備している割には、思いの外コンパクトに収まっている印象。

 




 

 


オプション


主な装備は、OVAで装備された背部ブースターと、ダイガンが付属。

 

スーパーミニプラでは稀有な多彩なハンドパーツ。

 

空手のポージング等、幅広い分野で活躍。

 

可動式の断空砲

 

固定式(埋め込み式)のものと異なり、多重関節でフレキシブルに可動。

 

これにより、断空砲フォーメーションも再現可能。

 

逆を言えば、これを差し替え無しで出来なかったのかと感じます。

 

飛行ブースター

 

巨大なウイングと二門のキャノン砲を併せ持つブースター。

 

造形やディテールに関しては、オプションとは言え優秀で、後方にはノズル等が精密に立体化。

 

機体表面のモールドも精緻に施され、クオリティは非常に高いのが特徴。

 

主翼のディテールも良好で、前後に可動。

 

飛行ブースター装備状態

 

大ボリュームのブースターにより、さらに力強いフォルムへ変化。

 

キャノン砲は前方に倒れ込むように可動し、砲身を正面に向けることも可能。

 

ダイガン

 

それぞれの銃器を合体させた武器。

 

ちなみに、各銃器はそれぞれ分離させ、携帯武器として使用可能。

 

ただ、クーガーとライガーはグリップが白化しやすいので、受け側を削ったりして、十分なクリアランスを確保したいところ。

 

本体と比較し、サイズは超合金魂版よりも大型化。

 

但し、両手持ちは不可能。

 

ちなみに、断空剣は別売。

 

キットには排莢状態のパーツも付属し、差し替えで再現。

 

 


アクション


ということで、「スーパーミニプラ ダンクーガ」でした。

 

スーパーミニプラの名に違わぬ多彩なギミックの数々により、変形を可能としてながら、合体まで楽しめるのは大きな魅力。

 

ダンクーガ状態でのプロポーションも良好で、フルアクション仕様で合体可能という点は驚異的。

 

また、専用ブースターやダイガン等のオプションの他、別売の断空剣ともう一種のウイングが用意される等、プレイバリューの面でも楽しみが広がります。

 

ただ、一番の問題は差し替えパーツの異常な多さで、大量の余剰パーツが発生。

 

予想外に差し替えパーツが多く、付け替えが途中で面倒になるので、ガシガシ遊びたいユーザー諸氏には不向き。

 

反面、塗装派には嬉しい仕様となっているのは、吉と出るか凶となるかは買手次第といったところ。

 

また、あまりにパーツが細分化されすぎており、組み立てが苦痛になり兼ねないだけでなく、パーツの破損も懸念されます。

 

その上、関節が異様に硬いため、破損防止のために関節部の調整等も必要。

 

加えて、パーツ精度もやや甘く、ハメ合いも若干悪いのも特徴で、同じバンダイでも、ホビー事業部とキャンディトイ事業部でここまで差が出るのか・・・(困惑)

 

定価の割には、近年のプラキットとしてはお世辞にも良い出来とは言い難いものの、多少手を加えれば十分な完成度を誇ります。

 

とは言え、現状では変形・合体を再現したダンクーガの立体物としては、最も安価なので、他の製品だと高額過ぎて手が出ない反面、こちらは比較的入手しやすい部類。

 

食玩で1万円近くするというものも考えものですが。

 

それはそうと、ブラックウイングもちゃんと立体化して、ファイナルダンクーガの再現にも期待したいところ。

 

今回は特集を組んでいるので、併せてご参照ください↓

ほび~Walker 第3回【スーパーミニプラ ダンクーガ編】

 

それではみなさん。

 

楽しいホビーライフを。

 

 


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4件のコメント

    1. まりあな兄貴

      コメントありがとナス!

      申し訳ないが、野獣戦機隊はイカせ隊の巣窟なのでNG

      そもそも煩悩にまみれた連中が4連結なんか出来ないんだよなぁ・・・

  1. レビューお疲れ様です。

    一郎さんのレビューに触発され、いつものガンプラ以外にもと買ってみました。

    アマで7000円くらいで買いましたが、一応これお菓子売り場で見かける食玩なんですよね(笑)
    ダンクーガはあまり知らないのですが、組んだ感想としてはめちゃめちゃカッコイイ!

    ディテールも造形も良いのですが、ガンプラ程はめ込みが良くなく、途中で関節が折れたりしましたorz
    スーパーミニプラは結構組み立てにくいシリーズなのでしょうか?
    レビューでもあまり評価がよろしくないようなので、外れを買ってしまった気分です(泣)

    1. コットン様

      コメントありがとうございます♪

      他の分野に興味を持つということは良いことです。

      ただ、闇雲に突っ込むと際限(予算的な意味で)が無くなるので、注意しなければなりませんね(汗)

      スーパーミニプラはそれ程組み立て辛いシリーズではありませんが、ハッキリ言ってモノによります。

      正直、今回のダンクーガは詰めが甘い部分が多く目立ちます。

      モールドは精緻な上、たくましいガチムチプロポーション、そして多彩なギミックと、普通なら高評価を叩き出す数々の要素を備えながら、ここまで評価が芳しくない理由の一番はパーツ精度の甘さですね。

      まず、ガンプラやブキヤ製品のような高精度ではないこと。

      また、3段変形という原作設定故に、製品化のハードルが上がってしまったことも原因ですが、クーガーとライガーが完全変形なのに対し、ビッグモスが差し替え変形という中途半端な仕様なのも一因。

      イーグルファイターの変形はサイズ的に無理なのでやむを得ないですが、肝心のビッグモスは差し替えの弊害で余剰パーツが多く発生しています。

      加えて、関節の保持力も問題で、関節が硬すぎて白化、下手すると破損しやすいので、あらかじめデザインナイフや金やすり等で、受け側を広げる等の処理を要します。

      コストパフォーマンスの面でも厳しく、特にクーガーとライガーでの段ボールのカサ増は流石にしてはいけない(戒め)

      総合的に見ると、組み立てでもある程度の技術を要求される中級者向けといった印象で、余程ダンクーガに思い入れが無い限りは購買意欲は掻き立てられません。

      と言っても、折角買って組み立てたのですから、モデラーとして格好良く仕上げてみますか!

      差し替え変形は、実は塗装派の私にとってはありがたい仕様なので、時間があれば作例としてチャレンジしてみようと思います。

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