やっぱり内容がガンギマリじゃないとミリタリーは盛り上がりに欠ける、欠けない?
ほらいくど~(適当)
それでは早速レビューへと参りましょう。
パッケージ
付属品一覧
パーツ数は艦船模型としては抑え目で、FUJIMIの艦NEXTよりも遥かに少ないのが特徴。
喫水線は全てパーツ分割で色分けされ、船体は4層構造で構成。
シールも付属しますが、んにゃぴ・・・無くしました(怠慢)
BB-63 USS Missouri
USAが生んだ最後の戦艦にして妹にあたるUSS Missouriを紹介するわ。
ミズーリは言わずと知れたアイオワの姉妹艦で、三番目の妹にあたるものの、四番目のウィスコンシンより遅れて進水したため、事実上アメリカが建造した最後の戦艦となっている。
ちなみに、モンモデル / MENG MODELは、中国に拠点を置くプラモデルメーカー。
現在は、主力商品である艦船、戦車、戦闘機等のスケールモデルを中心にキャラクタ-モデル等も続々とリリースしている等、商品開発はかなり旺盛な方。
かなり大抵のジャンルは何でも製品化してくれる。
本商品一番の強みは、ガンプラと同じくマルチカラーインジェクション、高精度スナップフィットを売りにしており、国産品にも劣らない高い品質を誇る。
特にパーツの合いはFUJIMI以上で、塗装・接着剤不要という要素はスケモ初心者向けと言え、敷居の高いスケールモデルデビューにはうってつけの一品。
プラキット関連の話題は、大抵はガンプラばかりに焦点が集まるものの、近年のスケモの急速な進化もまた目を見張るものがあるようだ。
艦橋
艦橋周辺は少ないパーツ数ながらも、造形・ディテール共に忠実に再現。
ただ、精密度で言えばややFUJIMIやハセガワには及ばない印象。
砲塔
40.6cm砲は砲台周りのディテール、砲身はシャープに造形化。
砲台は回転可動式。
砲身は非可動で、FUJIMIの艦NEXTのように射角までは調整不可。
銃座
対空砲は回転可動式。
機銃は複数のものが一体成型パーツで再現され、組み立ては楽な反面、精密感はFUJIMIには劣る状態。
艦首
艦首の形状は特に問題なし。
アンカー等は別パーツで再現され、精緻に再現。
甲板は艦NEXT同様、板の一枚一枚まで極めて精密に造形化。
ただ、申し訳なくもやや埃を被ってしまって見づらい状態にあるのはご容赦を。
お兄さん許して。
船体
船体は見ての通り、細かく色分けされていながら、継ぎ目が殆ど肉眼では判別出来ず、パーツ精度も優秀。
艦底
底部は全ての艦船模型に共通しているものながら、完全に真っ平。
艦NEXT同様、ウォーターラインとフルハルを選択ではなくコンパチ仕様のギミックを内蔵。
スナップフィットの恩恵により、気軽に両方のディスプレイを楽しめるのは大きな魅力。
推進機構
後部甲板やクレーン、カタパルト等も忠実に立体化。
スクリュー軸とプロペラ部分はリアルな造形で再現。
色分けも優秀なので、素組みでもある程度は鑑賞に堪えられるのはメリット。
比較
フレッチャー、ガトーと比較
米海軍の主力である駆逐艦、潜水艦と比較してもミズーリの巨体がより引き立つ光景。
『艦NEXT 大和』と比較
往年のライバルと言われている大和との揃い踏み。
こうして並べてみると、似ているようで全く違う形状なのがうかがえる全容。
大和型と比べ、アイオワ級は全体的にスマートなフォルム。
船幅が狭いのは、当時の海運の要衝であったパナマ運河をギリギリ通れる33mに抑える制約があるため。
もしも、パナマ運河を通らない前提であれば、モンタナ級のように大和型と同等かそれ以上の巨艦になっていた可能性も微レ存?
アクション
ということで、『モンモデル ミズーリ』でした。
総合評価としては、造形・ディテール共に優秀でストレスレスな組み立て工程はベテラン、ビギナー問わず嬉しいメリット。
一方で、細部にはバリがやや多く、一部は精度が悪く場合によっては接着剤が必要等、全ての面において国産メーカーに勝っているとは言い切れないのも事実。
しかしながら、船体はつなぎ目はほぼ判別出来ないくらい高精度で、部品数が少ないのでFUJIMIの日本海軍艦より難易度は易しい印象。
反面、ディティールはやや簡素でディテールアップを徹底する必要はあるので、エッチングパーツも購入の余地あり。
海上迷彩にこだわらない限りは、現用艦のようにほぼグレー一色で統一しても問題なく、喫水線は黒・赤共にパーツ分割されており、マスキング塗装の手間が必要ないのは大きなアドバンテージ。
特にミズーリはなし崩し的にとはいえ湾岸戦争期まで就役しており、別売のオプションパーツでトマホークやファランクス等を装備させれば90年代仕様も再現可能。
また『沈黙の戦艦』、『バトルシップ』の影響でミズーリの知名度がさらに高まった結果、今では米国艦でもずば抜けて人気のスター戦艦と化しているのも特徴。
補足として、ミズーリはアイオワ級3番艦ということもあり、艦首の番号を変えればアイオワ、ニュージャージー、ウィスコンシンにも転用出来るので、お気に入りの艦船を選択可能なのも強み。
特に塗装やナンバリングを変えてアイオワ仕様にすれば、figma・ねんどろいどと並べて鑑賞するという贅沢なディスプレイも乙ゥ^~
ちなみに、今回紹介したのは1/700スケールながら、タミヤからは二倍近い全長を誇る1/350スケールがリリースされているので、更なる本格的♂スケモデビューを狙うならこちらもオススメ(製作が楽とは言っていない)
それと、ミズーリはハワイに係留され、見学可能なのでハワイ旅行の際には是非ともパールハーバー観光ツアーに参加して、実物を見たうえで製作してみてもらいたいところ。
(筆者はまだ見たこと)ないです。
来年以降はパールハーバー訪問したいけどな~俺もな~
スミソニアン博物館にも行きてぇなぁ・・・
あ、そうだ(唐突)
スケモォ・・・も作りますが、やはりキャラクタ-モデルも織り交ぜていくゾ~コレ!
今までは作ってレビューしてばかりでしたが、冷静に考えて塗装・改造して真の完成だってはっきりわかんだね。
なので、家の作り置きドンドン消化して行きますよーイクイク!
ルミティアの塗装あくしろよ・・・(自分を戒める)
一方で動画製作が思いの外難航(ガンギマリ編集的な意味で)してて、動画の方向性これもうわかんねぇな。
それでは皆さん。
楽しいホビーライフを。
教えて! ヲッちゃん!
引用:ウィキペディア
ミズーリ(USS Missouri BB-63)とは、かつてアメリカ海軍で使用されていた戦艦である。
アイオワ級の3番艦として建造され、艦名はアメリカ合衆国24番目の州であるミズーリ州に因み、同名を持つ艦としては4隻目。
「Mighty Mo」あるいは「Big Mo」の愛称で呼ばれたミズーリは1940年6月12日に建造発注され、ブルックリンのニューヨーク海軍工廠1941年1月6日に起工、1944年1月29日に進水。
ニューヨーク沖での慣熟訓練及びチェサピーク湾での戦闘訓練の後、ノーフォークを11月11日に出航、パナマ運河を11月18日に通過しサンフランシスコで艦隊旗艦としての最終調整を行ったのち、日本軍と熾烈な戦闘を繰り広げた。
第二次大戦後は1950年に北朝鮮軍が韓国に侵入に端を発した『朝鮮戦争』が勃発したことで再び戦線に復帰。
アメリカは国連の名の下に朝鮮戦争に介入、韓国軍支援のため朝鮮半島に軍を派遣し、ミズーリもこれに参加。
朝鮮戦争に参加した後に予備役となったが、海軍長官ジョン・F・リーマンによる「600隻艦隊構想」達成の努力によりミズーリは1984年に再就役が決定。
近代化改修が行われて1986年に現役復帰し、イラン・イラク戦争中の船団護衛任務や湾岸戦争に参加。
1986年5月10日にサンフランシスコで再就役し、かつての姉妹艦同様に最新鋭の武器類が施された。
近代化改修が施されたミズーリは『BGM-109トマホーク・ミサイル』32発、『ハープーン・ミサイル』16発、敵の対艦ミサイルを迎撃する4基のファランクスCIWSなどが増設。
最新の電子機器も搭載された本艦は以前とは比較にならない程の戦闘能力を手に入れ、湾岸戦争においてイラク軍をその圧倒的な火力で退けた。
現役末期活動としてワシントン州シアトル、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー、カリフォルニア州サンフランシスコの訪問を行った。
その後艦は1991年の感謝祭の翌日、最後の任務に出発した。「マイティ・モー」の最後の任務は太平洋を横断しハワイで真珠湾攻撃50周年記念式典に参加することであった。
1991年のソビエト連邦の崩壊に伴いアメリカ合衆国に対する脅威は低下し、国防予算の徹底的な削減が行われることとなった。戦艦を運用する高額なコストは効果のない浪費と考えられ、1992年3月31日にロングビーチで退役した。
1992年に退役した後は、1998年5月4日に海軍長官ジョン・H・ドルトンはホノルルに所在する非営利団体の戦艦ミズーリ保存協会(USS Missouri Memorial Association, MMA)に艦を寄贈する契約書に署名。
ミズーリは現役時代に第二次世界大戦の戦功で3つ、朝鮮戦争の戦功で5つ、湾岸戦争の戦功で3つ、計11の従軍星章を受章。
1999年1月29日にミズーリはアリゾナ・メモリアルの後方で博物館として一般公開。
現在もハワイ州パールハーバーで記念艦として保存されており、人類の歴史と共に今も真珠湾で静かに佇んでいる。
艦歴 | |||
---|---|---|---|
発注 | 1940年6月12日 | ||
起工 | 1941年1月6日 | ||
進水 | 1944年1月29日 | ||
就役 | 1944年6月11日 | ||
退役 | 1992年3月31日 | ||
その後 | 記念艦として公開 | ||
性能諸元[1] | |||
排水量 | 基準:45,000t 満載:58,000t |
||
全長 | 887 ft 3 in (270.4 m) | ||
全幅 | 108 ft 3 in (33 m) | ||
吃水 | 38 ft (11.6 m) | ||
最大速 | 33 kn (61.1 km/h) 1986-92:30kn+ (55.6km/h+) |
||
乗員 | WWⅡ:2,534名 1986-92:1,515名 |
||
機関 | GE製蒸気タービン×4 出力:212,000Bhp |
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装甲 | main:13.5 in (342.9 mm) + STS Turret faces:17 in (431.8 mm) + STS Turret tops:7.25 in (184.2 mm) Turret backs:12 in (304.8 mm) Turret sides:9.25 in (235 mm) + STS Second deck armor:6 in (152.4 mm) + STS Conning tower sides:17.3 in (439.4 mm) |
||
兵装 | 1944 | 50口径40.6cm砲 | 9門 |
38口径12.7cm砲 | 20門 | ||
56口径40mm対空砲 | 80門 | ||
70口径20mm対空砲 | 49門 | ||
1968 | 50口径40.6cm砲 | 9門 | |
38口径12.7cm砲 | 20門 | ||
1983 | 50口径40.6cm砲 | 9門 | |
38口径12.7cm砲 | 12門 | ||
トマホークSLCM | 32発 | ||
ハープーンSSM | 16発 | ||
ファランクスCIWS | 4基 |
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