■スーパーミニプラ キングジェイダー 完成
ようやくスーパーミニプラ キングジェイダーが完成致しました。
加工や塗装、写真撮影を含め、約三週間程の道のりでした。
それでは、各形態ごとにご紹介いたします。
製品の詳細に関しては、下記リンクをご参照ください。
※2017.8.1. 画像編集で背景を合成し、再度画像を掲載しております。
Contents
・ジェイアーク
キングジェイダーのカラーリングは、個人的に紺色の部分を黒へ変更しました。
その他には「ライトガンメタル」、「メタリックレッド」等を施しています。
また、白い外装に墨入れを施すことで、ディテールが際立つのでオススメです。
サイドアーマーから脚部に流れる赤いラインは、メタリックレッドで塗装後に墨入れを施すことで、細やかなモールドが浮き出ますので、墨入れだけでも印象が変わってきます。
胸部の鳥の顔は、嘴の合わせ目処理をして再度シルバーで塗装しました。
しかしながら、敢えて合わせ目をディテールの一つとして残しても良かったかもしれません。
・ジェイダー
ジェイダーに関しては特にこれといった大掛かりな工作は施していません。
しかし、拳がキット付属のものだと小さく迫力に欠けるので、プロポーション重視用に新たに拳パーツを用意しました。
ちなみに拳の改造に用いたパーツは、バンダイより発売されている「ビルダーズパーツHD 1/144 MSハンド04(連邦系・Lサイズ)」です。
ちなみにスーパーミニプラ ガオガイガーの改造にも同様の製品を用いており、安価ながらも精密なディテールが魅力です。
かくして、新たに用意した拳パーツのおかげで見栄えが良くなったと思います。
プラズマソードは、ゲート痕の処理を行い、艶消しを塗布しています。
クリヤーパーツは艶を消すと質感が良くなります。
同様にプラズマウイングもソード同様の処理を施しています。
こちらはワンパーツ成型なのでゲート痕が非常に多いです。
ですので、一つ一つ丁寧に処理していきます。
・キングジェイダー
キットの魅力であるどっしりとしたプロポーションに加え、メタリック塗装を施すことで重厚感が際立ってより見栄えが良くなりました。
素組み状態。
単に艶消しと墨入れを行うだけでも精悍な印象となるのでオススメです。
胴体周りに関しては、合わせ目の無い巧みなパーツ分割でしたので、ゲート痕の処理だけで済みました。
頭部は塗り分けが多いので、塗装や加工で一番気を使った箇所です。
口の中は艶消しブラックで塗ると、口腔内のメタリックシールがより輝いて見えます。
反中間子砲はピンバイスで穴を空けて、砲身を再現。
メタリック塗装は、砲身の金属感が強調されるのでオススメです。
・アクション
劇中では数回も使用した回し蹴り。
スーパーミニプラ キングジェイダーでは難なく再現可能です。
全高30cm近いサイズながらこれ程の可動域の広さと安定感は、本キットの堅牢な構造の恩恵によるものでしょう。
全砲門斉射!
ジェイクォースに次いで強力な全砲門斉射。
全身のありとあらゆるから火器から、ビームやミサイルを無数に放射する姿は、流石は超弩級戦艦の言わざるを得ません。
ちなみに、劇中でも見せた十連メーザー砲、反中間子同時斉射のポーズも一応再現出来ました。
その場合はジェイクォースを外す必要があります。
ジェイクォース!
改めてDVDを見直すと、衛星や惑星サイズの原種すら一撃で倒し、さらに連射も可能。
さらにジェイアーク状態で放ったり、アルマを乗せて直接敵の内部に撃ち込んだりと、驚異の万能兵器。
付属の原種核は合わせ目処理をして、艶消し処理すると毒々しい質感になります。
ちなみに核はキングジェイダーに合わせたサイズなのですが、ガオガイガーに持たせても丁度良いサイズです。
ヘルアンドヘブンや、ゴルディオンハンマー等で核摘出シーンを再現することも出来ますので、意外に使い道は多いです。
スーパーミニプラ ガオガイガーと並べて。
劇中で立場上いがみ合うことの多い両者でしたが、こうして立ち姿で並べると絵になります。
今月にはスーパーミニプラで炎竜・氷竜が発売される等、着実にラインナップが増え続けているガオガイガーシリーズ。
キングジェイダーはそのサイズや合体方法から、今まで製品化は絶望的でしたが、こうして早期に製品化してくれた開発チームには感謝で一杯です。
本キットも高い完成度故、多少の加工工作を行うだけでさらに魅力的になるので、腕に覚えのあるモデラーさんは自分だけのキングジェイダーを作って頂きたいものです。
・改修ポイント
赤丸は今回処理した主な合わせ目です。
正直に言って、消さなくても良い部分もありました。
しかしながら、関節の多い大腿部や膝、二の腕等は接着してしまえばガタつくこともないので、同時に安定性も向上しました。
頭部は塗装箇所が多いので、合わせ目処理した後も写真のように後ハメ加工を施すと塗装が楽にできます。
反中間子砲の塗装前の状態です。
ピンバイスで穴を空ける加工自体は簡単で、穴を空ける際に中心からズレなければ大丈夫です。
これだけでも見た目が大分変わるうえ、加工も簡単なので是非ともチャレンジして頂きたいです。
平手の合わせ目も消しておくと見た目が良くなります。
腹部とつま先の合わせ目はかなり目立つので、丁寧に処理。
つま先のダクト部分には市販のパーツでディテールアップすると良いかもしれません。
今月は二次受注が控えている方もおられると思うので、この記事をご覧になって何かしらお役に立てたり、キットの魅力を感じて頂ければ幸いです。
それではみなさん。
楽しいホビーライフを。
スーパーミニプラから超弩級戦艦が登場。スーパーミニプラ史上最大の全高28cmの巨体に完全変形・合体、各種武装の可動ギミックまで備えた至極のキングジェイダー。
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