HGUC バーザム完成(塗装改修済み)

 

以前にレビューさせて頂きました、HGUC バーザムが完成致しましたので、遂にお披露目となります。

 

改修は比較的シンプルかつオーソドックスな整形をメインに、主に塗装やマーキングをメインに処理。

 

製品の詳細な内容に関しましては、下記リンクからお願い致します↓

バンダイ HGUC バーザム レビュー

 

改修に関しては下記リンクよりお願い致します↓

HGUC バーザム改修 1(ゲート痕処理)

HGUC バーザム改修 2(オリジナルディテール追加)

 




 


RMS-154 バーザム


「RMS-154 バーザム」は、ティターンズがグリプス戦役における両軍の膠着状態の打開を目指し、開発したMSである。

 

同軍のガンダムMK-Ⅱをベースとし、その簡易量産型を目指して開発が進められていたが、同時に一般パイロットでもハイザックやマラサイと同様に容易に扱えることが必要とされていた。

 

正式採用された本機は、次期主力量産機に必要十分な機体性能とポテンシャルを備え、コストパフォーマンスや操縦性の面でも高い信頼性を備えていた。

 

実戦投入時にはティターンズの戦力の一角として奮戦したものの、この時期は第三世代MSが台頭し始め、既に旧式化していた第二世代MSでは完全に力不足という厳しい現実が待ち構えていた。

 

グリプス戦役後、コンセプトの正当な後継機にはGMⅢが選ばれ、本機は完全に表舞台から姿を消すことになった。

 

今回は比較的オーソドックスな仕上げとし、それに合わせてディテールアップも調整。

 

元々カラフルな設定配色ですが、さらに細かく塗り分けています。

 

加えて、新たにモールドを追加、デカールもこれまでと同様に処理。

 

同時にシャドー塗装やグラデーション塗装を併用し、重厚感を強調させています。

 

関節部にはメタリック塗装を施し、マット調の外装と合わせてメリハリを付けています。

 

 

頭部はほとんど手を付けて居ませんが、トサカのフラッグは切除してシャープ化。

 

それ以外は無加工。

 

モノアイは製品のままでは目立たないので、ピンを切断して裏面にラピーテープを貼り付けて固定。

 

さらにクリヤーパーツ表面に、UVジェルクリアを塗り付けて輝きを増すよう処理。

 

この改修で多少は目立つようになりましたが、目が奥まっている上、ヒサシの関係でかなり反射率が悪いです。

 

よくよく考えれば、電飾という手もありました。

 

バルカンポッドは、マスキング塗装で丸モールドを塗り分け。

 

単色なので、ちょっとした彩色でアクセントになります。

 

側面にデカールを貼り付けると精密感アップ。

 

肩はモールド、ガンダムデカールを追加。

 

スラスターはマスキング塗装ですが、このスラスター部分の塗り分けは意外と曲者。

 

今回は発色の悪いを先に塗装し、以降は隠蔽力の高い色を塗って色分けしました。

 

塗りムラが気にならないようなら、ガンダムマーカーで塗って良いでしょう。

 

腕は合わせ目も無いため、塗り分けてデカール追加した以外は何もしていません。

 

ゲート痕の処理さえしっかりしていれば、塗装面も綺麗に仕上がります。

 

胴体は細部の塗り分け以外は無加工。

 

唯一の改修と言えば、リアアーマーの肉抜き穴の処理のみ。

 

肉抜き穴を埋めるだけでも、見栄えは劇的に改善されます。

 

胴体の関節部は、メタリック色で統一。

 

ブライトガンメタルをベースに、クロームシルバーでシリンダー部分を塗り分けて金属感を強調。

 

バックパック部分はキットのままですが、ノズル部分は内部をマスキングや筆塗りで細かく色分け。

 

メタリックグリーンで塗装した部分は、自作クリヤーパーツを埋めてディテールアップ。

 

脚部は特に塗り分けが多いので、マスキング塗装筆塗りを駆使して塗り分け。

 

その他は分解状態で、細部まで塗装。

 

膝のシリンダー部分は、胴体同様にクロームシルバーで塗り分け。

 

脛のスラスター部分は肩同様にマスキング塗装。

 

本キットの塗装の難所の一つ。

 

ふくらはぎのスラスターも、これまでと同様に塗り分け。

 

こういった細かい部分の塗装を突き詰めれば、完成度をより高めることが可能です。

 

武装類も本体同様に特筆すべき改修は無し。

 

ビーム・ライフルは細部の塗り分けを重視。

 

 

スコープ部分は、自作クリヤーパーツを被せてディテールアップ。

 

ビーム・サーベルはゲート痕とパーティングラインの除去のみ。

 

腕部のビーム・サーベルも同様に、収納部分を細かく塗り分け。

 




 


他機との比較


「HGUC ガルバルディβ」と比較。

 

カラーリングやディテールの方向性は異なりつつも、同じ塗装方法やデカール処理により統一感のある仕上がりに。

 

ティターンズの量産機ならではの、個性的な姿を垣間見ることが出来ます。

 

「HGUC バイアラン」と揃い踏み。

 

この作品のMSは他のシリーズよりも、特にメカニカルで兵器らしさがより強調されているのが魅力的。

 

 


素組みとの比較


元々キットの完成度が抜群なため、細部のディテールアップや塗装にこだわる方向で製作。

 

特にスラスター部分の塗り分け、シャドー塗装&グラデーション塗装、デカールの貼り付けのみでもイメージアップに貢献。

 


【塗装レシピ】

下地…サーフェイサー1000(ホワイト)

青…キャラクターブルー + ブラック(微量)

赤…MSサザビーレッド

黄…キャラクターイエローオレンジ(少々)

グレー(濃)…ジャーマングレー

フレーム…ブライトガンメタル 

シルバー…クロームシルバー

コーティング…艶消しコート(外装)  半光沢クリヤー(フレーム)


 

 


アクション


ということで、HGUC バーザムでした。

 

昨今のHGUCの中でも、隙の無い完成度を誇るバーザム。

 

今回は今までと同じく、細かい塗り分けグラデーション塗装、シャドー塗装により重厚感を意識した仕上げに。

 

また、適度な情報量の追加デカールの処理により、面の間延びを抑えてディテールの密度を高める工作もいつも通り。

 

エアブラシによる塗装は塗面が滑らかになる反面、油断すると直ぐにエッジの塗装が剥げるので、入念な下地処理や、完成後の取扱いにも十分注意が必要。

 

特に、仕上げのコーティング処理は欠かせません。

 

現在は「HGUC ガンダムMK-Ⅱ」「HGUC アッシマー」を製作中ですが、これも近いうちにお披露目となる予定です。

 

同時進行となると、それなりに負担も大きいですが、効率よく仕上げないと完成しませんからね。

 

それではみなさん。

 

楽しいホビーライフを。

 

 


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