バンダイ HG ジプシー・アベンジャー 完成(塗装済み)

■HG バンダイ ジプシー・アベンジャー完成

 




 

以前にレビューした「HG ジプシー・アベンジャー 」ですが、今回は塗装状態のものをお披露目。

 

製作途中の記事では手軽に成型色を活かした簡単作例を…

 

…と申し上げたのもつかの間、路線変更で本体の外装はライトメタリックブルーに。

 


タミヤ スプレー No.54 TS-54 ライトメタリックブルー 85054

 

若干手間は増えますが、見栄えは成型色状態よりも格段に向上したと思います。

 

手間は増えたといっても、「下地➡メタリック塗装➡クリヤーコート」と手順は単純ですので、腕に覚えのある方は是非とも試して頂きたいと思います。

 

ビギナーさんは成型色の上から艶消しコートするだけでも見栄えが向上するので、手間を省きたい場合はそちらで塗装しても良いでしょう。

 

 

・ジプシー・アベンジャー

シルエットの変更等の大掛かりな工作はしていません。

 

逆に言えばキットの完成度が高いため、その必要が無かったとも言えます。

 

今回は組み立てよりもマーキングシールの貼り付けの方が難易度高いです。

 

ですので、ピンセットで地道かつ慎重に作業を心掛けましょう。

 

手で直接持つと粘着力を失うだけでなく、正確に貼るのが難しくなります。

 

本キットの作業は、マーキングシールの貼り付けこそが最大の山場と心得て頂きたく思います。

 

それくらい面倒な作業です。

 

 

カラーリングはアメリカンらしさを強調して、派手目のメタリック調に。

 

細部はドライブラシによる塗装剥げ等のウェザリングを施してますが、極力やりすぎないようにしています。

 

 

素組みと比較して、細部の塗装に加えてマーキングシールの追加で大きく変貌したと感じます。

 

ここで訂正とお詫びなのですが、レビュー時に肩パーツを前後逆に取り付けてしまいました。

 

誠に申し訳ありませんでした。

 

 

 

 

頭部はほとんど改修は加えていません。

 

バイザーはゴールドの上から、クリヤーイエローを吹いています。

 

首周りのシリンダー部分(金色)は筆塗りで塗り分け。

 

使ったのはタミヤのエナメル塗料(ゴールド)です。

 

腕は塗り分けを重視し、これといって大掛かりな改修は施していません。

 

 

 

胴体はリアクターの溝にフラットブラックで墨入れ。

 

縁等は金色で塗装。

 

点灯していないと、黒ずんでいますが、劇中再現だと思って頂ければ。

 

LED点灯時も表面のモールドが多少浮き出るようにしました。

 

 

股関節はシリンダー部分を丁寧に塗り分け。

 

この辺りはディテールの密度が集中していますので、重点的に塗装等を施すと良いでしょう。

 

大腿部の合わせ目はモールド化して処理。

 

同時に膝裏のシリンダー部分等を塗り分け。

 

足首は可動域が狭いため、受け側を内側に削って接地性を高めています。

 

脚部は塗り分けは多く、加えてシールの貼り付けが最も難しい場所でした。

 

特に大腿部はシールが長いため、最も貼り付けが難しいかもしれません。

 

後はふくらはぎのシールも曲者でした。

 

ピンセットを持って、地道に正確に貼り付けを心掛けました。

 

 




 

 

武装類はこれといった変更は加えておらず、細部の塗り分けやシールの貼り付けに気を使いました。

 

 

プラズマキャスターは、砲口にウェーブのH・アイズを組み込んでクリヤーパーツ化。

 

スタンドはフラットブラックで塗装。

 

マーキングシールは余白が目立たないよう配慮しました。

 

といっても、空気が入らないようにしっかりと密着させるという基本事項ですが。

 

可動部分は接続ピンを切り飛ばし、スムーズに可動出来、可動域を拡大出来るように改修。

 

魂STAGEのような改造だと思って頂ければと思います。

 

 

お前人のモノを・・・

ちなみに、今回のHG パシフィック・リムシリーズは関節が共通規格なので、腕や脚部等を付け替え可能です。

 

アーマード・コアさながらのカスタマイズが可能で、これは隠れた見所ですねぇ。

 

自分だけのイェーガーを組み立てろ!

 

※一部組み換えの出来ない機体もあります。

 

 

 

【塗装レシピ】

下地…サーフェイサー1000

外装…ライトメタリックブルー

内部フレーム…ライトガンメタル

バイザー…ゴールドの上からクリヤーイエロー

シリンダー部分…タミヤ エナメル塗料(ゴールド)

スタンド…フラットブラック

 

・アクション

 

行くぞ!

 

 

 

あれは?

 

正体不明機だ…

 

ということで、HG ジプシー・アベンジャーでした。

 

元々のキットの素性の良さ故、大掛かりな改造を施さなくてもディテールアップが比較的容易に行えるのが好印象です。

 

2000円代ながら、可動性能、ディテール、プレイバリューと豊富なジプシーですが、DXセット(3000円代)等もバリエーションが販売されているのも強みです。

 

海外では既にメタリックver等が先行して発売されているようで、今後の動向が気になります。

 

このクオリティならば、俄然その他のイェーガー、特に前作の機体もラインナップに加えて欲しいところです。

 

私としてはストライカーやチェルノアルファ等を是非キット化して頂きたく思います。

 

実写映画作品のプラモデルということもあり、ウェザリングやダメージ表現が似合うのもメリットです。

 

対象年齢が15歳なので、ガンプラ等の通常のHGと比較して組み立て難易度が若干高く、パーツの取り扱いやシールの貼り付けが曲者なので、どちらかと言えば中級者向けです。

 

といっても、そこまで取り扱いに困るものでもないため、映画の公開が待ちきれない方は一足早く予習がてらに作ってみてはいかがでしょうか?

 


HG パシフィック・リム ジプシー・アベンジャー DXセット 色分け済みプラモデル

 

 

ついに映画公開まで一週間を切りましたが、皆さんドリフトの準備はよろしいでしょうか?

 

 

 

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