バンダイ スーパーミニプラ プライヤーズ レビュー【後編】

 

前回は「スーパーミニプラ プライヤーズ」にて、三機の基本的なスペックについてお伝え致しました。

 

今回は製品最大の魅力であるディメンジョンプライヤーをご紹介。

 

良好なアクション性を保持しながら、合体状態で十分楽しめる製品内容となっておりますので、時間の許すまでご覧になって行ってください。

 




 

分離状態における製品の詳細は、下記リンクよりお願い致します↓

バンダイ スーパーミニプラ プライヤーズ レビュー【前編】

 

 


ディメンジョンプライヤー


プライヤーズの空間修復形態である「ディメンジョンプライヤー」

 

あらゆる角度から見ても、破綻無くまとまったフォルムと変形を高レベルで両立。

 

余剰パーツも殆ど出ず、合体もシンプルなため、気軽に分離・合体が行えるのは嬉しいところ。

 

ディメンジョンプライヤー形態では、プライヤーの可動基部となった長男。

 

ペンチも兼ねた両足は、隙間なくキッチリと閉じることが可能。

 

両腕は伸縮ギミック内蔵で、ロック機構により保持力も抜群。

 

プライヤー形態では取っ手部分と化した次男三男

 

単純な変形ながらも、しっかりと様になっているのは面白い印象。

 

刃先は実際のペンチ同様に開閉可能で、取っ手部分を広げると連動して開く仕組み。

 

逆に、取っ手を閉めれば閉じることも可能。

 

ガオガイガーの両腕にコネクトさせる時は、手首のボールジョイントを介して接続する方式。

 

ディメンジョンプライヤー時は、専用の補助スタンドに乗せてディスプレイ。

 

ガオガイガー本体に対し、ディメンジョンプライヤーがあまりにも巨大なので、前に突き出した状態だと保持は極めて困難。

 

出来たとしても、モーメントの関係で前に傾倒します。

 

ちなみに余談ですが、ジョイントの規格が合えば、他のシリーズに転用可能とプレイバリューの面でも充実。

今回は、手首ジョイントとして「メガミデバイス  朱羅 忍者」ツインテール用ジョイント(ダブルボールジョイント)を介して接続。

 

保持は不可能とは言え、それなりに様になっているのは意外。

 

無論、FAGの派生ブランドである「クロスフレーム・ガール ガオガイガー」に持たせることも可能。

 

次に直列形態へ。

 

 




 


ディメンジョンプライヤー(直列形態)


 

直列形態は、主にプライヤーズ単体が湾曲空間に突入・離脱する時の形態。

 

こちらはモンキーレンチに近い形状。

 

この形態では、両腕・両足とも閉じきった状態となり、足の付け根以外は可動しない構造。

 

単なる組み換えですが、ちゃんと長男 → 次男 → 三男の順番で合体。

 

直列形態でディスプレイする時は、補助スタンドに立て掛けます。

 

スタンドで保持させる場合は、次男の足に引っ掛けます。

 

あまり保持力は高いとは言えないので、飾る時も注意が必要。

 

長男の拳パーツは、スタンド側にセットすることで、紛失しないように配慮されています。

 

ガオガイガーと並べて。

 

小サイズに見えて、意外にも大きめなプライヤーズ。

 

サイズ的には炎竜・氷竜と同じボリューム。

 

逆に直列形態では、ガオガイガーの全高を大きく超えるロングサイズ。

 

劇中では登場しませんでしたが、直列形態でも腕に装着可能。

 

しかしながら、手首に掛かる負担も大きいので非推奨。

 

そして今回の目玉として、ゴルディオンハンマーを持たせます。

 

まずは、刃先の接続ピンを起こします。

 

ハンマーの柄にピンを接続して完成。

 

かなり不安定な状態なので、しっかりとバランスを取らせて保持したいところ。

 

それは、取扱説明書にも明記されています。

 

取扱説明書にこんな注意書きまで記載するなんて、粋スギィ!

 

リアルに破損のリスクが伴う場合もありますが、その時はプライヤーズよりガオガイガーの手首関節がこわれちゃ^~↑う

 

ハンマーを持たせる場合は、見とけよ見とけよ~

 




 


アクション


「出動、プライヤーズ!」

 

「お前達は、雷牙おじさんが送ってくれたプライヤーズだな!」

 

「ディメンジョンプライヤー!」

 

「ツールコネクト!!」

 

「うおおおおおおおお!!!」

 

ということで、「スーパーミニプラ プライヤーズ」でした。

 

練り込まれた可動や可変機構により、ロボット形態ディメンジョンプライヤー形態の両面で、プロポーションが崩れることなく再現されているのは見事な出来。

 

色分けに関しても、パーツ分割や塗装で予め対処されているため、ほぼイメージ通りの仕上がり。

 

実質的にはガオガイガーの拡張パーツとしての側面が強く、製品単体では如何せん魅力不足なのが欠点。

 

加えて、このセットだけでメーカー販売価格4,320円(税込み)と、若干の割高感を痛感するのは否めないのが正直なところ。

 

と言っても、製品の完成度自体は優秀で、プレイバリューも高いので損をしたという気分は感じないと思います(個人差はあります)

 

何より、手頃なサイズでフルアクションという独自性を打ち出した、スーパーミニプラらしい製品仕様なのは大いに歓迎したいところ。

 

とりあえず、原作再現ニキは大量に購入して、最終回のカーペンターズ気分でも味わって、どうぞ。

 

結局大事なのはコスパではない。

 

ロマンだと言うこと。

 

それではみなさん。

 

楽しいホビーライフを。

 

 


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2件のコメント

  1. 3回だよ3回…3人で三角形になって…3人はどうゆう集まりなんだっけ…3とは何か深~い意味があるのでしょうかねぇ?w

    轟雷と6月がこれもうわかんねぇな

    1. MIR様

      毎度コメントアリシャス!

      3ばっかじゃねーかよこのコメ欄!

      とりあえず、3セットだよ3セット(多々買い)

      >轟雷と6月がこれもうわかんねぇな
      6月に姉妹機の「クロスフレーム ガオガイガー」がリリースされるからでしょ(適当)

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