【横須賀観光】迫真水没部　横須賀基地潜入の裏技【海上自衛隊横須賀基地編】

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横須賀基地部隊見学会

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今回のツアー内容

 

東京地方協力本部による海上自衛隊 横須賀基地の部隊見学会が実施されます。

横須賀基地での艦艇見学や湾内クルーズなどが行われますので、注意事項をご確認の上でお申込みください。

 

●申込締切：2022年5月9日(月)24:00まで

• 実施日時
• 2022年5月18日(水)
  実施時間：10:30～17:00（予定）

• 集合・見学場所
• 集合場所
  グランドヒル市ヶ谷(東京都 新宿区 市谷本村町)
• 見学場所
  海上自衛隊 横須賀基地(神奈川県 横須賀市)

 

護衛艦「いずも」や砕氷船「しらせ」の母港でもある横須賀地方総監部が所在する海上自衛隊 横須賀基地。

この横須賀基地見学ができるツアーが、東京地方協力本部により実施されます。

18歳以上～32歳以下までの方限定となりますが参加希望の方は、是非ご応募ください。

 

●参加無料：事前申込みが必要。

 

●参加人数：定員３０名
※応募多数の場合には抽選となります。

 

• 応募・参加対象

　18歳以上～32歳以下までの方（※日本国籍を有している方が対象。）

 

 

 

 

防衛省

 

今回の集合先グランドヒル市ヶ谷に集合。

 

直ぐ隣が防衛省なので、同省が市ヶ谷に呼びつけたのは納得。

 

マイクロバス（自衛隊所属）

 

 

タイムスケジュール

 

グランドヒル市ヶ谷から自衛隊のマイクロバスによる送迎で横須賀基地まで移動（出発：10:45）

13:00頃～15:00まで、横須賀基地の見学。

15:00に、横須賀基地をマイクロバスで出発。

17:00頃、出発地のグランドヒル市ヶ谷。

※基準時間ですので時間は前後する場合があります。

 

 

その後、バス発進。

 

 

114514分後・・・

 

 

正面ゲートから侵入開始。

 

入っちゃうよ？（畏怖）

 

見える見える・・・太いぜ。

 

（基地に）ハイルハイルハイル・・・！

 

入っちゃう入っちゃう入っちゃう～ぁ～

 

 

 

今回のツアーでは、入港許可証が配布されるので必ず首にかけるように。

 

 

海上自衛隊 横須賀地方総監部

 

日本の表玄関とも称すべき海域の防衛を担当しており、後方支援任務も海上自衛隊最大の規模と内容を有し、任務も多岐にわたっている

 

主な任務は、担当警備区域の防衛・警備、災害派遣、自衛艦隊等の正面部隊に対する後方支援業務、機雷・爆発性危険物の除去及び処理、民生協力等である。

 

横須賀地方隊が対応する補給、造修については、全海上自衛隊艦艇の約1/3を担当しており、海外派遣艦艇（南極輸送を含む）の支援に関しては、横須賀所在の艦艇に限らず全て支援している。

 

余談：広報官のSNSを含めたネット上での写真の掲載は許可済み。自分を売る（至言）

 

 

 

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艦艇見学

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今回は横須賀基地所属の艦艇を見学。

 

総火演で陸上車両を間近で見るのと違い、機密情報の塊である護衛艦を直に観覧出来るのはツアー参加者のみの特権。

 

 

DDH-183 護衛艦いずも

 

逸見岸壁に停泊する『護衛艦いずも』は、全長 248.0m、満載排水量26,000トンを誇る海上自衛隊史上最大の護衛艦。

 

太平洋戦争中の中型航空母艦（正規空母）である「蒼龍」（227.5m、20,295トン）を上回る。

 

2番艦の「かが」と共に護衛艦隊の中核を成している。

 

基本的な部分は『ひゅうが型』をベースとしているものの、いずもの船体は遥かに巨大化。

 

 

艦橋付近は現代ではスタンダードかつ、フェーズドアレイレーダー（OPS-50）を装備した近未来的なデザイン。

 

 

 

船尾には2基の高性能20mm機関砲(CIWS)が確認出来、銃身にはカバーがかけられている。

 

 

後方から見た『いずも』の全容。

 

あらゆる角度から見ても、その圧倒的な巨体が際立つ。

 

案内係に連れられて吉倉桟橋へ。

 

今回見学するのは『いずも』ではなく、補給艦『ときわ』である。

 

 

『補給艦 AOE-423 ときわ』

 

とわだ型補給艦の2番艦である『ときわ』は、その名の通り、他の艦船に対して燃料や食料・弾薬などを補給するための艦艇。

 

非武装艦（12.7mm機関銃M2は装備）なので、隣に停泊する『護衛艦あまぎり』と比べて大人しい印象を与える。

 

 

ということで、早速乗船。

 

 

甲板の補給ステーションは、さしずめ工場地帯にような出で立ち。

 

 

 

 

『Mk.137 6連装デコイ発射機』

 

デコイ発射機は4機搭載。

 

補給艦である本艦の装備は主に防御装置のみで、戦闘や防空は完全に僚艦に依存している。

 

 

ブリッジは開放感のあり、展望台としても優秀。

 

備え付けの双眼鏡は覗くことも可能。

 

遥か彼方の空母レーガンの甲板にいる米兵すら肉眼で鮮明に確認出来る。

 

艦橋は他の艦艇に比べて大型な分、内部は想像以上に広く居住性は良好な模様。

 

普段は見られない計器類等も見物。

 

艦長席

 

赤と青のツートンカラーの艦長席。

 

右舷側に配置されている。

 

 

司令官席

 

赤一色の司令官席。

 

こちらは艦長席とは反対側の左舷に配置されている。

 

ちなみに、これらの席に座れるのはそれに相当する将官、司令官以外では見学者のみ。

 

 

満艦飾

 

祝祭日 ・ 記念日 ・式典等に際して祝意を表すために、艦首からマストを通して艦尾までの旗線に 信号旗 などの旗を連ねて掲揚して飾るもの。

 

 

ブリッジを一通り見学したらお次は乗組員の生活スペースを見学。

 

 

 

とわだ型はヘリコプター用格納庫を持たない分、船尾の甲板は広めに設計されている。

 

最大幅は22mながら、数値以上に広く感じ、一軒家が丸々収まりそうな広大な甲板が広がる。

 

『ときわ』の見学会はこれにて終了。

 

 

 

 

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護衛艦あまぎり

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補給艦は滅多に見学出来ない艦艇ながら、それでも物足りないという見学者は隣のあまぎりばかり見ていることも少なくなかった。

 

 

 

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湾内クルーズ

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今回のクルーズで乗船する『曳船58号型』

 

曳船58号型は第1種支援船であり海自最大の曳船。

 

同型艦は現在37隻運行しており、大型艦艇の出入港支援や非自走支援船等の曳航を行う、押し船としての機能を有する他、哨戒任務や消防等にも威力を発揮する。

 

就役から40年が経過しながらも未だに健在で、今後の活躍が期待される。

 

クルーズというと、船酔いの憂うミリタリー兄貴姉貴が多くいるものの、曳船58号型は遊覧船『シーフレンド7』よりも大型の260トン型曳船。

 

分類上は艦艇扱いで、速力も11ノットと快速で揺れは殆ど感じさせないのでご安心を。

 

 

 

もがみ型護衛艦

 

海上自衛隊の最新鋭護衛艦である『FFM もがみ型護衛艦』

 

ステルス性を重視した設計であるが故に、従来の艦艇とは一線を画す極めて個性的なデザイン。

 

隣接している『こんごう型』と『あたご型』と比較すると、『もがみ型』の先進的かつ異色な部分が一層強調されている。

 

小型ながら対空戦や対艦戦、対潜戦などに対応可能な万能型で、高水準でバランスのとれた艦艇。

 

また、小型で機動力に富んでいることから、領海警備や警戒監視、海外派遣、情報収集や救難活動、災害対応まで対応可能。

 

 

『DDG-174 きりしま』と『DDG-177 あたご』

 

海上自衛隊の防空戦力の要とも言えるイージス艦『あたご型（左）』と『こんごう型（右）』の2隻。

 

 

ぱっと見は同型艦に見えるものの、マストの形状が明らかに異なる。

 

詳細はこ↑こ↓（赤マーキング）

 

 

 

広報官曰く、アーレイ・バーク級を参考としながらもトラスフレームの鉄塔型マストの設計変更で失敗した『こんごう型』に対し、マストをオリジナル同様に一体型に変更した『あたご型』は真に完成した国産イージス艦となったとのこと。

 

 

 

先ほど見学したばかりの『あまぎり』と『ときわ』を正面から。

 

2隻の周囲をある程度周回した後、逸見岸壁に停泊する『護衛艦いずも』を反対方向から観賞。

 

語ることも無いし、もう十分堪能したよ・・・

 

 

※いずも型（満載排水量26,000t）

 

 

横須賀消磁所

 

日本では唯一の消磁所で、船体消磁を施す施設。

 

艦船の大半は磁性体である鋼製であり、長時間使用すると地磁気の影響や接触による接触電気により強い磁性を帯びる。

 

そのため、定期的に消磁作業を行わないと敵国などが敷設した磁気感応式機雷に反応するリスクが高まる。

 

旧弾薬庫

 

おかのしたに建造された弾薬庫。

 

現在は役目を終え、長浦堤防側の新弾薬庫へ基地機能を移管している。

 

『DD-110たかなみ』と『DD-116 護衛艦てるづき』

 

この間のクルーズでは3隻が接岸されていた司令部前には、『たかなみ』と『てるづき』が停泊。

 

4/25日のクルーズでの司令部前

 

右側から『DD-116 護衛艦てるづき』、『ASE-6102 試験艦あすか』、『MST-463 掃海母艦うらが』が並ぶ。

 

海上自衛隊開発隊群

 

海上自衛隊開発隊群は、海上自衛隊の研究開発部隊。

 

海上自衛隊の装備品の運用に関する研究開発、艦艇等に搭載する装備品の運用に関する実用試験、性能調査を行う同組織の要とも言うべき存在。

 

司令部は船越地区にあり、群司令部、指揮通信開発隊、艦艇開発隊、航空プログラム開発隊（厚木）、試験艦「あすか」から編成されている。

 

『ASE-6102 試験艦あすか』は通常、長浦港に停泊しているが、今回のツアーでは不在。

 

海上自衛隊施設

 

元栄光学園中学校を転用した施設。

 

現在はんまぁ、そう・・・よくわかんなかったですね（本格的♂調査不足）

 

自衛艦隊司令部

 

戦後特有の掘っ立て小屋同然の姿から新造された司令部庁舎。

 

以前に比べ、より軍事拠点らしい荘厳な佇まいへ大変身。

 

 

『MSO-305 掃海艦ひらど』

 

クルーズ船ではあまり接近出来なかった時と異なり、自衛隊主導のツアーだと民間よりも近くで見られるのが魅力。

 

しかしながら、米海軍関連施設は全て撮影NG・・・

 

 

海上自衛隊司令部のすぐ脇には、海上保安庁の横須賀保安部。

 

長浦堤防

 

潜水艦隊の基地として使用されている施設。

 

生憎、今回は全ての潜水艦が出払っているという有様。

 

通常は2～3隻程が停泊している。

 

 

長浦港を周回した後は、水道を通過して帰路へ。

 

（2号艇）先・・・穴に入っちゃう。

 

入ってるやろ？（現状報告）

 

新弾薬庫

 

新たに建造された弾薬庫。

 

ピラミッド状に傾斜をつける事で誘爆を防ぐ構造となっているのが特徴。

 

海上自衛隊横須賀警備隊

 

港湾施設の運用及び水路の安全確保、機雷その他の海上における危険物の探知及び処分等を主とする警備隊。

 

 

長浦隊舎

 

海上自衛隊員用の寮。

 

屋内プール等の設備が充実しているものの、建物が古い所為かあまり住む人間が居ないとのこと。

 

 

『多用途支援艦 AMS-4305 えんしゅう』

 

ひうち型多用途支援艦5番艦（最終艦）のえんしゅう。

 

各種射撃訓練の支援の他、自走不能になった僚艦や標的艦の曳航・消火・救難・物資輸送・離島に対する災害派遣や新装備の洋上試験など多目的に使用される。

 

その後は寄港。

 

 

 

（※）曳船58号型の船首には衝撃吸収用としてタイヤが備え付けとなっていますが、接岸時は多少なりとも揺れも起こる場合があります。

 

クルーズ後は売店やお土産店へ。

 

資料室等も併設され、海上自衛隊創設までの歴史を知る事も出来る。

 

 

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ロープワーク体験

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様々なロープの結び方を教わってみよう！

 

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現役自衛官との懇談

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幹部自衛官との懇談会。

 

 

クルーズ後は海上自衛隊に関する説明会で終了。

 

まるで入隊勧誘みたいだぁ・・・（予定調和）

 

 

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お土産

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総括

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余談ながら、今回見学した『ときわ』は、令和3年度優秀艦を受賞。

 

 

 

 

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ギャラリー

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登場人物紹介

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戦艦レ級

気楽なお調子者。

アウトドア派で旅先での遊び癖の酷さと食い意地の汚さに定評がある。

ヲ級のことを『ヲっちゃん』と呼び、自他共に認める仲良し。

 

空母ヲ級

レ級の親友。

真面目で礼儀正しい性格だが、たまに毒を吐く。

性格は正反対ながら、意外にウマが合うらしい。

インドア派で読書やネットサーフィンが趣味ということもあり、知見が広い。