以前にレビューさせて頂いた「メガミデバイス 朱羅 忍者」、「メガミデバイス 朱羅 弓兵」ですが、今回は二種を揃えることで再現可能な「侍モード」をご紹介。
現状では、「SOLシリーズ」と並んで珍しい装備の共有ギミックは、キットの魅力をより一段階引き上げてくれることと思います。
それでは早速レビューへと参りましょう。
朱羅 忍者 【侍モード】
元々の装備に加え、弓兵のものが追加されてさらにボリュームアップ。
全身に刃物が張り巡らされ、侍の名に相応しい武勇溢れる姿。
しかしながら、他を圧倒する勇ましい出で立ちとは裏腹に、大量の武具を取り付けた影響で、可動面では若干の制限を受けることになります。
加えて、これだけのオプションを取り付けると、持ちづらいというデメリットもあり、ポーズを取らせるのが困難という一面も。
スタイリングに関しては、戦国武将の甲冑を意識したデザインで、今まで以上に戦闘的な姿。
頭部はツインテール部分に、手裏剣を髪留めとして使用。
これによって、より刺々しいイメージへ変化。
肩にはカタールを取り付け、甲冑の大袖のように使用。
力強いプロポーションとなるものの、肩が干渉して肩の可動範囲が低下。
大腿部には弓兵のレッグアーマーを装備。
可動範囲に関してはやや制限を受けるものの、総合的な自由度に関してはそれ程大差はありません。
腰部には、大弓をベースにクナイ、カタールを取り付けた複合兵装へ変化。
刃物の塊と化したその威容は、見る者を驚愕させる圧巻の外観。
反面、自重の増加により自立性を大きく損なってしまいます。
大弓のブレード部分を支えにすることも可能な他、出来るだけディスプレイスタンドの使用を推奨。
太刀は分離状態であった、双方のものを連結させて完成。
長大なリーチを誇る長刀ながら、手首ジョイントに掛かる負担も大きめ。
補助アームに接続することで、手首の保持力を維持したままポージング可能。
朱羅 弓兵【侍モード】
基本的な部分は忍者と同様ながら、装備の接続位置により違いを強調。
トップヘビーな忍者とは対照的に、下半身を中心に武装を装備。
微妙なプロポーションの差異も、侍モードの面白いところ。
頭部は髪留め(リボン)を反転して取り付け。
上半身に装備が集中した忍者に対し、スッキリとした印象。
余分な装備を施さない分、可動範囲は依然として優秀。
アーマーは大腿部やふくらはぎ周りに取り付け。
一見すると窮屈そうながら、可動域はほとんど損なわれていないのが特徴。
腰部の構成は忍者と同様。
大弓がフレキシブルに可動するので、脚部の可動を妨げない仕組み。
また、下半身に装備が集中している分、転倒しにくくなっています。
ブレード部分を支えにすることも可能。
しかしながら、ディスプレイスタンドを使用を強く推奨。
相変わらず、見れば見る程に恐ろしい見た目。
無論、各装備は取り外し可能。
アクション
ということで、【侍モード】のご紹介でした。
二体揃えて実現出来る「強化形態」は、古くから日本のホビー業界における伝統商法とも言うべきもの。
この「朱羅」シリーズに関しても、姉妹機ならではの魅力とプレイバリューの高さを実感出来ます。
但し、その迫力に満ちた猛々しい風貌とは反対に、可動に制限をやや受ける等、その影響でやや扱いづらい面もある印象。
それだけに、片方だけでなく双方を購入しなくてはならない宿命を、モデラーは否が応でも強いられる事でしょう。
再生産という好機を期に、連休中に揃えてみるのも良いでしょう。
「メガミデバイス 朱羅 忍者」の詳細に関しては下記リンクよりどうぞ↓
「メガミデバイス 朱羅 弓兵」の詳細に関しては下記リンクよりどうぞ↓
ということで、今回が新元号第一の記事となりますが、今後とも当ブログをよろしくお願い致します。
それではみなさん。
楽しいホビーライフを。
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