■スーパーミニプラでジェットマンのメカは製品化可能か?
前回は多くの方に閲覧して頂いたようで、FBいいねとシェアも50を超えるという目覚ましい成果(?)を上げることが出来ました。
これだけの方のご賛同を頂き、私も嬉しく思います。
さて、今回は前回披露出来なかったバードガルーダとハイパーハーケン、そしてテトラボーイのプランをご紹介させて頂きます。
前回と同じく、素人設計ですがご了承ください。
それではバードガルーダから。
前回のジェットガルーダと合わせてご覧下さい。
・バードガルーダ
・ジェットガルーダ
ジェットガルーダからバードガルーダへの変形自体はシンプルです。
ですので、手足に伸縮機構を採用することで完全変形は再現は十分可能と思いました。
後は足首を差し替えにすることでアクション性も考慮した構造となります。
ただ、グレートイカロスへの合体時を考慮し、膝の関節は差し替え式にした方が強度的にも信頼出来ますね。
スーパーミニプラシリーズは、設定通りの変形機構にアクションを組み込む仕様の関係上、関節が脆くて破砕しやすい(汗)
次にハイパーハーケン。
・ハイパーハーケン
ハイパーハーケンはイカロスハーケンとバードガルーダを直列に合体させることで完成する飛行形態です。
合体自体は至極シンプルですが、問題は接続方法。
旧DX版は子供が遊ぶという安全基準の関係で、二機を専用の台座に乗せるだけの簡単な仕様でした。
スーパーミニプラとして立体化されるという状況をシミュレートした際、やはり二機を接続させて、尚且つ飛行状態でディスプレイを目指したいものです。
といっても、まだこれといった解決案はありません。
ですが、何かしら再現出来る方法があるのではないかと確信しており、仮に立体化されるとしたら、そこはプロの皆様におまかせします(笑)
そして最後にテトラボーイ。
・テトラボーイ
・テトラバスター
テトラボーイはジェットマンの3号ロボで、巨大なプラズマ砲に変形することが出来ます。
ジェットマンメカの中で唯一、鳥を意識していない異色のメカで、パイロットを必要としない自動操縦ロボです。
そしてこの変形機構こそテトラボーイの醍醐味であり、これを如何にして再現するかが問題でした。
まず最初に思いついたのが、旧DX版同様のギミックの再現。
ですが、旧DX版の仕様をそのままフィードバックしても、可動面は絶望的です。
マスターグレードのように、足に収納されているの砲身を内部フレームのようにし、その上から外装を取り付ける案もありました。
しかし、キャノン砲変形時にどうやって砲身と外装を分離させようかという壁にぶつかり、仮に出来たとしても強度が著しく低下する恐れがありました。
上半身の可動についても、設定上のギミックを再現することは問題ありませんでしたが、やはり可動域が犠牲になるのは頭を抱えました。
そこでやはり可動と変形の両立を図るには、差し替えしかないと痛感しました。
胴体が二つ折りになるギミックは残しつつ、残りを差し替えにしてしまえば、強度面でも信頼は出来ますし、アクション性も損なう心配もありません。
スーパーミニプラを謳う以上、差し替えの有無に関係なく変形と可動を両立する必要がありますので、何としても再現しなければなりません。
今まで、スーパーミニプラで差し替え変形は数多くありましたし、今更どうこう言う程ではありませんね。
そして最後に比較を。
・比較一覧
テトラボーイはジェットマンロボの中では最もサイズが小さく、設定全高は40m程です。
劇中では同サイズなのですが、実際はやや小柄です。
そしてテトラバスター時は、何故かさらに小型化してしまいます。
勿論、スーツアクターが持ちやすい用にデフォルメしたと思えば良いのですが…
しかし、実際はテトラバスターに変形すると、小型化するどころかテトラボーイ時より大型化する事実が判明。
ジェットイカロスやガルーダからすれば、Zガンダムのハイパーメガランチャー並みの巨大武器となることから、モーメントや関節強度等、新たな課題も浮上しました。
ということで、私が現状で考えうるプランは全て出尽くしました。
これで私が思い描く「スーパーミニプラ ジェットマンシリーズ」なのですが、何とかしてバンダイさんから発売してもらいたいものです。
まぁ、設計図面があるので自分でフルスクラッチして作り上げても良いですが(笑)
とてつもない時間と労力が必要とされますね。
今回も長々と語ってしまいましたが、ご清聴ありがとうございました。
意外にもジェットマンロボの製品化を望む方々が多く居て、私も嬉しい限りです。
フェイスブックのいいねやシェア次第では、製品化も夢では無いかなと思いましたが…
とりあえずは、何かしらチャンスを伺いたいところです。
それではみなさん、またお会いしましょう。