【コトブキヤショップ限定】 コトブキヤ HMM ゴジュラスガナー レビュー【前編】


 

今回はコトブキヤより、『HMM ゴジュラスガナー』をご紹介。

 

シリーズはおろか、同社のプラキットではサイズ・価格共に最大級のキットをねっとりレビューして行きますよーイクイク!

 

それでは早速レビューへと参りましょう。

 




 


パッケージ


パッケージは『HGUC デンドロビウム』と同じく、全幅1mに達する特大サイズで、これまた同じく手提げ型。

 

『ゴジュラス』の次点で、家電製品クラスと呼ばれたパッケージ体積容量を大きく凌ぎ、最早小棚を抱えるような感覚。

 

 

 


付属品一覧


開封ゥ^~ッ!

 

 

 

ンンッ・・・マ゜ッ!

 

ア゛ッ!(発狂)

 

今回はあまりにもランナー枚数が多いので、詳細は割愛。

 

全部広げたらカメラに収まらなくなっちゃう、ヤバイヤバイ・・・

 

元々、ゴジュラス本体だけで総パーツ数1000を超えており、その他オプションパーツ込みでPG2体分に匹敵する程。

 

ランナー枚数はざっとですが・・・110弱でしょうねぇ(誇張無し)

 

組み立て難易度は高くはないものの、ひたすらパーツからランナーを切り出すだけでも苦行。

 

組み立てを進めても進めても、ランナーが中々減らないんだよなぁ・・・

 

これで挑戦2度目ながら。相変わらずいやーキツイっす(憔悴)

 

アルファベット以外の文字表記とか、滅多に見ないゾ。

なんだこれは、たまげたなぁ・・・

 

ポリキャップだけでも異常な数で、そのほとんどがPGに使用される大型タイプばかり。

 

クリヤーパーツ

 

クリヤーパーツはレッド・イエローの2種が付属。

 

キャノピーはクリヤーオレンジ成型。

 

ゾイドコアはPVC製のものが1つ付属。

 

規格は他のものと全く同じ。

 

 

パーツ数が尋常ではなく多い理由の一つとして、動力パイプやシリンダー部分が一体成型でないのが大きな理由の一つ。

これがパーツ数が多くなってしまう遠因の一つ。

 

一体成型ではないことが弱点であり、全ての合わせ目処理も並大抵の努力では達成出来ません。

しかしながら、一部はスライド金型による一体成型が用いられ、全てのシリンダー、動力パイプ、バレルにもっと使用されていたら、総パーツ数はさらに削減出来ていたことでしょう。

 

取扱説明書

 

取扱説明書は、MG等を彷彿とさせるゾイドに関する詳細なデータを掲載。

 

資料としての価値も十分あり。

 

コトブキヤショップ限定特典パーツ

 

ボーナスパーツの一つとして、無色透明のクリヤーパーツが付属。

 

これにより、好きな色に塗装可能。

 

 


RBOZ-003 ゴジュラス


「RBOZ-003 ゴジュラス」は、ヘリック共和国軍の運用するティラノサウルスタイプ恐竜型ゾイドである。

 

単独行動による局地戦を主目的とした、史上初の2足歩行型巨大ゾイドとして登場し、後に無敵時代を築くこととなったゴジュラスだが、ロールアウト当初は様々な問題を抱えていた。

 

第一に、ゾイドの中でも気性の荒い性格から操縦が困難な事で、パイロットを選ぶ機体であったこと。

 

第二に、巨体ゆえに小回りが効かないため、小型機に機動性で劣勢を強いられる欠点があった。

 

そのため周囲の兵士から「のろまなメカ」とも揶揄され、初期は主にその強力な腕を生かし作業用メカとして運用されていた。

 

ゴジュラスの開発ベースとなったゾイドは、中央大陸の神族が守護神として所有する神獣型ゾイドである

 

この野生体は「ジェノザウラー」や「バーサークフューラー」の開発ベースとなった前傾姿勢を有するT-REX型の純粋種とは異なり、直立姿勢を持つ変種に位置付けられる。

 

背ビレが発達するとともに屈強な脊椎と脚部を有し、「キングゴジュラス」の開発ベースとしても使用されている

 

地上では既に絶滅した古代種であり、神族はこのゴジュラスの野生体を地底から捕獲し、幼体から成長させて飼い慣らしていた

 

しかし、ZAC2029年にグローバリーIII世号の不時着によって地球人の持つ高い科学技術力が伝来すると各部に改修がなされ、戦闘用の機体として改造。

 

地球人の科学者はゴジュラスが二足歩行故に、その両腕が強力な格闘装備として機能すると判断。

 

まず、全身の金属を見直し機体重量を40%軽減するとともに20%の強化がなされた、改修前よりも全身の動作が俊敏となり、敵の攻撃を回避する運動性を獲得。

 

次に対ゾイド用のレーザーガン、ビームガンといった火器の装備、そしてこれを支えるFCSの導入により、複数の敵機に対する攻撃能力も獲得。

 

また、同時代の地球技術が導入されたゾイド同様、操縦系統のコンピュータナイズとパワーアシスト、エネルギーブースト、スーパーチャージャーの搭載が施され、そのパワーも以前とは比べ物にならないほど増大。

 

こうしてゴジュラスは、ヘリック共和国最強のゾイドとして生まれ変わった。

 

その強力な顎と牙、鋭い爪や巨大な腕を用いた格闘戦、巨大な脚部による踏みつけ、尾部による打撃は帝国軍のゾイドを次々に粉砕していった。

 

しかしながら、メカ生命体として改造されたゴジュラスの性格は凶暴そのものであり、自らが選んだパイロットでなければ従わず、それを乗りこなし操るパイロットは共和国軍において英雄視された。

 

中央大陸戦争緒戦では高い格闘能力によって戦果を挙げ、戦力比において対ゴジュラス戦用に開発された「レッドホーン」と1:3と圧倒的であり、その後は高機動戦を得意する「サーベルタイガー」相手に1:2まで迫られたが、それでも共和国側の優位性を保持し続けた。

 

そして、帝国がZAC2032年に「アイアンコング」を開発するまでは無敵のゾイドとして君臨し、共和国軍と帝国軍のパワーバランスを一変させる程の脅威と化した。

 

その後帝国軍ゾイドの重武装化による危機感から、ZAC2033年に「国家緊急法(Xデー)」が発令された折にはゴジュラスの武装面の改修措置が同時期に施された。

 

中央大陸戦争期のZAC2047~2048年頃には第一線を退く。

 

その後、ZAC2099年の西方大陸戦争開戦時には惑星Zi大異変によってごく少数に減少するも、装甲に特殊チタニウムを用いて防御力と運動性能を更に高めるとともに、出力アップによって火力を向上させたマイナーチェンジを施した機体が数十機配備。

 

現存するゾイドとして最強の地位に君臨し、同時代においても、そのパワーと格闘能力はオーガノイドシステムを用いた最新鋭ゾイドに匹敵する驚異的なものであった。

 

その後、機体そのものの旧式化及び保有する機体の耐用年数に限界を来し、ネオゼネバス帝国との戦いにおいては、後継機である「キングゴジュラス」や「ゴジュラスギガ」が開発されるに至る。

 

ということで、『ゴジュラス』です。

 

コトブキヤが誇る史上最大にして最高額のプラキットであり、同時にゾイドの象徴的存在であるゴジュラス。

 

巨大ゾイドに分類されるティラノサウルス型ゾイドで、他のゾイドの2~3倍近い体躯を誇るのが最大の特徴。

 

この巨大な遠野は頭、腕、脚部のみでHG一体分に相当し、胴体や尻尾はMG並みのパーツ数で構成される等、ヘビーユーザーですら尻込みする圧倒的密度が特徴。

 

コトブキヤショップ限定であるこの『ゴジュラスガナー』は、『ゴジュラス ジ・オーガ』をベースに外装の成型色をシルバーに変更。

 

その他、多数のボーナスパーツが付属する等、同シリーズのゴジュラス系では最もプレイバリューに富んでいるのが最大の特徴。

 

実質的にジ・オーガのカラーバリエーション的な存在で、ジ・オーガ再販も期待出来ます。

 

余談ながら、ゾイドはアニメーション、所謂ハイエンドCG版が初のアニメーション化と勘違いされやすいものの、実は1980年台には既にアニメが存在していたのは意外に知られていない模様。

 

1985年に製作されたPV

 

ゴジュラスはゾイドの象徴、ひいてはシリーズ始動時は主役機のような扱いがなされていたにも関わらず、CG版では予算の関係でまともな活躍シーンがなく、ストーリーが進むに連れて存在自体が省かれることも珍しくない不遇なゾイドであった。

 

また、この時期はアニメ『トランスフォーマー』シリーズが最盛期を迎えており、作画やSE、ナレーション等が影響を受けていた部分が散見され、同じくタカラから発売されていた『ダイナザウラー』の2番煎じと揶揄される熱い風評被害に晒された。

 

当時の販促用PVは、そんなゴジュラスの迫真の戦闘シーンを見せる貴重なもので、セル画のほうが良く動くと皮肉交じりに言われる事も多い程。

 

CGで描かれるのが当たり前の現代において、極めて珍しいゾイドのセルアニメということで、機会があれば是非ともご視聴して頂きたい代物。

 

 


頭部


頭部は非常に繊細なディテールで造形化され、コトブキヤらしくシャープな造形で再現。

 

色分けに関しても、執念のパーツ分割で素組みでも完遂してしまう程。

 

ちなみに、頭部に使うパーツだけでも、これだけのランナーを用います。

あぁーすわわぁー・・・(絶望)

 

顔面にまとわり付くように配置された動力パイプは、全て別パーツ化。

 

首周りの各モールドも緻密に再現され、メカニカルな造形を堪能出来ます。

 

パーツが非常に細かく分割されているため、合わせ目も出ないのがメリット。

 

キャノピーは開閉可能。

 

コックピットはコンソールまで可動し、中のパイロットフィギュアも細部に渡って精密に再現。

 

頭部格闘武器「ハイパーキラーバイトファング」は、多重関節仕様により可動。

 

上顎と下顎を繋ぐ関節が独立可動するため、フレキシブルに可動。

 

巨大な顎を大きく開く事が可能で、迫力の咆哮シーンを再現可能。

 

また、口腔内のディテールも極めて精緻に造形化。

ご覧いただている様に、MGはおろかPGでさえ凌駕する情報量は圧巻。

 

しかしながら、まだ頭部だけでこの有様なので、これが全身に点在するを思えば、いかにこのキットのディテールが凄まじいが納得出来るでしょう。

 

首は多重関節仕様により、可動範囲は広く確保。

 

首は真横まで振ることは容易に可能。

 

上下方向にも大きく可動しますが、首筋の背ビレに干渉するので注意が必要。

 

可動時は、背ビレを横に回転させて可動域を拡大させます。

 

何でTレックスに背ビレなんかつける必要なんかあるんですか(正論)

 

 


肩部


ショルダーアーマーは形状が複雑化ながらも、リアルに3D化することに成功。

 

ショルダーアーマーは独立可動し、肩関節の動きを極力妨げない構造。

 

また、肩関節は引き出し機構を内蔵しており、自由度は想像以上に高い印象。

 

また、大型ポリキャップに加え、強固な軸により関節保持力・強度共に抜群。

 

 


腕部


シャープであると同時に、力強いラインで形成された腕部。

 

フレームが露出したメカニカルな造形も見所の一つ。

 

肘関節に設置されたシリンダーは、肘を曲げることで連動して可動。

 

しかしながら、このシリンダー部分が非常に外れやすく、組み込むのもかなり厄介。

 

組み立て時は注意が必要。

 

肘関節は90°以上は可動し、必要十分な可動域。

 

変に可動箇所を増やして可動範囲広げ、不自然なラインになるよりはマシ。

 

三本指の『クラッシャークロー』は全て独立可動

 

指関節もそれぞれ個別に可動し、肉抜き穴等は皆無で、各部ディテールは抜かり無し。

 

腕には『TRZ20mmリニアレーザーガン』、『ARZ20mmビームガン』を装備。

 

(形状の差異は)ないです

 

センサー部分にはクリヤーパーツを使用。

 

 


胴体


キット本体の中でも、特にディテールが密集した胴体部分は圧倒的な密度を誇るのが特徴。

 

内部メカ剥き出しのゾイドならではの魅力溢れる部分。

 

凄まじい情報量と同時に、可動・ギミックの両立にも成功しているのも大きな強み。

 

本体は主に3ブロックに分離可能し、上半身、腹部、下半身にそれぞれ分かれます。

 

腹部のゾイドコアは出し入れ可能。

 

内部メカも精巧に再現。

 

腹部には『70mm2連装ヘビーマシンガン』を装備。

 

マシンガンと明記してあるものの、劇中ではどう見てもビーム扱いなんだよなぁ・・・

 

マシンガンは全て独立可動し、上下左右のあらゆる方向へ可動。

 

各部ディテールも精緻に再現され、クリヤーパーツも併用。

 

もう十分堪能したよ・・・

 

胴体部分は複合関節により、アイアンコング以上にフレキシブルに可動。

腰を左右に捻る事は難なく可能。

 

前屈・仰け反るような動きも可能。

 

また、僅かながら上半身を左右に振ることも出来、思った以上にに柔軟な動きが可能。

 

背部は2基のロケットブースターユニットを装備。

 

HMM独自の拡大解釈により、大型・ハイディテール化。

ブースターユニットは取り外し可能で、ロングレンジキャノン装備時にはポジションを変える仕様。

 

可動に関しては、前後のみに可動。

 

それほど大きく動くわけではないものの、補助装備としては十分楽しめるギミック。

 

本体の全長の半分を占める長大な尾部は、節々で独立可動。

伸ばした状態では50cmを超えるため、常時曲げていた方が必要以上に置き場を取りません。

 

前後だけでなく、左右にも可動するので、かなり融通が効きます。

 

尾部付け根には『パノーバ20mm地対空ビーム砲』を装備。

 

ビーム砲は回転可動出来ます。

 

尾部に備え付けられたシリンダーは、動きに合わせて可動。

 

尾部にはスタビライザーを2基装備。

スタビライザーはフレキシブルに可動し、キット本体を支えるのにも役立つギミック。

 

尾部先端には『AMD30mmビーム砲』を装備。

コンテナブロックは開閉し、武器の展開・伸縮を再現。

 

側面に取り付けられたマクサー多用途マシンガンは折りたたむことが可能。

 

これはHMM独自のアレンジで、武器をコンパクトに収納出来る中々秀逸なギミック。

 

余談ながら、旧シリーズは電動歩行時のバランス性重視のために重りが入っていた部分。

 

尾はゴジュラスにとって強力な格闘武器の一つであり、テールパンチの凄まじい破壊力を発揮。

 

そのパワーはレッドホーンどころか、中~小型ゾイドなら木っ端微塵にする程の威力。

 

尾の一振りで破壊されるゲーターくん

 

底部ディテールも緻密に立体化され、合わせ目等も出ない構成。

 

 


下半身


全高30cmもの巨体を支える脚部は、タカラトミー版とは比較にならない程にマッシブなフォルムへ変貌。

 

この巨大化した脚部により、本体の重量と合わせ、接地性も安定性もこれまでのシリーズとは桁違いなまでに優秀。

 

各関節の保持力も、本体を支えるのに十分なレベルで、バランサーとしても十分な機能を果たしている部分。

 

キャラクターモデルで最も破損率が高い股関節は、極太ジョイントが採用されており、滅多なことでは壊れない強度。

 

股関節は引き出し機構を備え、引き出すことで可動範囲を拡大可能。

 

大腿骨を彷彿とさせる特徴的な形状の大腿部は、見た目に反し頑強な構造。

 

どっしりとした重量感溢れる脚部。

 

外装表面のパネルライン等も精密に表現され、原作の持ち味を殺さないアレンジで良好。

 

脚部バーニアは別パーツで、ボールジョイントで可動。

 

脚部外装は脱着可能。

脚部の内部フレームも精密に再現。

 

膝関節は90°程度可動。

 

踵部が可動することで前傾姿勢でのポージングが可能。

 

指パーツも前後に可動し、より恐竜らしい踵立ちが可能。

 

踵の裏側は裏打ち済みで、見えない部分まで手抜かり無し。

 

 

脚部の3本指は左右に開閉可能。

 

本体の安定性を向上させるのに一役買います。

 

 

見ての通り、足首だけでもかなりの情報量で、足裏に関しては肉抜き穴は一切無し。

 

パネルラインやモールドも精緻に造形化。

 

足首関節は多重関節仕様ですが、股関節があまり広がらず、近年のガンプラのような激しいアクションポーズは不可能。

 

流石に人型のMSと比べ、ポージングの幅は狭まるものの、恐竜なんてこんなもんで良いんだ上等だろ。

 

前傾姿勢状態は、脚部の堅牢な構造と関節強度の高さで容易に再現可能。

 

通常は重心が不安定なポージングでも、この『HMM ゴジュラス』にとっては何の問題ですか?(レ)

 




 


オプション


付属品は、ゴジュラスジ・オーガと同様のものが同梱。

 

以下がボーナスパーツとして付属。

 

・『ロングレンジバスターキャノン』×2

・『AZ4連ショックカノン』×1

・『8連装ミサイルポッド』×2

・『動力ケーブル』×2

・『バックアップユニット』×1

・『姿勢制御スタビライザー』×2

 

そのボリュームは恐ろしく、スタビライザー一基で並のHGに匹敵する程。

 

詳細に関しては、今後掲載予定の【後編】にてご紹介。

 




 


比較


一般的なブキヤキットと比較

 

全高は約2倍、奥行き・重量に関しては他の追随を許さないサイズ。

 

しかもこれで、ゴジュラス単体のスペックというのだから、笑っちゃうんすよねぇ・・・

 

『HMM カノントータス』と比較

 

同じ共和国軍の主力ゾイド「カノントータス」と並べると、ゴジュラスの圧倒的な存在感が際立つ光景。

 

『メガミデバイス シタラver.ガネーシャ』との比較

 

メガミデバイス最大級の『ガネーシャ』装備のシタラ姉貴と比べても、話になりませんねぇクォレハ・・・

 

流石は開発陣が総力を上げて製品化しただけあり、今のところサイズ・ディテール共にゴジュラスに並ぶものは存在せず。

 

しかしながら、それだけコスパを抑えた『ガネーシャ』が如何にお買い得か納得してもらえるでしょう。

 

コトブキヤ アリス・ギア・アイギス 兼志谷 シタラ Ver.ガネーシャ

 

『PG ガンダム』との比較

 

スケールに関しては微妙に違うところがあるものの、サイズはほぼPGと同じ。

 

ゴジュラスの設定全高が21mということは、実際はガンダムより一回り大きい程度なので、想像以上に小さくカンディル・・・

 

バンダイ PG 1/60 RX-78-2 ガンダム レビュー

 

『HGUC デンドロビウム』と比較

 

ガンプラ界の雄『デンドロビウム』と並べても、負けず劣らずのボリューム。

 

ロングレンジバスターキャノン装備時はほぼ同等の威容。

 

ああもう気が狂うぅ^~(感覚マヒ)

 

バンダイ HGUC ガンダム試作3号機 デンドロビウム レビュー

 

 


アクション


ということで、『HMM ゴジュラス』でした。

 

コトブキヤが誇るモンスターキットの威力健在で、凄まじい部品点数の多さから構成された精密なディテールが魅力的で、サイズと相まって圧倒的な存在感を発揮。

 

各部ディテールと可動の両立も実現され、怪獣のような外見ながらもアクション性はかなり高く、劇中で見せる動きはほぼ再現可能。

 

ギミックも非常に充実しており、四肢の可動だけに留まらず、武装類や背ビレの可動等、意外な部分がこれでもかと動き、とにかくユーザーを飽きさせない仕様。

 

色分けに関しては、その暴力的なパーツ分割により、素組みでも満足してしまう程の領域に達している程。

 

RGと異なり、原作の良さを活かしたアレンジのより、より魅力的かつ現代的なデザインへ昇華しているのもHMMシリーズの良さの一つ。

 

総括すると現時点における、ゴジュラスの決定版と呼んでも過言ではない完成度。

 

欠点らしい欠点は目立たないものの、やはり合わせ目が出るパーツが多数続出する点程度。

 

主に細かいパーツは不必要に思える程、合わせ目が多く、1000を超える部品数は、もっと一体成型パーツが用いられていれば、部品数を2~3割削減出来た可能性は否めない印象。

 

特に全身に点在する動力パイプ、シリンダー、バレル等が主な部分で、これらを全て合わせ目処理するとなると、時間も労力もいくらあっても足りません。

 

今後、同様の巨大ゾイド等が製品化する場合は、是非とも改善してもらいたいところ。

 

しかしながら、確かに組み立て時間はシリーズ最長で、既存のシリーズを寄せ付けないものの、後発製品ということで、初期HMMに比べればパーツ精度は良好。

 

目に付くような大胆な合わせ目も現れず、パーツ自体が大型なため、噛み合わせも優秀。

 

特に、シリーズ初期の『ブレードライガー』『ジェノザウラー』は、不親切設計と評価も賛否両論な上に、パーツ精度もイマイチ。

 

ビギナーには非常に組み立てに辛く、それなら確実に組み上がるゴジュラスの方がオススメ。

 

しかしながら、サイズと価格がネックなので、ガチ初心者の場合は比較的安価で組み立ても易しい『カノントータス』『モルガ』辺りから始めて、どうぞ。

 

今回は画像がまた200を超え、ページ読み込み速度が遅くなるため、また分割してレビューします。

 

次回は『HMM ゴジュラスガナー レビュー【後編】』でお会いしましょう。

【コトブキヤショップ限定】 コトブキヤ HMM ゴジュラスガナー レビュー【後編】

 

それでは皆さん。

 

楽しいホビーライフを。

 

 

 

お売りください。駿河屋です。

 





6件のコメント

  1. レビュー&退院お疲れナス!

    なんだあのでっかいモノ・・・
    こんなデカイプラモ組みたいな〜俺もな〜
    でもこんなのを組んだら寝る場所が無くなっちゃうヤバイヤバイ
    ベッド付きで家賃14万3000の物件を探すぞぉー!

    1. KOMA兄貴

      コメントありがとナス!

      病院は受付の下からピンキー姉貴が現れるので、恐ろしいゾ♂

      >なんだあのでっかいモノ・・・
      こんなデカイプラモ組みたいな〜俺もな〜
      でもこんなのを組んだら寝る場所が無くなっちゃうヤバイヤバイ

      遠野がデカすぎる。

      こんなの部屋に入らないみたい!

      デカブツはデンドロだけでもう十分堪能したよ・・・

      >ベッド付きで家賃14万3000の物件を探すぞぉー!

      14万!?

      うせやろ?

      普通は家具つきで14万なんだよなぁ・・・

      毎月14万の家賃代とか、生活壊れる。

  2. ゾイド知らないけどレビューだけでおなか一杯になったのは初めてだゾ,,,
    これ作ったらしばらくプラモ見たくなくなりそう(小並感)

    1. Ryu兄貴

      コメントありがとナス!

      >ゾイド知らないけどレビューだけでおなか一杯になったのは初めてだゾ,,,
      これ作ったらしばらくプラモ見たくなくなりそう(小並感)

      つべで配信されてるから一気見しよう(提案)

      パーツ数が多すぎて、途中で止めたくなりますよ~製作ゥ。

      こんなもの!

      こんな、ゾイドのプラキットなんて!

      こんな・・・う・・ううう・・・

      壊れちゃった・・・私の気持ち・・・(製作拒否)

      前にブキヤはこれに特典パーツ付けて赤字出したあたり、こいつ相当変態だな。

  3. 前編レビューお疲れナス!そして退院おめでとナス!これからはもっと自分を大事にして、どうぞ。稀代の文豪レビュアーが止まっちゃうとアーダメダメところでこのメカ遠野くっそ高画質ホモビ並に情報量多いっすね金型を見て見たくなるゾランナーの数は…今まで俺が作ったプラモの総ランナー数超えそうですね…

    1. ノンケ兄貴

      コメントありがとナス!

      >前編レビューお疲れナス!そして退院おめでとナス!これからはもっと自分を大事にして、どうぞ。

      アリシャス!

      突然の病気は恐ろしいゾ♂

      >稀代の文豪レビュアーが止まっちゃうとアーダメダメ

      俺文豪に・・・文豪だった・・・?(ナオキ賞)

      >ところでこのメカ遠野くっそ高画質ホモビ並に情報量多いっすね金型を見て見たくなるゾランナーの数は…今まで俺が作ったプラモの総ランナー数超えそうですね…

      メカ遠野すこ。

      ゴジラvsコングに出て来そう(KONAMI)

      パーツ数どころか、ランナー枚数が軽く100枚近くあって笑っちゃうんすよねぇ・・・(苦悶の表情を浮かべるICR)

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