一郎塾 第八回 コピックについて  

一郎塾 第八回はコピックについて解説致します。

コピックとは、株式会社Tooから発売されているカラーマーカーです。

https://copic.jp/howto/

水彩のように塗れますが、種別としてはアルコールマーカー(油性)に区分され、独特のアルコール臭がします。

既に30年以上経過していながら色数が豊富なことと、発色の良さからアナログイラスト製作には欠かせない一品と言えます。

漫画家やアナログイラストレーターにも愛されており、使い方次第で多彩な表現な可能とします。

ちなみに私もコピックを愛用しており、水彩、アニメ塗り、厚塗り等多彩な使用方法があるコピックがあれば、出来ないことは無いとも考えております(笑)

コピックは大別して四種に分類され、ここではその詳細と関連アイテムについて解説します。

■マーカー

コピックスケッチ 全358色。¥380

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コピックの中でも最もポピュラーなスタンダードモデル。全てのコピックのベースとも言える標準的な性能。

コピックチャオ 全180色。¥250

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コピックスケッチやクラシックよりも安価なモデル。廉価版と思われがちだが、描き味はスケッチやクラシックにも劣らない。反面、インク内容量が他の二種より少なく、エアブラシに対応していない等の制約がある。

コピッククラシック 全214色 ¥380

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コピックで最も古いモデル。ニブが硬いペンタイプで、塗る面積が小さいため繊細な表現に向いている。建築やファッションデザイナーに愛用されている。

コピックワイド 全36色 ¥480

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通常のコピックの数倍ものニブ幅を持つワイドタイプ。広い範囲を素早く塗れるので、背景製作に向いている。

■インク

コピックバリオスインク 全358色 ¥380

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補充用インク。コピック約10本分の内容量を持ち、コピックを使用する際の必須のアイテム。

■ペン

コピックマルチライナー 全10色 ¥250円

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コピックのインクがにじまない耐水性インクを使ったペン。線画に用いられ、「0.03」、「0.05」、「0.1」、「0.3」、「0.5」、「0.8」、「1.0」と多彩なペン幅と豊富な色数を持つ。

基本的にこれらのものを揃えれば、ある程度はスタート出来ますのですが、手軽に始められるスターターセットも発売されており、予算に余裕があればこちらを推奨致します。

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■セット製品

コピック 12色セット

使用頻度の高い色を厳選したセット。初心者にも始めやすい価格とセット内容になっている。


COPIC コピックチャオ スタート 12色セット

コピック 24色セット

24色をセットした製品。イラスト製作における基本的なものがセットされており、入門セットとして最適。


Too コピック チャオ 24色セット

コピック 36色セット

36色をセットした製品で、濃い目の色が多くセットされている。「Aセット」、「Bセット」、「Cセット」、「Dセット」、「Eセット」と五種が販売されており、最もバリエーションが多いセット。


Too コピック チャオ 36色 Aセット

コピック72色セット

72色をセットした製品で、「Aセット」、「Bセット」の二種が販売されている。現行最多本数を誇り、このセットを抑えれば大抵のことは出来る。初心者にもオススメ。


Too コピック チャオ 72色 Aセット

ということで、今回はコピックの特徴と種類をご紹介致しました。

以降からは描き味や塗り方についてご紹介していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。


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