2017.09.19
ここ数年、銚子へ赴く回数が増えたからか、肉食中心の外食から魚食中心の食事へ変化しました。
もちろん、銚子名産のキンメダイやマグロもありますが、それ以上に鯖、鰯、さんま等の青魚の美味しさに魅力を感じると同時に、青魚を食べることで得られるメリットにも着目するようになったからです。
そこで、魚を食べることで得することを今回はご紹介出来たらと思います。
青魚を食べることで人間は3つの効果が得られます。
ます一つに生活習慣病予防があります。
悪玉コレステロールや中性脂肪は生活習慣病の原因になります。魚に含まれるω-3脂肪酸はこれらを減少させ、血行改善に効果があります。メタボリックシンドロームや糖尿病にも効果があるとされ、まさに生活習慣病予防にうってつけです。
次に魚にはアンチエイジング効果があり、肌の健康に一役買います。ω-3脂肪酸の血行促進効果によって全身の細胞が活性化され、ハリのあるみずみずしい肌が保たれます。それに加えて、頭皮に直接栄養素を与える作用もあり、丈夫で抜けにくい髪を作るのにも効果があります。
またω-3脂肪酸は、老化の予防効果にも力を発揮し、関節炎などの炎症を発症する率が低いという調査結果があります。
最後に巷でよく言われているDHAによる脳力アップが期待できます。
大変大きな効果を持つω-3脂肪酸。その一種であるDHAは、脳の形成に必要不可欠な栄養素と言われています。これらを摂取することで、老化による脳の機能低下を大幅に遅らせる”という結果が明らかになっています。
こういった魚食による健康増進は無視出来ぬものがあり、1週間のうち最低1回、魚料理を食べる習慣をつけるだけでも、アルツハイマー病発症リスクを大幅に減少させることができるとされています。
そして、魚を食べると精神的安定にも直結します。これは、ω-3脂肪酸は精神を安定させる“セロトニン”と呼ばれるホルモンの分泌を促すため、ストレスやうつ状態に対しても大きな効果があります
現在では、魚のもたらす健康効果は研究が進められており、今後もさらなる期待が寄せられています。
といっても、肉食が全く体に悪いということではなく、牛肉は鉄分とビタミンB12の宝庫であり、 豚肉に関して言えば疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富です。何事も適材適所で、適度に摂取し続けるということが健康を維持し続ける秘訣ですね。
ということで、魚料理に関するコラムでしたが、如何だったでしょうか?
千葉県でいえば魚料理で魅力的な町といえば、全国の水揚げ量で1位を誇る銚子市があり、一年を通じて美味しいさばやいわし等が食べられるので、銚子にお立ち寄りの際は是非ともお越しいただければと思います。