2017.09.11
本日はホームページのギャラリーに展示する作品作りに取り組みました。
主にカラーイラストを製作する場合は、アルコールやエアブラシの噴霧が自宅では出来ないため、歩いて5分程度の場所にあるアトリエで製作します。
今まではスペースが自宅の自室しかなかったため、アトリエを購入出来てからはそういった彩色作業が非常にやりやすい環境になりました。
彩色作業で一番気になったのはシンナーの臭いだったため、アトリエの喚起設備がこれ程役に立ったことに我ながら誇らしく思います(笑)
そんなカラーイラスト作業は、時間や日数を掛けすぎると途中で飽きてしまうため、出来るなら一日や二日で済ませるようにしています。
こういった作業時間の短縮、今後の作品の質の向上に対して大いに課題となりそうです。
この作業風景が後程イラストレーターや漫画家を目指す皆様のお役に立てるよう、後程メイキングでご紹介したいと思いますので、頑張って編集して公開できるよう頑張りたいと思います!
さて、今日は24時間テレビで話題となった銚子電鉄の駅舎リフォームが、再編集されての放送となりました。
タレントのヒロミさんが本銚子駅を丸一日リフォームという、殺人的な突貫工事をスタッフや大工さん達と協力して何とか完成までこぎ着けるという中々にハードな進行状況でした。
改めて本銚子駅駅舎の状態が思いの外悪かったことが、銚子電鉄の財政難を顕著に表しているようで、千葉県民として見ていてとても複雑な気分でしたが、大正ロマン風にリフォームしてくれたヒロミさんや関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
まずは外装から取り掛かり、改めて機能性とデザイン性を併せ持った外装を製作後、コンクリートの床をタイル張りのようなデザインに見事に変えてくれました。
他にも地元の清水小学校の子供たちが製作したステンドガラスを、美しいレイアウトで駅舎内に設置してくれただけでなく、子供たちのために新たなベンチや伝声管をはじめとした数々の遊び心や気配りが私の心に響きました。
作業時間は30時間という長時間に及び、最低限の食事と休憩という中で、ほぼ不眠不休でやってくれたことに誰もが感動したと思います。
小学校の子供たちも大変喜んでくれたようで、自筆の感謝状をヒロミさんに贈呈する等のシーンはこの作業に携わった方々の心に残る出来事だったでしょう。
かつてはボロボロだった駅舎も、今では観光に来た方々が多く訪れるようになり、今後もこの素晴らしい駅舎を長く残すために、我々も暖かい心を持って大切に使っていくのだと思いました。
銚子電鉄は今もなお財政難が続いており、千葉県民として、イラストレーターとして何か役に立つことは出来ないかと常日頃から考えており、今後の解決策を何かしら導き出せたらと思います。