アオシマ VFG 完成(塗装改修済み)

 




 

発売から二ヶ月以上経過しましたが、試行錯誤の末にようやく完成。

 

プラモデルとしての出来は優秀な部類に入るのですが、如何せん塗装はビギナーには難易度が高い代物です。

 

日頃からABSパーツへの塗装や、マスキング塗装に慣れた熟練者向きといった趣きです。

 

特に主翼を始めとした各所のストライプは、塗装するにしても全体のバランスを意識して慎重に行いました。

 

加えて、細かい部分の塗装はエナメル塗料を用いますが、ABSに直塗り厳禁なため、塗る前にコーティングしてから塗る等の処置を施しています。

 

しかしながら、今考えると美少女バルキリーというセット内容で定価6,800円はかなりお得なので、塗装スキルに自信がある方には大いに魅力のある製品だと思います。

 

同価格帯の美少女プラキットだと、キャラクター本体のみで4000~6000円が相場なので。

 

製品の詳細な仕様については下記リンクからどうぞ↓

アオシマ VFG マクロスΔ VF-31J ジークフリードレビュー

 

 


少女素体


 

主に合わせ目やゲート痕処理を施し、部分的に塗装をしています。

 

特にスク水もとい、インナーは白を塗り分けることで大きくイメージが変化。

 

しかし、前述の通り全身がABSの塊なので、塗装は慎重に進めました。

膝関節は改修によって、180°近く可動可能。

 

この膝関節の改修により、女の子座りだけでなく、あらゆるポージングにおいても効果を発揮します。

 

表情パーツは特に改修は施していませんが、のっぺらフェイスは手を加えて表情を変えています。

 

デジタル編集でスタンドを消してみましたが、ちょっとした改造でも大きくイメージが変わります。

 

 

 


VF-31J ジークフリード


今回、完成まで最も時間の掛かったジークフリード。

 

特に表面のマーキングやライン、ストライプを全て塗装で再現したのが最大のアピールポイント。

 

キャノピーは縁をフラットブラックで塗装。

 

機首は複雑なマーキングでしたが、何とか塗装で再現出来ましたが、かなり難しい箇所の一つでした。

 

今回最も苦労した主翼の塗装。

 

特に主翼のストライプは、マスキング塗装で何回にも分けて、地道に塗装しました。

 

この部分はモデラーにとっては腕の見せ所です。

 

 


ガウォーク


塗り分けたことで、各形態の見栄えも大きく向上したと思います。

 

ちなみに、こちらはグリップを装着していない場合ですが、この形態でも十分自然に見えます。

 




 


ライディング状態


今回は足裏に、エフェクトパーツを取り付けられるよう改造。

 

大量に余ったSH.フィギュアーツのアイアンマンのものを流用し、真鍮線で着脱可能としています。

 

本来ならバーニアの色は設定と異なりますが、それでも違和感は感じられません。

 

脚部のフレームはガンメタルで塗装し、金属色を塗り分けるだけでメリハリが付きます。

 

 


バトロイド


バトロイド形態も、塗り分けで大きく魅力的になりました。

 

特に背面はストライプの塗装が映えるので、出来ればオススメしたいです。

 

エンジンはガンメタルで塗装し、見えない部分も金色を塗り分ける等、それとなくこだわりました。

 

差し替えパーツのフレームも、ガンメタルで塗装すると金属の硬質感を感じられますね。

 

勿論、フラットブラックでマット調の質感で塗装しても良いかと思われます。

 


【塗装レシピ】

白…成型色

赤…メタリックレッド

青…ブリリアントブルー

グレー…呉海軍工廠グレイ

黒…フラットブラック

関節部…ガンメタル

コーティング…艶消しコート(UVカット)


 

今回は成型色を出来るだけ残し、塗装は必要最小限に留めています。

 

あまりABSパーツに負担は掛けず、プラスチック成型部品のみに塗装を施しています。

 

 


アクション


 

 

 

よく見ると、翼のはめ合わせが甘く、しっかりと組み込まれていませんでした。

 

後でしっかりと接着しておきましょう。

 

敬礼時の手首があまり使い道がない……ブッチャーの地獄突きくらいしか思い浮かばない。

 

 

最後に素組みとの比較。

 

細部のディテールアップや塗装を意識するだけでも、このVFGの魅力を引き出せたと言えます。

 

文章に書くと簡単に見えますが、それが難しいのですよね。

 

ということで、「VFG ジークフリード」でした。

 

造形は見事で、製品のボリュームも申し分ないので、プラキットとしての満足度は高いです。

 

塗装は一筋縄では行かない一面もございましたが、それだけに完成した時の喜びも比例して大きくなります。

 

我々モデラーにとって、困難は技術で乗り越えることを信条としてるので、どんなプラキットでも完成まで見捨てず作り上げることを目指しましょう。

 

しかしながら、バリエーションであるアニバーサリー仕様まで仕上げる体力と精神力までは残っているとは言っていない。

 

それではみなさん。

 

楽しいホビーライフを。

 

 


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