アオシマ VFG マクロスΔ VF-31J ジークフリードレビュー

 

コトブキヤのフレームアームズガール(以下FAG)シリーズの人気が波及したのでしょうか?

 

青島文化教材社(以下アオシマ)が満を持して送り出す新シリーズ”ヴァリアブル ファイター ガールズ(VARIABLE  FIGHTER  GIRLS)”

 

略して「V.F.G」です!

 

試作公開時から、多くのユーザーから注目を浴びてきた本シリーズ。

 

その第一弾が登場したのが、『マクロスΔ』より劇中で活躍した「VF-31J ジークフリード」です。

 

VF-31Jを少女が着込むパワードスーツスタイルのギミックが最大の特徴です。

 

それでいながら、一部差し替えでファイター、ガウォーク、バトロイドの三形態への可変ギミックも備えており、遊び応えも十分です。

 

本キットは接着剤要らずのスナップフィットですので、手軽に組み立てられます。

 

加えてパーツの精度も優秀で、バンダイやコトブキヤ製品に匹敵する程に高精度なのでサクサク組めます。

 

おまけに合わせ目やゲート痕も極力目立たない設計なので、外観にも配慮している努力も垣間見えます。

 

といってもパーツ数が多いので、特段優れた処理という程でも無いのですが……

 




 


パッケージ


 

 

 

 

 


付属品一覧


パーツ数はMG並の物量。

 

組み立てで難しい箇所はありませんので、連続2時間半くらいあれば十分完成出来るかと。

 

キャノピーとフォールドクォーツはクリヤーパーツ成型。

 

素体少女には主にABS製の関節パーツが容易され、所々で球体ジョイントが採用されています。

 

シールは3枚、アイデカールは一枚付属。

 

ただ、シールは厚みが無い関係で、スク水の白は貼り付けるとスケスケ状態(意味深)となります。

 

切り込みを入れてもシールがヨレヨレになりますので、綺麗に仕上げるなら塗装は必至です。

 

それでは本体レビューです。

 

 


素体少女


VF-31Jの素体となる少女をご紹介。

 

本キット最大の魅力とも言える部分だけに、ユーザー諸氏の方の注目もこちらの方に向いておることと思われます。

 

まず組み上げた印象としては、可動や造形、組み立てやすさ等は全体的に良く出来ています。

 

構造は比較対象に挙げられるFAGシリーズに近い部分もありますが、全くの別物と感じました。

 

前述の通り、組み立て難易度が高い訳ではなく、パーツ精度に関しては何も心配はない位優秀です。

 

頭身が高いからか、FAGに比べると大人びた雰囲気です。

 

公式サイトの解説通り、柔らかなボディラインとグラマラスなプロポーションとなっておりますが、同時に少女らしいあどけなさを併せ持っています。

 

 


頭部


恐らくユーザーの方々が一番気になるであろう表情パーツですが、こちらに関しては良く出来ています。

 

アイプリントはタンポ印刷されており、綺麗に施されています。

 

瞳の瑞々しさも相まって、本プラキットの魅力の一つと言えます。

 

表情は通常時と叫び顔の二種がデフォルトで付属。

 

もう一種はのっぺらぼうですので、自由にカスタマイズ可能。

 

表情の交換はfigmaやフレームアームズガールと同じですが、前髪パーツが多い上にもみ上げも別パーツなので、交換にやや手間取る構造です。

 

髪型はロングヘアーですが、可動出来るような構造なのでポージングの妨げになるようなことはありません。

 

造形もシャープでエッジのだるさは微塵も感じさせません。

 

後ろや若干甘いですが、ガンプラコスヒロインズ程ではありませんので、概ね合格レベル。

 

 

肩は丸みのある柔らかな造形で、見た目の美しさを維持しつつも、広い可動域を誇ります。

 

引き出し関節ではなく、普通のボールジョイント接続ですので、流石にマシニーカ程の柔軟性はありません。

 

 


腕部


肘関節は二重関節ではありませんが、それでも90°以上の可動域は確保。

 

ポージングに不自由しないレベルです。

 

 


胴体


胴体はボールジョイント接続で、ダブルボールジョイントではないものの、広い可動域を持ちます。

 

おまけに可動時に不自然なラインや、関節の露出も起こさないように配慮された構造です。

 

屈んだり、反らしたりは普通です。

 

 

 


脚部


股関節は上下にスライド可動。

 

腿上げは90°が限界。

 

大腿部はロール軸で可動します。

 

膝は二重関節ですが、ふくらはぎのアーマーが干渉して90°少ししか曲がりません。

 

足首は球体ジョイント接続で、接地性が極めて高いです。

 

ただ、関節パーツ自体の強度がやや頼りないので、慎重に動かしたほうがよろしいようです。

 

 

 


アクション


可動に関しては、FAGマテリアやメガミデバイスのような凄まじい可動範囲こそありませんが、標準以上の可動域は確保しています。

 

ポージングに関しては女の子座り、寝そべり、中腰といったポージングは十分可能。

 

ポーズを取らせてもボディラインが自然なのが強みです。

 




 


VF-31J ジークフリード


形状に関してはほぼ劇中通りの造形で、特に不満な点はありません。

 

航空機関連のジャンルにかけてはユーザーからも高い評価を受けている同社だけあって、リアルなディテールや、エンジン等の内部メカの造形に関しては流石はアオシマだなと唸る部分が多々ありました。

 

機体のモールドはしっかりと彫刻され、精緻に施されているのでディテールも申し分ないです。

 

機首はスピード感溢れる鋭角的な形状です。

 

また、アンダーゲート採用でゲート痕が目立たない設計です。

 

フォールドクォーツはクリヤーパーツの他に、青く成型されたパーツも付属。

 

少女と並べて。

 

ファイター形態での全長は20cm程度。

 

ツーショットだと少女がゼントラーディ人に見えます。

 

「1/144スケール RG ガンダム」と比較しても、やや大きめのサイズです。

 

可変機構に関しては、バンダイから発売されているVFシリーズに近い構造です。

 

最大の違いは本体が3パーツにオープンゲット出来る点で、完全な差し替え変形の構造をしています。

 

それでは、変形させて頂きます。

 

まずはガウォーク形態。

関節パーツと腕部、グリップを装着し…

 

完成、ガウォーク形態!

普通にこの状態でも十分完成度が高いです。

 

肩や肘は可動しますが、脚部はほぼ固定で動きません。

 

足首は動きますが。見た目通り自由度の低い可動域です。

 

それでは少女を乗せます。

 

このガウォーク形態に関しましては、少女を乗せることを前提としている構造であるため、この形態で連動して可動することはありません。

 

しかしながら、ギミックは豊富で動かして、眺めてと楽しいです。

 

特に後ろ姿はスケベェ…

 

ここで気付いたのですが、何と右グリップを握る手首がありませんでした。

 

グリップ握り手が二つとも左という奇跡(泣)

 

右が無いので、泣く泣く平手を添えています。

 

それでもレビューに支障はありませんが、珍しい梱包ミスもあるもんですね。

 

何とか片手離しでポーズを取らせてみる。

 

う~ん、モヤモヤは解消されませんが…

 

とりあえずは可愛いので許せるっ!

 

残念ながらスタンドは付属しませんので、自前で用意して頂く必要があります。

 

魂stage等を用いれば大丈夫かと思いますが、重量に耐えられるよう関節の強化や補強は必要となるかもしれません。

 

それでは今度はバトロイドへ。

 

この形態は少女にバルキリーをそのまま装着させていきます。

 

可動域は素体の時より狭まります。

 

特に胴体はほぼ動かなくなります。

 

おまけに自慢のロングヘアーが仇となり、あちこち干渉して首の自由度も大きく低下。

 

まぁ、これは仕方ないですね。

あたかも変形したかのように見える差し替えパーツは、メカニカルなモールドが施されています。

 

露出した脚部エンジンもリアルな造形で、ポイント高いです。

 

可動域は狭まったとはいえ、四肢の自由度は広いのでカッコイイポーズは十分可能。

 

梱包ミスさえ無ければ……と思ったのもつかの間。

(可愛いから)もう許せるぞオイ!

 

叫び顔は、バトロイドに最も相応しい表情と個人的には感じます。

 

HGBF ミセス.ローエングリン子と比較。

 

バトロイド形態のサイズは、標準的なMGより一回り小ぶり。

 

しかし、巨大な主翼のおかげでボリューム不足は感じさせません。

 

ということで、アオシマ VFG ジークフリードレビューでした。

 

アオシマの美少女プラキット第一弾でしたが、想像以上に完成度が高い製品でした。

 

プラモデルとしては、造形、可動、パーツ精度、組み立て工程は高次元にまとめられており、優秀なプラキットと言えます。

 

反面、シールの使い勝手がややイマイチで、曲面に追従出来ず、色も透けるなど欠点もありました。

 

色分けも頑張ってはいますが、設定通りのカラーを再現するには、やや難易度が高いです。

 

これなら、価格が少し高騰しても一部塗装済みの方が、初心者や素組み派には嬉しい仕様かもしれません。

 

といっても、FAGでも第一弾の轟雷に改善点が全く無かった訳ではありませんでしたし、この完成度ならば第二弾以降も十分期待を持てると言えます。

 

何事もチャレンジすることに意義がありますからね。

 

最後の詰めが若干甘かった感じは致しますが、何だかんだ言ってこのVFGは個人的には評価高いです。

 

それに、塗装すればここまで見た目が激変します。

ビギナーには流石に難易度が高いですが、レベルアップと思ってチャレンジして頂ければと思います。

 

下記リンクでは、VFGの改修と強化を行う記事にジャンプしますので、よろしければご覧ください↓

アオシマ VFG 改修工作

アオシマ VFG 塗装

アオシマ VFG 完成(塗装改修済み)

 

追記.

 

早くもバリエーションキットの発売が決定しました!

アオシマ VFG バリエーション発売決定

アオシマ VFGシリーズ「VFG VF31-A カイロス」ラインナップ

 

それではみなさん。

 

楽しいホビーライフを。

 

 


オススメ記事


アオシマ V.F.G. マクロスΔ VF-31A カイロス レビュー

アオシマ ゴジラ×メカゴジラ MFS-3 3式機龍 レビュー

グッドスマイルカンパニー MODEROID エリアル レビュー

グッドスマイルカンパニー チトセリウム プラチナム(プロトタイプ) レビュー

コトブキヤ フレームアームズ・ガール 轟雷改 Ver.2 レビュー

コトブキヤ フレームミュージック・ガール 初音ミク レビュー

バンダイ HGBD モビルドールサラ レビュー

バンダイ Figure-riseLABO (フィギュアライズラボ) ホシノ・フミナ レビュー

 

 


関連商品



青島文化教材社 VFG マクロスデルタ VF-31J ジークフリード Ver.1.3 全高約155mm 色分け済みプラモデル MC-04


青島文化教材社 VFG マクロスデルタ VF-31J ジークフリート 35周年アニバーサリー 全高約155mm 色分け済みプラモデル MC-02


青島文化教材社 VFG マクロスデルタ VF-31A カイロス 全高約155mm 色分け済みプラモデル MC-03


マクロスデルタ VF-31J スーパージークフリード (ハヤテ・インメルマン機) 1/72スケール プラモデル


マクロスデルタ VF-31J ジークフリード (ハヤテ・インメルマン機)対応スーパーパック 1/72スケール プラモデル


DX超合金 マクロスデルタ VF-31Sジークフリード(アラド・メルダース機) 約260mm ダイキャスト&ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

 


DX超合金 マクロスプラス YF-19 フルセットパック 約250mm ダイキャスト&ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

 





返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です