コトブキヤ メガミデバイス 朱羅 忍者 レビュー


 

今回は「メガミデバイス」でも屈指の人気を誇る「朱羅 忍者」をご紹介。

 

この度はめでたく再生産となり、これで一時的な供給不足が解消されることでしょう。

 

それでは早速レビューへと参りましょう。

 

 


パッケージ


パッケージはブラックを基調とした、艶やかながらも品のある趣。

 

イラスト部分は特殊加工によって、光を反射する仕様。

 

 


付属品一覧


Contents

パーツ数量はメガミデバイスとしては標準的。

 

完成は目安として約2時間半程度。

 

キットには水転写デカールが一枚付属し、瞳を始めとした豊富なマーキングが用意されています。

 

これなくして、「朱羅 忍者」の魅力は半減するといっても過言ではありません。

 

フェイスパーツは全三種付属し、製品段階でも高い品質を保持。

 

彩色済みパーツは腰部、髪留め部分に採用。

 

その他、公式サイトで掲載されているWEBコミック「ウルトラ寿メガミクス」が冊子として付属。

 

第一話~第十九話まで収録されており、元々人気のキットを品薄にさせている原因の一つとも言える豪華付録。

 

ちなみ作者は、「ヒブソウシンキ」でお馴染みのからしいち兄貴

 

 


朱羅 忍者


メガミデバイスでは初の和装タイプ。

 

別売の朱羅 弓兵とは姉妹機となり、両者を揃えることで装備を共有することが可能。

 

素体そのものはマシニーカをベースとした構造を採用しており、極めて高い可動域と柔軟性を両立。

 

造形に関しても非の打ち所が無く、オプションも充実しているので、プレイバリューの面でも優れています。

 

 


頭部


フェイスはNiDy-2D先生のデザインを精悍な表情で立体化。

 

瞳やチークもタンポ印刷で処理済みで、精度や品質に関しても何の心配は入りません。

 

短めなツインテールがチャームポイントの頭部。

 

髪の毛自体も複数のパーツの集合体で、エッジもシャープで造形は大変良好。

 

加えて様々なパーツが配置され、色分け等もコトブキヤならではの細かな分割。

 

ツインテール部分は可動式で、ボールジョイント球体ジョイントの選択式。

 

見た目重視ならボールジョイント、可動重視なら球体ジョイントと使い分けることを推奨。

 

フェイスパーツは計三種付属し、通常顔、照れ顔、マスク顔が付属。

 

照れ顔。

 

歯を食いしばった表情で、普通に使えば勇ましい戦闘シーンを再現可能。

 

マスク顔。

 

忍者らしさを演出するマスクは別パーツ。

 

視線は右側固定ながら、ポージング時はディスプレイフィギュアさながらの雰囲気を堪能出来ます。

 

首は多重関節により、非常に可動域が広いのが特徴。

 

加えて可動を阻害するものも存在しないため、上下左右にフレキシブルに可動。

 

首関節基部が大きく動くので、人体を思わせる柔軟な動きも可能。

 

左右にも大きく動くため、首を傾げることも可能ですが、傾け過ぎるとホラー状態に。

 

 


肩部


肩は複数のパーツで構成され、肩甲骨が可動する画期的な構造。

 

全体的に自由度も高く、腕を水平以上に上げることも可能。

 

肩甲骨部分の可動によって、非常に高い自由度を発揮。

 

しかしながら、分解しやすい部位でもあるため、合わせ目処理と併せて固定してしまった方が無難。

 

肩関節基部はボールジョイント接続で、取り外しも可能でメンテナンス性にも優秀。

 

 


腕部


非武装状態では、FAGマテリアに近いパーツ構成。

 

腕のラインも自然に表現。

 

肘は二重関節ではないものの、90°以上は可動し、標準以上の可動範囲を誇ります。

 

上腕はロール可動。

 

手首は球体ジョイント関節で、可動域は広いものの、ハンドパーツの収まりがやや悪く、外れやすいのが欠点。

 

非武装状態のハンドパーツはPVC製で、全5種類が付属。

 

手の甲や指の造形も秀逸。

 

 


胴体


妖艶さと同時に、ボディラインの美しさが特に際立つ胴体。

 

各部造形や立体表現に関しても抜群の完成度で、可動域の広さと相まってキットの魅力とも言える重要区画。

 

胴体はボールジョイントと軸関節を併用。

 

ボールジョイント部は左右への捻り、傾き、前後への可動等が可能。

 

下腹部にも可動軸があり、通常では不可能な前屈等も朝飯前。

 

ただ、関節が剥き出しとなる部分もあるため、目に付くユーザーは何かしら対策も必要。

 

背筋を伸ばすことも十分可能。

 

サイドアーマーは可動式で、股関節の動きを制限しない方式。

 

 


下半身


脚部は脚線美を絶妙なラインで造形化。

 

可動部が特に多いので、ポージングに際しても絶大な効果を発揮。

 

大腿部はロール可動し、肉感的に造形。

 

股関節は軸関節により高い自由度を発揮。

 

腰周りのパーツも可動に干渉しない構造。

 

膝は二重関節により、180°近い可動を実装。

 

足首関節は軸関節。

 

前後左右への接地性は良好。

 

つま先を伸ばすポーズも可能で、ポージング時に足のラインが崩れないのが強み。

 

つま先部分は可動し、より躍動的な動きを演出。

 

立膝も十分出来る柔軟性を誇り、全体的に見ても可動性能は極めて優秀。

 

 


オプション


今までのシリーズ同様、コンパチ仕様のオプションが豊富に付属。

 

武装状態のハンドパーツはボールジョイント接続で、FAG轟雷に採用されていたのと同タイプ。

 

武装状態は、腕部を始めとした各種パーツを差し換えて再現。

 

 

頭部は武装状態のものに差し替え、ツインテールとフェイスパーツを移植。

 

胸部を差し替え、マフラーを首周りに装着。

 

腕部を差し替え。

 

腰周りは、キットで一番面倒な組み換え。

 

まずは分解し、白黒のパーツに組み換え。

 

組み換え後、腰部にリボンパーツを装着。

 

脚部を差し替えて完成。

 

 

 


武装状態


装備の差し替えにより、より力強いプロポーションへ。

 

カラーリングも、真紅を基調としたカラフルな色彩となり、よりヒーロー然とした鮮烈なイメージ。

 

各部にはハードポイントが備わっており、装備を好みの位置に装着可能。

 

後頭部にヘッドギアが装備され、より戦闘的な姿へ移行。

 

マフラーは軸関節可動で、細かな表情付けが可能ですが、強度面で若干の不安要素あり。

 

加えて分解しやすいので、接着推奨。

 

胴体は素肌の露出が減少しつつも、強調されたボディラインで忍び装束らしさを強調。

 

脚部は腕部同様大胆に差し替えられ、よりメカニカルな雰囲気へ。

 

大腿部アーマーにより、全体的にグラマラスなプロポーションへ変化。

 

リボン(?)部分は別パーツ。

 

裏側は思いの外ディテールのアッサリしたデザイン。

 

つま先を始めとした部分も、シャープな造形で処理されており、色分けも細かく、見栄えも良好。

 

肘部分は非武装状態と変わらぬ可動範囲を維持。

 

手首パーツは分解しやすいので、仮組みでも接着推奨。

 

膝は二重関節膝アーマーは独立可動

 

可動域は依然として広く、ダイナミックなアクションも思いのまま。

 

ここからさらに武装を上乗せして完全武装状態へ。

 

両腕にカタール、大腿部にクナイを装着。

 

腰部には忍者刀を装備。

 

 


完全武装状態


多彩な装備を全身に配した影響で、より攻撃的なフォルムへ。

 

ハードポイントは各部に配置されており、お好みのポジションに取り付け自由。

 

カタールは刃が取り外し可能で、付属のグリップを介して保持も出来ます。

 

忍者刀は腰部に装備可能で、その上からディスプレイスタンドのジョイントを介して固定可能。

 

3mmジョイントを介せば、如何なる他者製品も装備可能。

 

 


アクション


雲黒斎の野望は無条件に草が生えるから止めろ。

 

カクレンジャーの大いなる力(大嘘)

 

最後はこのカットばっかりだな……気に入ってんなぁ、おい。

 

ということで、「メガミデバイス  朱羅 忍者」でした。

 

メガミデバイスシリーズでも屈指の人気キットということで、長らく品薄状態が続いていたものの、晴れて再生産の運びとなりました。

 

キットの完成度は非常に高く、高度な造形や優れた可動域を両立しているのも魅力。

 

キットとしては高いパーツ精度のおかげで、組み立ても比較的楽な部類なので、そういった意味でもビギナーにも扱いやすい反面、繊細な造形なので雑に扱うと破損しやすい一面も持ち合わせているのでご注意を。

 

シリーズ伝統のコンパチ仕様による差し替えギミックも健在で、一粒で二度美味しい製品内容。

 

拡張性の面でも大きなポテンシャルを秘めており、特に姉妹機である「朱羅 弓兵」と併せてさらなる強化形態を再現可能と、プレイバリューにも優れています。

 

「メガミデバイス 朱羅 弓兵」の詳細に関しては下記リンクよりどうぞ↓

コトブキヤ メガミデバイス 朱羅 弓兵 レビュー

 

【侍モード】の詳細に関しては下記リンクよりどうぞ↓

コトブキヤ メガミデバイス 朱羅 【侍モード編】レビュー

 

さらにその人気故、カラーバリエーションの面でも群を抜いており、後発のキットにはマイナーチェンジが施されている等、揃えれば揃える程楽しめるという悪循環を生み出す元凶とも言えます。

 

加えて、専用の改造パーツもメーカーから販売されているので、よりキットの魅力を引き出したいユーザーにオススメしたいものの、カラーレジンキットという特性上、ガレージキット初心者にはあまりオススメ出来ません。

 

改造パーツセットの詳細に関しては、下記リンクよりどうぞ↓

メガミデバイス 改造パーツセット005 朱羅用(忍者) レビュー

 

それではみなさん。

 

楽しいホビーライフを。

 

 

 


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4件のコメント

  1. 私も購入しました(当たり前だよなぁ!?)

    やっぱブキヤさんの…おっぱいを…最高やな!

    どっちかと言うと尻派なんですが、エーデルワイスを積んでランサーまで予約したので、やっぱおっぱいも好きなんすねぇ!(えぇ…)

    一郎さんはポージングが上手いので見た人が絶対買ってしまう可能性が微レ存。

    カイロス?えぇとそれは・・・(笑)
    結局、全塗装しているので色々実験台になっています(時間が足んねぇな)

    1. MIR様

      コメントありがとうございます♪

      お、そうだな!(賛同)

      朱羅姉妹そのものがけしからん上に、公式の改造パーツもスケベェ…… 。

      弓兵と改造パーツも注文したから、見とけよみとけよ~OK? OK牧場?

      ランサー即予約とかMIR兄貴積みスギィ!

      かくゆう私も確実に積み(罪)を重ねておりますので、お互いに†悔い改めて†

      写真へのコメントもありがとナス♪

      ポージングで魅せても、画像編集による捏造はNG

      カイロスは私も細々と改修しては放置、改修しては放置……塗装は頑張って仕上げましょうぜぇ!

      でも放棄はやめちくり~(懇願)

  2. はじめましてです。

    いつも拝見させて頂いてます。

    朱羅シリーズはカッコかわいいから好きです!

    ツバサマルと合体出来るんですね!

    どうやったら合体出来ますか!?

    1. まん平様

      コメントありがとうございます♪

      どことなく、ヒーローらしさを兼ね備えているのが魅力的ですね!

      いかなる他社製品も、3mmジョイントさえあれば簡単に合体出来ます。

      今回はランナータグを切り取って、それを介して接続させていますので、どうぞお試しください。

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